第四話
更新遅くなってすいません。更に今回短いので重ねてすいません。
眼が覚めたらベットの上でした、それもメチャクチャ高そうな
フワフワのベットで、何がどうなってるのか良く分からないけど
とりあえずテンプレって事で
「知らない天井だ」
さて、お決まりの一言を呟いてみたがここ何処なんだろうか?
確か自分は「猿でも出来る魔法の基本」って粗悪品に
文句を言って気絶したと思ったんだけど。
「むぅ・・・普通に考えると俺が気絶した後に誰かが気付いて
ここまで運んでくれたのかな?」
とりあえず体をおこして運んでくれた人を探さなくちゃ、
体を起こしてベットから降りようとしてみるが
「おとと、何か力が入らないな・・・」
おかしいな、上手く力が入らない。
「よし、ここは一気に力を入れて・・・ふっ!っとおおおおおぉぉぉお!?」
ズテーンなんて効果音が似あいそうな転び方をする。
「いってぇぇぇぇ、これタンコブとか出来てないよな」
頭に手をやってみるが、よしタンコブは出来ていないな。
それにしても立とうとするだけで転ぶなんて如何したんだ?
こんなに非力だった覚えは無いんだけど。
う~ん「トントン」、お?今トントンって
ガチャ
「はいりますよー・・・」
そう言って入ってきた女の人は俺を見て固まった。そして、
「ご、ご主人様あぁぁぁ!起きましたよおぉぉぉぉぉぉ!!!」
そのまま向きを180度回転させ走って行ってしまった。
何だろう、確かに部屋に入ったら床に人が転んでる
何て驚くだろうけどそこまで驚かれるとショックだ。
「俺、どうすればいいんだろ」
───────────────────────────10分後
「先程はすみませんでした。貴女が起きていれば
真っ先に言えとご主人様に言われておりましたので」
あれから女の人はまた戻ってきてロクに動けない俺を
ベットの上に寝かしてくれた後、何が何だか分かってない
俺に謝ってきた。
「いや、気にしてないんで大丈夫です」
「そう言って貰えると助かります。え~っととりあえず自己紹介から
ですよね。私の名前はキュアネって言います。ここ、タナルガ様の
お屋敷でメイドとして働かせて貰っています」
女の人のはキュアネさんと言うらしい、何か元気いっぱい!!
って感じの人だしかも可愛いいと来た。こんな人をメイド
にしているタナルガさんとやらが羨ましい、いやマジで。
「あれ?タナルガってもしかしてタナルガ・デュオスって人ですか?」
「そうですよ?それにしてもご主人様の事知ってるんですか?」
キュアネさんにもしかして、と思って聞いた事は当たっていた。
どうやら俺はこの体を作った人に気絶していた所を助けてもらったようだ。
「いえ、俺が居た所にデュオスさんの研究日誌があったんで」
「なるほど・・・ご主人様の研究日誌を読んだって事は
自分がどう言う物か分かっていますか?」
「え~っと、俺の勘違いじゃなければゴーレムなんですよね」
「はい、そうです。貴女は魂を持った世界で唯一人のゴーレムですよ。
一応自分のことは分かっている様で安心しました。いやー自我が目覚めた
のは良いんですが、もし赤ちゃんの精神とかだったら如何しようかなー
とか思ってたんですよ。・・ん、少し話しすぎちゃったかな。
すいません私も一応仕事があるので今日はこのぐらいで、貴女もまだ
目覚めたばっかりで疲れているでしょう、ゆっくり休んでください。
あ、それと女の子なんだから「俺」なんて使っちゃダメですよ。それじゃあ失礼します」
・・・・行っちゃった、まだ色々聞きたい事もあったんだけど
仕事があるならしょうがないか、それにしてもキュアネさん
自我が目覚めたばっかとか言ってたけど、俺もう精神的には
社会人なんだよね。研究日誌では既に出来ている魂をナンチャラ
カンチャラって書いてあったからもう普通に生活している
俺の魂をこの体に入れたって事だと思ってたんだけど予定では
違ったのかな?まあ考えても仕方ない。キュアネさんの言葉に甘えて
休む事にしよう。正直もう眠くて眠くて仕方なかったんだ。
だからもう寝ることにする。おやすみなさい
どうもハスアです。
最近少し時間が取れなくてなかなか話を書けません。
一応短いですが形になったので投稿しました。
とりあえず一週間に一回の投稿ペースを目指す事にします。
今回の解説は次回の本文で多分解説します。
出来なかったらすいません。
感想評価等お待ちしてますのでお気軽にどうぞ。
それでは短いですがまた次回お会いしましょう