第一話
第二話とは書き方が違いすぎたので修正しました。
あまりにも何々だ、とかの文が多かったです。
やっぱり徹夜明けのテンションの勢いで書いたりするんじゃなかった。
恥ずかしい
我輩は幼女である、名前はまだ無い。
・・・・・・・・・こんな事をしている場合じゃあない。
どうやら相当頭が混乱しているらしい、まぁ自分の事ながら無理は無いと思う
だって朝起きたと思ったら幼女になっているんだぜ?いや自分でも分け分からん
事を言っていると思ってるけど。これは揺ぎ無い事実なんだ、
実際に自分の体を見てみると
平坦な胸、
120cm程しかない身長、
目覚める前は短くしていたはずの腰辺りまで伸びた髪、
そして何よりアレが無いんだ、そう男が男である為に絶対に必要な物が無いんだ、
あぁ息子よ何時まで経っても使う機会が訪れない主人に対し遂に愛想を付かして
いなくなってしまったのか、そしてその息子の変わりの様にある、言うならば
娘か?はじめまして、こんにちは今日から一緒にすごす事になる主人です。
・・・・とりあえずここまで確認しておいて一言
「何じゃこりゃああああああああぁぁぁぁぁ!!!」
はぁ・・はぁ・・叫んだら少し落ち着いてきた。
「それにしてもこれはどういう事だ?目覚めたら幼女でした何て冗談じゃないぞ」
何しろ俺は昨夜寝るまでは平凡なサラリーマンでしか無かったんだから、
学生時代から特に何をするでもなく普通に過ごしていたし、平凡な毎日に何か
変化は求めていたが自分から何をするでもなく、ちょっと気になる同僚はいたけど
せいぜい出勤時に挨拶する程度自分から話しかける勇気なんて無かったし、
毎日変わらない日常に退屈しネットの二次創作からオリジナルSSまで読み漁って
暇を潰す。
そんな日常を送っていた俺が幼女になっているなんてトンデモ現象を
味わっているなんて到底信じられないだろ。・・・とわ言え何時までもここで呆けている訳にも
いかないしとりあえず周りの探索を開始するか。
目覚めたばかりの時は混乱していて周りの事まで気付かなかったけどここは
どうやら何かの研究室?らしい、ただ研究室と言っても病気に対する新薬や珍しい
生物とか未だ良く分からない動物を調べている研究室とかとは全く違うっぽい。
いや研究室と言うよりもおとぎ話に出てくる魔法使いの部屋を想像
してもらった方が分かりやすいと思う、まず部屋の壁が石作りで出来ていて、
部屋の右側には本棚が置いてたありびっしりと本が閉まってある。左側には試験管や
フラスコ等があってその中には様々な色をした液体が入っている。そして部屋の中心
ようは俺がいた場所には赤い何かで魔方陣が描かれている。
恐らくここでこの部屋の主が何かをして、結果的に俺が
幼女になってここにいると言う状態になったんだろう。
ここの主故意に俺を幼女にしたのか、あるいは何か間違えて
こうなってしまったかは分からないが、おそらくその何かとは
魔法的な物だろうと思う。自分でもバカな考えだと思うが
実際に自分が幼女になってしまっているのでそう思うしかない、
もしかしたら現代科学が俺を幼女にしてしまう、と言う技術を
すでに持っているかもしれないが科学だとしたら魔方陣なんぞ
書いていないだろう。それにもしそれを科学と呼ぶならばそれは俺に
とって魔法だ。そっちの方がSSなどを読み漁った俺には理解
できるので原因が分かるまではそう言う事にしておこう。
それにしてもなぜ俺なんかを幼女にしたかったのか分からない。
何故ならこの部屋の持ち主がいないのだから・・・・そういないんだよ
本来ならここにいるはずのが持ち主居ないのだ。つまりそれは俺がなぜ幼女なんかに成って
こんな場所にいるのかを説明してくれる人がいない。
それは正直困る、だって相手が故意に幼女にしたのかまた間違えて幼女にしてしまったのか、
どちらにしてもこの場に一人で置いておかれるのは困る以外の何でも無い。
だってここには本来部屋ならば必ずあるべき物、そう
扉が無いんだよ。
「・・・・・どうしよ」
本当に如何しようか、この部屋に扉がないって事はここから出る事が
出来ないという事でしょ?それはつまり餓死フラグだよね。この部屋
本と不気味な試験管たちは置いてあるんだけど食料になるような物は
何処にも置いてないし。人間何かを食べて栄養を取らなければ死んで
しまうって事はみんな知ってるよね?そんでもって俺は扉が無い部屋に
いて、尚且つ食料がないと言う状態にいるんだよ。扉が無いって事は
この部屋から出る手段が無いというで。そして食料が無いという事は
物を食べる事が出来ないという事であって。
簡単に言うとこのままだと死ぬんだよね俺。
「まずい、それはまずいぞ」
幾らなんでも眼が覚めたら幼女になっていてそしてそのまま部屋から
出れずに餓死しましたなんて悲惨すぎるだろ。とりあえずこの部屋に
隠し扉か何か外に出られる仕掛けが無いか探してみよう。
ぺた、ぺた、そんな音を立てながら小さくなってしまった手
で壁を触って調べている。正直ため息が出てしまう、考えても
見て欲しい大人の男が行き成り幼女になってしまったんだ
身長も小さくなった為目線も低いし、力も弱くなっているし。
何よりもう自分息子に会えないんだ。
「一度で良いから使ってやりたかった・・・・ん?」
今気付いたがなぜ服を脱がずに息子の有無が分かったんだ?答えは簡単服を
着て居なかったのだ。我ながら今まで裸で行動していたなんて恥ずかしい、
とは言え周りに自分が着れる様な服は無いので掛かっていたローブで我慢しよう。
多分人の物であろうローブだけど他には何もないから仕方ないよね。
「よし、とりあえずはこれで。寒さも感じられないが流石に真っ裸で居るのはな」
そうして改めて部屋を見渡す。そこでまた疑問に感じる事がある、
明かりである。ぱっと見電球のようだがどうも違う用だ、
それに部屋を見渡した時電球に電源を入れるスイッチが見当たらなかったし、
紐が垂れているわけでもないやはり魔法的な何かなのだろうか?
謎の明かりに興味は尽きないが今はそれを確かめる術が無いので諦める事にする。
「それにしても本当にこの部屋には出口が無いのか?」
アレから1時間ほど部屋中を探しまくったが隠し扉はおろか
隙間ひとつも見当たらない。おかしい、ここまで探しても何も
見つからないなんて部屋の主はどうやって出入りしていたのだろうか?
「ああ、くそっ!!これじゃあ本当に餓死しておしまいじゃないか!!
なんで俺がこんな所で幼女のまま死なないといけないんだ!!せめて幼女のままで
も良いから生かしてくれよ!!畜生!元々神様なんて信じていないけど居るとしたら
うらんでやるからなぁ!!覚悟しておけ!俺の恨みは半端無いぞ、そりゃもう
アレがああなったり、これがこうなったりして・・・と、とにかく凄いんだからな!!」
とりあえず叫びたいだけ叫んだらちょっとは落ち着いた、
今更神に対して文句を言ってもしょうがない、とにかくやれるだけの
事はやったんだ。あとはここの主が現れるのを願って
たった今文句を言った神に祈るぐらいだった。
始めまして作者のハスアと申します。
まず最初にこの小説を読んでいただきありがとうございます。
なにぶん文章を書くのが久しぶりな為おかしな所、読みにくい所
あると思います。そういうところが見つかりましたら、ご忠告ください。
では第一話の説明に移りたいと思います。
まずこの主人公は男です。(いや幼女化してので既に女ですが(笑))
性格的はなっちゃった物はしょうがない、と言う性格です。今回は
幼女化に対して文句言ってますがこれは幼女化と言うのが大きすぎるからです。
そのほか幼女化などと言うよっぽどの事が無い限り流してしまいす。
次に主人公の幼女化と部屋の主について、幼女化については
主人公の考えが当たっています。用は魔法で幼女に憑依して
幼女化してしまった、と言う事です。そして部屋の主が
その魔法を行った張本人です、なぜ居ないかはおいおい
作中で説明できると思います。
また主人公の台詞が少ないのは会話をするキャラが居ないからです。
これから先まだ主人公は人と出会う事は無いのでもうちょっと
だけ台詞少な目、説明多めの文章になると思いますがどうぞよろしくお願いします。
感想、評価等お待ちしていますのでしてもらうと作者が喜びます。