表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
閑さや 土手に染み入る 割れせんべえ  作者:


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/9

ひとつめの足音

ああ、今日も疲れた。

小田 智子、31歳。なんとか高校を卒業して働き始めて、13年か。やりたいことがあったわけじゃないけど、もう少しだけ楽に生きたかった。

「あの子は元気かな。」

なんだかんだ毎日考えてしまう。忘れるつもりだったのに。あの時の選択は正しかったのだろうか。わからない。

缶ビールの蓋を開いて考える。あの子は幸せだろうか。苦しい人生を歩んでいなければいいんだけれど。私には知る由もない。悲しいことだ。

猫でも飼おうかな。いや、そんな余裕はないし、第一自分に生き物を飼う資格はない。人間だろうと、猫だろうと同じ。そんなことないと言ってくれる人も大勢いるだろうし、自分でなければ迷わずいいよと言うだろう。でも、自分にはそうはいかない。。


今日はもう布団に入ろう。そんなことしたってどうせ眠れないけど。布団の中が一番考えが湧き出て止まらないまである。

私は最低だ。無責任で、考えがなくて、弱くて、、、自分の悪いところなんていくらでも思い浮かぶ。自分のことを責めたって無駄で、そんなことより将来を考えるべきなのかもしれない。


だけど、やっぱり私にそんな資格はないから。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ