第55話 第一章キャラまとめ
今回はおまけです。
一章の主要な登場人物の簡単なまとめとなってます。
これを踏まえてもう一回読んでもらったら、面白かったり、別に面白くなかったりするかもしれません。
いやいや、話の中にもっと人おったやんって思う人もいるかもしれません。
あくまで、二章以降も登場の機会があるだろうなって人たちを、作者がピックアップしております。
これに関しては各章の区切りごとにやろうと考えてました、作者のやる気が燃え尽きなければ。二章の登場人物のまとめ考えてる時点で挫折しそうです。人が多くて。でもこればっかりはある意味致し方ないと思うんですよね。何故なら世界って沢山人がいるんですよ。私の世界は五秒前じゃなくてもっと前から存在している、沢山の人の歴史の上に成り立っている……そういう意識で書いているので。上手くそれを文に落とし込めるように頑張る所存です。
別にキャラ解説なんてどうでもええ!ワテは話だけ見たいねん、という人は読み飛ばして、次回を楽しみに待っていてくださると、それはそれで嬉しいです。
主要な登場人物の振り返り。
ルーチェ
・14歳の女の子。地球の日本から来た転生者。ユニーク魔法《絆の光》の使い手であり、魔法使い兼テイマー。現時点で使えるのは光、影、水の三属性。
薄い茶髪を髪の分け目で分け、毛先の部分だけを結んでいるお下げヘア。桜色の瞳。
基本的に素直ないい子で、人に好かれやすい。
……なぜかおじさんに可愛がられやすい。
リヒト
・《絆の光》から生まれた精霊。光魔法の適性がある。
ピンク色の髪に、黒い燕尾服を纏った青年の姿をしている。自然発生で生まれた訳ではなく神によって創られた精霊である。基本はルーチェのナビゲーターや解説の役割を担っている。《絆の光》のみだが、ルーチェから権限を一時的に移し、リヒト自身がそれを行使することが可能。
キール・ランゼルフォード
・セシ騎士団所属。19歳。ランゼルフォード公爵家の長男。風魔法と槍術の使い手。
品行方正な優男。普段は誰に対しても敬語だが、親友のテオにだけはタメ口になる。テオとは親友で良き相棒。出会った当初テオのことは「やたら突っかかって噛み付いてくる人、あとズバズバ言い過ぎ」とか思っていた。
テオ・ランドール
・セシ騎士団所属。18歳。水流剣の使い手。
物事の判断が早く、誰に対しても基本タメ口。ちょっとギャルみがあるキャラだと、作者は個人的に思っている。
キールとは親友で良き相棒。出会った当初キールのことを「金持ちのコネで騎士団に入ったボンボン、いけ好かないやつ」と思っていた。
ぷるる
・ルーチェの契約した水色のスライム。水魔法の適性がある。性別不明。
《意思疎通》の時は子供のようなしゃべり方。小さなスライムだったが、ルーチェの想いに応えてビッグスライムへと進化した。主であるルーチェが大好き。ルーチェの気分次第では、危うくみずまんじゅうと名付けられるところだった。スライムなので基本的に何でも食べる。触ると冷たくて、もちもちぷるぷるしている。
ノクス
・ルーチェの契約した影狼。影魔法の適性がある。オス。
《意思疎通》ではカタコトの話し方。群れを離れて森で一匹で暮らしていた。今はルーチェの影の中が一番のお気に入り。主であるルーチェが大好きで、守るべき存在だと思っている。好物は干し肉。ルーチェに貰ったスカーフがお気に入り、さらにかっこよくなったって思ってる。
エドガー
・セシ騎士団の騎士団長。45歳。
ルーチェが街に来て最初に話した人物。身分証の発行からギルドへの案内をしてくれた。書類仕事より体を動かす方が好き、たまに仕事をサボってバークスに怒られている。騎士団の指揮官としては優秀。
バークス
・セシ騎士団副団長。41歳。
作者の記憶が正しければ一章唯一のメガネキャラ。基本的には温和だが、怒らせると怖い。主に詰所の奥に籠って書類仕事をやっている。たまに仕事をサボっているエドガーをギタギタに締めている姿が目撃される。
ザバラン
・冒険者ギルド、セシ支部のギルドマスター。43歳。
ツルピカの頭部を持っている。地魔法の使い手。最近被害報告が増えてきて忙しい。よく頭のことをエドガーにイジられている。エドガーとは昔馴染み。
ニナ
・ギルドの受付嬢。26歳。
ルーチェが冒険者登録をする際に色々説明してくれたお姉さん。ルーチェがギルドに来た際の担当さんでもある。12歳も下のルーチェが心配でしょうがない。
ラルクとハルクのマッチョ兄弟を「似た者変態兄弟」と罵倒したことがある。
マイヤ
・ギルドの受付嬢。22歳。ニナの後輩。
ニナがいない時に依頼の受注を担当してくれた人。マイペース。たまに語尾が伸びる。
ラルク
・ギルドの解体カウンターで働くオレンジ髪のマッチョのお兄さん。35歳。ハルクの兄。元冒険者で、ハルクと組んでいた。
魔物の素材に興奮する特殊性癖を持ってる。彼女なし。だが、受付嬢ニナとは仕事終わりにたまにお酒を飲んでいるとかいないとか。
ハルク
・セシの街の武器屋を営む緑髪のマッチョお兄さん。32歳。ラルクの弟。元冒険者で、ラルクと組んでいた。
鉱石に興奮する特殊性癖を持ってる。多分ラルクよりも彼女ができないことを憂いている。ルーチェのことが気に入っていてナイフとお守りをくれた。ルーチェがいない間に色々作ったことをラルクからニナにバラされ、ロリコンと罵られて更に凹む。彼が精神的に成熟するのはきっともう少し先の話。
セルジオ・ノヴァール
・ノヴァール伯爵領の領主。51歳。現時点で作中にそれらしい描写はないが、実は剣を扱える。セシの街から少し離れた湖の近くに屋敷を持つ。娘セレナの猪突猛進ぶりに頭を悩ませていたが、最近大人しいことに逆に悩まされている。
エリュール・クレマンティス
・ノヴァール伯爵の秘書。232歳。エルフ族。伯爵に助けられた過去を持ち、恩を返す為に秘書として働いている。スーツが良く似合う美人。基本的にクールで表情変化が少ないが、たまに笑う。人の感情や善悪を色で判別できる。実は元冒険者で、単独で魔物の群れを殲滅できる程度の強さは持ち合わせている。
セレナ・ノヴァール
・ノヴァール伯爵の一人娘。18歳。幼い頃からずっとキールに想いを寄せ、婚約したいと懇願していた。高飛車な性格。貴族であり伯爵令嬢である自分こそがキールの結婚相手に相応しいと思っていたが、キール本人の気持ちはあまり見えていなかった様子。今は大人しくしている。
モーラ
・セシの門前宿《金の雛鳥亭》の女将。46歳。元は冒険者で女剣士だった。結婚を機に旦那さんと宿屋を開業。昔はスマートだったが、結婚してから徐々に恰幅が良くなった。
ちなみに口数の少ない旦那さんは魔法使いだったらしい。
レイヴァ
・異世界レーヴスの唯一神であり、転生を司る神様。性別不明。ルーチェに《絆の光》や恩恵を与えてくれた。口ぶりから察するに、前にも転生者をレーヴスに送ったようだ。
ここまで読んでくださりありがとうございます!
正直、最初は2、3人くらいにしか読んでもらえないんじゃないかと不安でした。なにせ初投稿なもので……。でも、こんなにたくさんの方に見ていただけて、本当に嬉しいです。
二章からは新しい登場人物も増えて、ルーチェの世界がさらに広がっていきます。ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです!