表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
配信の片隅で無双していた謎の大剣豪、最終奥義レベルを連発する美少女だと話題に  作者: 菊池 快晴@書籍化決定


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

27/37

第27話 椿姫伊織帆乃佳小倉水着

 “大剣豪と伊織が予約配信!?”

 “受注任務、それも協専で!?”

 “一体何が起こるんだ”

 “いやダンジョン配信だろw”

 “もうすぐっぽい。未入場ダンジョンってことかな。マジでワクワクする”

 “流石に強すぎたもんな。協会も放っておかなかったか”

 “情報通いわく、この前の無許可無双の補填じゃないかって”

 “あー。ありえそうだな。あの会長ならそれぐらいは盾にしそう”

 “アルメリアたんは怖いからなあ。くっそ美人だから許す”

 “最近表舞台にめっきり出てこなくなったね。全盛期時代に配信があったらきっとナンバーワンだっただろうな”

 “会長って現役探索者でも敵わないって聞いた事あるけど、ほんとうなん?”

 “大剣豪より?”

 “実績が凄すぎる。未到達ダンジョンをソロで10個は制覇してるし、世界大会でも優勝してたはず”

 “今はテレビの人って感じだもんなー”

 “ダンジョン崩壊についての記者会見でみたな。相変わらず美人だった”

 “クールなところがいいよね”

 “副会長のゼニスさんもめちゃくちゃ強いらしいな”

 “あの人、執事感凄いよなw 実際秘書みたいなことしてるだろうけど”

 “へえ、気になるな。お、カウントダウンだ”


「こんにちは、宮本だ」

「伊織ですー!」

 

 二人は、ダンジョンの内部から配信をしていた。

 周りが水の壁ということで、コメントも増えていく。


 “大剣豪と伊織だー!”

 “今日も可愛いね”

 “既にダンジョン内部か”

 “青っぽい”

 “今日は任務なんですか?”


 伊織は、今日のできごとをかいつまんで話した。アルメリアからの許可は取れている。


「ここは『ウォーターダンジョン』と言われています。まだ入口だけですが、魔物の生態や造りを調べていきます」


 “やっぱり水なんだ”

 “これ、飲めるの?”

 “水か、水……水、プールもあるのかな”

 “プ――ま!?”

 “……天才か?”


 視聴者一人のコメントから推測が増えてコメントが盛り上がっていく。

 するとそこで、明るい声が聞こえてくる。


「もう出てもいいんですかー!?」


 “なんか声が!?”

 “誰の声だ?”

 “さすがに二人ではないのか。でもだれだ?”

 “この声、聞き覚えあるぞ”


小倉(・・)、待ちなさい。任務とはいえコラボよ。ゲストは、呼ばれてから出るのがマナーよ」

「承知しました! お嬢様!」


 “小倉ちゃん!?”

 “マジかよw 神回になりそうだ”

 “お嬢様って誰だ? もう一人いるぞ”

 “誰かわかった”

 “小倉の配信みてたら絶対わかるワードw”


 そして、伊織が声を掛ける。


「ではご登場していただきます。――佐々木さんと小倉さんですー!」


 伊織が手をこまねくと、帆乃佳と小倉が現れる。

 二人はダンジョン用の服を着こんでいた。


「佐々木よ。みなさまよろしく。今日はお邪魔させてもらいます」

「元気はつらつ、小倉です! よろしくおねがいしまーす!」


 帆乃佳は、白くてゆったりとしたシャツに黒パンツルック

 対して小倉は、トップスに短いレギンス、ジムへ行く装いだ。


 二人の登場にコメントが更に加速していく。


 “小倉と帆乃佳ちゃんだああああああああ”

 “え、豪華すぎないか?w”

 “なんだこの神配信”

 “盛 り 上 が っ て ま い り ま し た”

 “同接、鬼のように増えていて草”

 “この面子なら心配することもないし、安心して見られるな”

 “可愛いと可愛いと可愛いと可愛いがいる!?”

 “なんだこの尊い四人は”


「よやくはいしん、でわかったと思うが、今日は受注任務だ。いつもと違うかもしれないが、よろしく頼む」


 “大剣豪、予約配信いい慣れてなくて笑う”

 “難しい単語は伊織に任せよう!”

 “頑張っているところ萌える”

 “一生懸命なところは好感持てる”


「それで椿姫、持ってきたの?」


 そこで、帆乃佳が尋ねる。すると椿姫は、頬を赤らめた。


「……あ、ああ」

「ばっちりです! 既に中に着ていますよ!」


 伊織が答えると、帆乃佳はどんなの? と尋ねた。

 もちろん、コメントで謎解きがはじまる。


 “持って(・・)きた? 武器か?”

 “着こむ? 防弾チョッキか?”

 “防刃じゃないか? 最近はダンジョン用に開発されてるらしい”

 “そんなに危険なダンジョンなのか”


「小倉も小倉も! 小倉は、めちゃくちゃ可愛い水着(・・)ですよ!」


 しかしそこで小倉が元気はつらつに叫んだ。

 流れていたコメントが、一気に止まった。


 そして――加速する。

 

 “み、水着!?”

 “着こんでるって既に!?”

 “そういえば、ここはウォーターダンジョン……”

 “マジですか”

 “午後から仕事でしたが、休みます”

 “電車乗ってたけどUターンするわ”

 “ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ”

 “これは伝説の配信になるぞ”

 “私女だけど、この発言でご飯三杯いけそう”

 “四人ともってこと!?”


「小倉の言う通り、私も凄く可愛い水着を着てきたわ。――椿姫、あなたは? (ねえ、どんな水着? ハァハァ)」

「……そ、それなりにいいやつだ」

「一緒に選びました! 椿姫さん、スタイルが良くてうらやましいです。でも、念のためですよね?」

「ダンジョンは何が起こるかわからないからね。――椿姫、配信の前に見せてもらうわ。一応、先輩としてね(配信に映る前に私が独り占めしたい。椿姫の水着、見たいみたい)」

「小倉は、めちゃくちゃ可愛い水着(・・)ですよ!」



 後にこの配信は、ダンジョン配信の同時接続者の過去最高を塗り替えることになる。

 そしてこの一分後、トレンドには、“水着配信期待大” “水着水着水着” “椿姫伊織帆乃佳小倉水着”

 と、一見よくわからない単語が並んだという。

【大事なお願いです】

この物語が少しでも面白と思ったり、いい余韻があったと感じていただけましたら

ブックマークや評価【★★★★★】でぜひ応援お願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ