ふぉぉぉぉぉ
2017年12月XX日 p.m.23:00
「ただいまー!!!」
塾から帰って来た俺は疲れているにも関わらず、テンション最高で真っ先にゲームへと飛びつく。
なぜなら今日はモンゴリアンハンター───通称モンハンの最新作、"モンゴリアンハンターは世界一ぃ"の三日限定ベータテストの配信日だからだ!
え、勉強?
なにそれおいちいんでちゅかー?
だめだ、だめだ!
モンハン以外のことを考えたらモンハン様に失礼だ。
普段の動きからは考えられない速度でゲームの電源をつけ、ベストポジションへ移行する。これこそまさに神業っ!
と、そこで親からミッションを受け取った。
えー、なになに?てあらいうがいをしろ?
そんなの秒だぜ!
俺はスタンディングモードに即座に移行。
そして、まさに音速を越えるかのようなダッシュ!
わずか3秒もかからず戻ってきた!
音速で手を洗う俺TUEEE!...........ごめんなさいm(_ _)m。
そして再びベスポジに移行し、画面に向かう。
そこにはもうモンハンのゲームアイコンがある!
だが、起動できない。
くそっ、あと2分か、待ちきれねぇぇぇ!!!!
うをぉぉぉぉ!!!!おいっちに!さんし!
カズヒサハジュンビタイソウヲクリダシタ
────2分後...
よし、あと5秒か、よし、ハァ、ハァ。
この日をどれだけ待ち望んだことか。
心を落ち着け、震える手で画面に向かう。
カウント、
3....
2....
1....
この時、俺は忘れていた。
そう、鞄をどこへやったかということだ。
質量約5kgになろうかという超重量級の重りだ。
普通は気づくが、この時、俺の頭にはモンハンしかなかったのだ!
先程、俺の鞄はベスポジの俺のすぐとなりの机の上に置いてあった。
が、直前の体操で位置がずれた。ずれてしまった。
この事が、俺の未来を大きく左右することを俺はまだ知らない。
そして俺は満面の笑みでこう叫んだ。
.....ゼログハッ!!!!!!!!!!
俺は鞄に頭をぶつけ、気を失った。
拙い文章ですがご意見、ご感想宜しくお願いします。
もうそれだけで筆者は、筆者わ゛ぁ...(何を言っているのか解らない。)