冬季限定さみしがり症候群
君がいない朝はきんと冷えて
誰もいない部屋はしんと絶えて
私はいつも、お腹がぐうと鳴るまで布団から出られない
だから冬は嫌いなの
寒いのは好きじゃないの
だからいつもそばにいて欲しいの
君となら寒いのも嫌いじゃないの
いつもより少しだけわがまま言っちゃおうかな?
そうしても君に嫌われたりしないかな?
ねえ、今日も明日も一緒にいて?
いつもより少しだけ肌寒い朝には
君のあったかくて優しい温度が恋しくなる
君に抱かれて眠りに堕ちる快感を知ってしまったから
書いてから気がついたんですけど、このお話の彼女はともかく、私は普通に何かを羽織ればあっさり解決だった。