表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
44/55

第43話

<陸軍>

・池田公平陸軍大尉:戦闘九一一飛行隊副隊長

・佐久間陸軍中尉:飛燕第一中隊隊長

・田島陸軍大尉:飛行第二二戦隊隊長

<海軍>

・副島弘樹海軍大尉:戦闘九一一飛行隊隊長

・浅田海軍中尉:彗星第一中隊隊長

アメリカ軍も舐めたもので、最近平文で交信する事が増えてきた。そうした情報を集めていくうち、6月中旬以降に浜松への空襲が行われることが明らかになった。これまでも大規模な空襲があり、焦土と化した浜松で空襲の標的となりそうなのは、飛行場くらい。

しかし、陸軍上層部は、東海地方への空襲に対応するため、神奈川県に展開している飛行第二二戦隊(装備機:四式戦闘機「疾風」)から、1個中隊(12機)が、浜松基地に派遣することにした。

着任早々、飛行第二二飛行隊隊長の田島陸軍大尉は、戦闘九一一飛行隊隊長の副島海軍大尉へ対抗戦を申し入れた。戦闘九一一飛行隊が、編制直後に米海軍機を10機以上撃墜・撃破したことが信じられなかったからである。

演習の条件は、

下限高度:100m

上限高度:なし、

撃墜判定:主翼や胴体に数字を表記し、その番号を呼称する。後ほど、写真銃の写真で確認。

開始は、13時に離陸し、すぐ交戦に入る実戦に即したものとした。

戦闘九一一飛行隊は、飛燕第一中隊を代表とした(飛燕第二中隊は、第一に飛燕隊引き続き、二八号爆弾が搭載できるよう改修中)。

13時、三方原基地、浜松基地から、それぞれ12機の戦闘機が離陸した。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ