20120320:本が届きました
「遊びに行く」と、言って出た長女が、何故か早く帰ってきました。
当てが外れたのか、お友達がもう遊べなくなったのか?
……そういえば理由を訊いてませんね(^^;
その手には、Amazonの包みを持っています。
「これ何?」
何だろう? 確かに予約で注文はしている。
が、その発売日は26日だったはず。
「???」な心境で明けてみると、予約していた文庫本です。
……フライング?
とか思ったのですが、何やら出荷が早くなったそうです。
で、届いた本なんですが、なろうのトップ頁、出版作品紹介コーナーにも紹介されている、
奥田徹さんの「小さな僕がカナブンと消えた」です。
表紙、奥様だそうですよ?
夫婦合作って、素晴らしいですね。
奥田さんを知ったのは、短編の新着でポチッと押してみたとこからですね。
はい、皆様きっかけってのはこんなものでしょう?
どれを最初に読んだのか、残念ながら思い出せなかったんですが(^^;
(うーん、『中古のギターを抱えて』かな?)
速攻、お気に入りユーザのボタンを押しました。
奥田さんの作品は、その世界をイメージしやすい……というか、どの本読んでもだいたい頭の中でイメージするもの……ですよね?
ですが、そのビジュアルが鮮明に浮かびます。
何故なんでしょうね?
懐かしさを感じたり、その時の記憶を喚起させられたり、そうそうって思ったり。
同年代だから?(笑)
理不尽な現実とか、こうした方が利口だけど、でもたぶんこれが正しいっていう葛藤とか。
読んでて、こう、主人公にがっつり感情移入しちゃうんですよね。
リアル……なんですかね?
私のイメージする色は白、乳白色っぽいの。
……伝わるかな~? こんな漠然としたの(^^;
って、事で気になった人は是非読んでみて下さい。
文庫を開いて、読んだ事のある話をもう一度読んで……何か違うんですよね。
たぶんその差は、紙の上の活字と、モニターの文字の差。
ひょっとしたら、縦書きと横書きの差もあるかもしれないけど。
存在感が大きく違う。
そこに実在するものと、仮想現実。
これが大きな差なんじゃないかなって、何となく感じました。
その差を埋めるには……。
うーん、何か色々頑張らなきゃいけないなって。
今、笑ってる私がいます。




