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第32話 新機能その2

――――――――――――――

【シルバライザー】


火力:800(+200)

装甲:2800(+1400)

推力:4800(+600)

魔力:2200


2118/2200


【武装】


 empty


【特殊機構】


 empty


――――――――――――――



「これは……シルバライザーのステータスか!」


 こりゃ良いな。しかも俺のステータスはアルファベット表記だったけど、それ違ってはっきりと数値化されている。項目は少なくてざっくりしてるけど、具体的な数値がわかるのはでかい気がするぞ。


 ざっくり考えれば、上から『攻撃力』『防御力』『速度』『魔力容量』ってとこかな。

 その下の数値は最大魔力と現在の魔力量が数値として記さされているみたいだ。メーターの方だとざっくりとしか把握できないから、これがあれば色々と検証できそうだな。

 特殊機構というのは機体ごとの能力のことだろうか……表記がないので判断ができない。少なくともシルバライザーにはそれが無いようだ。


「ステータスを見るにシルバライザーは機動力特化型っぽいな。火力がやたら低いのは……なにも装備していないからか?」


 万が一のため武装は外した状態で持ってきた。恐らくステータスは装備によって上下するみたいだな。これも要検証だ。

 

「ステータスの後ろの括弧表記は何らかのバフがかかってると見るのが妥当か……? 武器とか持ってると更に上がる感じかな」


 全体的にプラスされてはいるけど、特に装甲値への補正が高い。実質倍になっているじゃん。

 

「これはゲート処理とか、合わせ目を消したことによる恩恵……と見るのが妥当だろうな」


 ザコブとの戦いで恩恵は身をもって体験したけど、ここまですごいとは。防御力が倍になるとかチートすぎだろ。

 魔力以外のステータスにも少なからぬバフがかかってる。作り方によってここまで差がつくのなら、王女様が優秀な人材を欲するのは当然だろう。


「……ま、王女様がいくら人材を欲していても俺にその気はないんだ。諦めてもらうためにも、勝たなくちゃな」



 この後も操縦の訓練をしながら色々検証した。この日以降も、数日をかけて訓練を続け、ある程度コツを掴めてきた気がする。


 そしてとある夜、自室でスマホを操作していると、嬉しい事実が発覚した。なんと、一度接続した魔動人形の情報なら、いつでもスマホで確認できるようになったのだ。

 前に見たときは非武装だったので、部屋に帰ってから試しに武装を取り付けた状態でのステータスを確認してみた。



――――――――――――――

【シルバライザー】


火力:2900(+2300)

装甲:3100(+1700)

推力:4600(+400)

魔力:2200


2200/2200


【武装】


 マギアライフル

 エナジーダガー

 ショートシールド


【特殊機構】


 empty


――――――――――――――



 やはり武装でもステータスは変動するみたいだ。

 武器と防具を装備しているので火力と装甲が増加している。推力がやや落ちているのは、多分重量が増えたからだろうな。


 ちなみに俺が最初に乗った魔動人形『木偶の坊』にも搭乗して、ステータスを確認してみた。



――――――――――――――

【デック・キャノン】


火力:3000(+800)

装甲:3800(+1200)

推力:300(+100)

魔力:1100


1100/1100


【武装】


 クローアーム

 大口径マギアキャノン


【特殊機構】


 empty


――――――――――――――


 デック・キャノン……お前、そんな名前だったのか。誰も名前を呼ばなかったので今初めて知ったよ。木偶の坊と名前似てんのな。


 というか火力と装甲に関しては、銀等級であるシルバライザーを超えている。だが、スピードや魔力量に大きな差がある。

 そう考えると勝てたのは運に依るところが大きいな。あとこれは予想だけど、ザッコブが使ってた時のシルバライザーは酷い仕上りだった。仕上りがあまりに悪いとマイナスの補正がかかるんじゃないかと思ってる。


 まあ終わったことだ、今更調べようがないし、今はそれどころじゃない。

 明日はエドワルドさんが用意してくれた、新たなアーティファクトが届く日だ。楽しみで仕方がない。


 俺は興奮が収まらないままでいたが、連日の特訓で疲れていたのもあってか、横になってすぐに眠くなってきた。


「ふぁーあ」


 俺はあくびをひとつして目を閉じると、静かにまどろみの中へと落ちてしまうのだった。

 

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