人名一覧(天文二十三年)
天文二十三年(一五五四)
◯主人公等
道祖長三郎 通称:長三郎
天文八年(一五三九)十六歳
織田信長の近習、知行三十貫文(六十石相当)
お通 十七歳、長三郎の姉
帰蝶の侍女から信長の側女になる。
お妙 十五歳、林秀貞の一族
長三郎と林秀貞との連絡係だった。
◯織田弾正忠家
織田信長 通称:三郎→上総介
天文三年(一五三四)二十一歳
弾正忠家当主、居城を清州城に移す。
帰蝶 二十歳、信長の正妻。
お通が男子を出産すれば養子にする予定。
織田信勝 通称:勘十郎→弾正忠
信長の同母弟、居城は末盛城
名を信勝から達成と改める。
織田信広 通称:三郎五郎
信長の異母兄、信秀の長男
織田秀俊 通称:喜蔵
信長の異母兄、信広の弟
織田信次 通称:右衛門尉
信長の叔父、居城は信光から引き継いだ守山城
◯信長家臣
池田恒興 通称:勝三郎
天文五年(一五三六)十九歳
信長の近習筆頭
前田利家 通称:孫四郎
天文六年(一五三七)十八歳
信長の馬廻り
丹羽長秀 通称:五郎左衛門尉(五郎左)
天文四年(一五三五)二十歳
信長の馬廻り指揮官
島田秀順 通称:所之介
主に軍事関係の吏僚
村井貞勝 通称:吉兵衛
清須城の吏僚筆頭
滝川一益 通称:左近尉(左近)
大永五年(一五二五)三十歳
鉄砲衆を率いる指揮官
林秀貞 通称:佐渡守
信長の筆頭家老、那古野城の城代に就任
佐久間信盛 通称:半羽介
信長配下の部将、撤退戦や籠城戦の難局に強い
佐久間盛重 通称:大学助
信勝の家老、信長に従っている
中条家忠 通称:小一郎
信光配下の陪臣だったが、信長直臣の馬廻りになる
佐々成政 通称:内蔵助
信長の馬廻り
森可成 通称:三左衛門尉(三左)
大永三年(一五二三)三十二歳
信長配下の足軽組頭
◯織田家家臣
柴田勝家 通称:権六
大永二年(一五二二)三十三歳
信勝の家老
林美作守 通称:美作守
林秀貞の弟、信長に反発している
◯その他
斎藤道三 通称:山城守→山城入道
出家したので利政から道三に、帰蝶の父親
斯波義銀 天文九年(一五四〇)十五歳
岩竜丸→義銀
尾張守護の斯波義統の息子




