人名一覧(天文二十一年)
天文二十一年(1552)
◯主人公等
道祖長三郎 通称:長三郎
十四歳、信長の小間使い→小姓
お通 十五歳、長三郎の姉、帰蝶の侍女
お妙 十三歳、お通の同僚
◯織田弾正忠家
織田信長 通称:三郎
十九歳、織田弾正忠家の当主、居城は元服の際に譲られた那古野城
帰蝶 十八歳、美濃の戦国大名である斎藤道三の娘、信長の妻
織田信秀 通称:備後守、備後入道、桃巌
享年四十二歳、信長の父親
織田信勝 通称:勘十郎
信長の同母弟、織田信秀晩年に過ごした末盛城を継承
織田信広 通称:三郎五郎
信長の異母兄、信秀の長男
織田秀俊 通称:喜蔵
信長の異母兄、信広の弟
織田信光 通称:孫三郎
三十八歳、信長の叔父、信秀の弟、居城は守山城
織田信次 通称:右衛門尉
信長の叔父、信秀の弟、居城は深田城
◯信長家臣
池田恒興 通称:勝三郎
十七歳、母親が信長の乳母のため、幼少時から信長に仕える。
前田犬千代 通称:犬千代→孫四郎(予定)
十六歳、天文十九年ころから信長の小姓となる。
丹羽長秀 通称:五郎左衛門尉(五郎左)
十八歳、天文十八・九年ころから信長に仕える。
島田秀順 通称:所之助
天文二十年ころから信長に仕える。
村井貞勝 通称:吉兵衛
天文二十年ころから信長に仕える。
滝川一益 通称:左近尉(左近)
二十八歳、天文二十年ころから信長に仕える。
平手政秀 六十一歳、信長の家老
平手勝秀 通称:助次郎→五郎右衛門(予定)
政秀の長男
林秀貞 通称:佐渡守(予定)
信長の筆頭家老
佐久間盛重 織田信勝の家臣であったが、信長方へ。
内藤勝介 信長の家老、安祥城での戦いで戦死。
同名の息子が跡を継いでいる。
◯織田家家臣
柴田勝家 通称:権六
三十一歳、織田信勝の家老
中条家忠 通称:小一郎
織田信光の家臣、坂井甚助を長三郎とともに打ち取る。
◯その他
織田信友 通称:大和守
尾張守護代であり織田大和守家の当主、居城は清州城
坂井大膳 織田信友の家老
坂井甚助 戦死、坂井大膳の一族、萱津の戦いで長三郎と中条家忠に討ち取られる。
斯波義統 通称:武衛(左兵衛佐の唐名であり、斯波家当主の通称)
尾張守護、実権は織田信友に握られている。