もふシーズンの到来 運動不足解消に飼い主をぶっ叩いている件
冬の到来。外は寒く長居はしない。
それは家の中で長時間ぬくぬくするということ。
身体を動かさず、丸まって過ごす。
しかし長い事寝ていると目が覚めてしまうのは自然であろう。
動物なのだから。
そして動かずにいるのだから運動不足になろうと言うもの。
それは若く元気であれば当然なのであろう。
うちのネコはもう若いとは言えなくなりそうですが、まだまだ元気。
外が寒いと帰って来てからすぐに布団に入れろと強請ってくる。
10℃前後ぐらいならしばらくぬくぬくすると顔を出し、布団から出てくる。
しかし4℃とか下回ると朝まで二度寝三度寝して布団の中。
腹の上は意外と苦しい。4、5㎏しかなくても長時間は重い。
肋骨で守られている胸ならまだ楽なんですけど。
一応目覚めると伸びをするのはネコも一緒。
布団から突如として前足が伸びてきます。
何故かピンポイントで顎の先端を肉球で押してきます。
手を使わずに肉球を頭を振って避けると今度は強烈な猫パンチが飛んできます。
遊んでいるわけではないのだが、動くものに対する習性だろう。
覗いてみると瞳孔を真ん丸にした攻撃態勢。
布団の中だからもともと瞳孔は開いていたのかもしれない。
目覚めたのか座った体勢を取り胸の上から見下ろしてくる。
向かって左側、右へと頭を動かし、ゆっくり持ち上げられていく左前足。
すーっと来てギュンという感じで手が顎へ。またも退ける。
毛布の端を折って顎をガード。
すると今度は頬っぺたが狙われる。
バシッという感じに頬に刺さる爪。
回避すれば引き裂かれたでしょう。だが回避できなかっただけ。首だけで回避は無理。
タオルを使って完全ガード。
すると左のジャブが連打される。
抑えると右からも!
左手で防ぐも牙が食い込む。痛い!
指先に変更させると噛む力が弱くなる。しまった! 躾に失敗している!
まさか指だけ噛まないとは思わなかった。血が出たりするほどは噛まないけども痛い。
ぐいぐい肘で押し退けて放逐する。
しばらく経って再度降臨する目覚ましモフ。
何故か頬っぺたを肉球で押してます。
遊ばないよ。寒いからね。
安眠を死守するためにクロスガード。
しかし怒涛の連打で防御を突き破る!
オデコや頭に突き刺さる爪。
諦めて起き上がり付いて行くとベランダに出ていくモフ。
見送ったら再び布団に潜り込む。
更に時間が過ぎるとまたしても見下ろす緑に光る瞳。
えっ? デジャブ? 夢オチじゃないの?
この繰り返しは無限ループ?
正月における一幕でした。