表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

遊園地

作者: 空想@緋狐

童話なのかファンタジーなのか。


小説に関しては素人なので、どうかお手柔らかに……(笑)


楽しんで見ていただけると幸いです。


コメント(希望)!!←

目を開けるとそこは遊園地。


夕方の一番綺麗な時間帯。


右にはカラフルな観覧車。


左には紫のジェットコースター。


ここは何処だろう? 女の子は思った。


でも、そんな事を忘れちゃうぐらい目の前のものは綺麗だったから、女の子はそんな疑問を忘れることにした。


テクテクテク、女の子は歩く。

緑の木をこえ黄色の木をこえ青の木をこえ。


やっとたどり着いた。

どの乗り物よりも輝いてて綺麗な*メリーゴーランド*

白い馬や南瓜の馬車ロバに豚にダチョウ、ライオンまで。


その中でただひとつ何にも負けない輝きと何にもまけない暗さをあわせ持つ、真っ黒な、真っ黒な馬がいた。


女の子はそぉと手を伸ばした。あと少しで届きそうなとき、何処からか甘い甘い声がした。


「それに乗っては行けないよ」

「それに乗ったら行けないよ」


どうして? 女の子は聞いた。


「それに乗ったらいっちゃうよ」

「とぉい所にいっちゃうよ」


女の子は真っ黒な馬を見つめた。

真っ黒な馬の、目の奥は紅く紅く燃えていた。

何だか呑み込まれそうな気がして女の子は離れた。


「黒い馬に乗ってみな」

気が付くと隣に兎の着ぐるみがいた。

女の子はびっくりして、離れようとしたけど

腕をつかまれた。


「1人は怖い?一緒に一緒にいってあげるよ?」

着ぐるみは首をかしげた。その頭は今にも落ちそうな気がした。


行かない。女の子は言った。


着ぐるみはゴキッとさっきとは反対の方に首を曲げた。「どうして?どうして?どうして?どうして!!」


女の子は着ぐるみの腕を払った。


どうしても。女の子は言い終わると来た道を走った。


タッタッタッ。女の子は走る。

青の木をこえ黄色の木をこえ緑の木をこえ


途中、女の子は振り返った。*メリーゴーランド*の近くで着ぐるみがトコトコ走ってる。着ぐるみの後ろの……あの、真っ黒な馬と眼があった。


真っ黒な馬の眼は紅く紅く燃えていた。

女の子は急に怖くなった。


ここはどこだろう?あれはなに?

女の子は忘れていた疑問を思い出した。


帰らなきゃ、帰らなきゃ。女の子は思った。


後ろから声がした。着ぐるみが叫んでる。

「お願い、お願い、帰らないで。一緒に一緒にいこう。とても楽しいところだよ。とても素敵なところだよ。みんなみんな、笑ってる。みんなみんな、狂ってる」


駄目、私は帰らなきゃ。女の子は泣きそうな声で叫んだ。


そしてさらに女の子は叫んだ。

私は絶対絶対行かないよ。私は私は帰るんだ。


言い終わると同時に目の前が真っ暗になった。






少し五月蝿い蝉の声がする。

真っ白な天井……?


女の子は少しずつ目を開けた。

左に顔を向けると少し懐かしい顔と天井の様に真っ白な服を着た人。

右に顔を向けると窓。

窓から、夏の蒼い蒼い空が見える。あそこにはない蒼い空が。

風に乗り小さい葉が部屋に入る。


女の子は思い出した。


あぁ、あぁ、そうだった。私は、私は……!



ありがとうございました。


この、話は不思議な所があります。

ここはどこなのか

あの馬は何なのか

どうして乗っちゃいけないか

どこに行くのか

着ぐるみは何

見慣れたか顔等は誰か

『あぁ、あぁ、そうだった。私は、私は……!』の意味


など、自己解釈してみてください。

考え方次第でどんな話にもなる(?)と思います。


そして是が非でもそれを教えて下さい!アドバイスでも、感想でも、どんな小さいことでもコメントしてもらえれとありがたいです。 てか、コメントお願いします。←

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 読んでいていろいろな話しが考えられますね^^ [一言] お気に入り登録ありがとうございます(汗) アドバイス等もお願いします(汗)
2012/05/28 21:33 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ