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押しキャラについていって、愛していると言われたい  作者: リィズ・ブランディシュカ
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03 押し、遭遇



 騒いでたら鎧を着たごつい男の人がやってきちまった。


 これはあれですね。


 この異世界の治安を担う敵な人たち。


 規律正しくがしょがしょ鎧の音を立ててやってきた、その武骨さんたちは、私の手にお縄をかけた(手錠だけど)。


 営業妨害という罪状で、衛兵みたいな連中にとっつかまった私は、流れるように牢屋にレッツ連行されてしまったのでした。


 そして、牢屋の一つに抛りこまれて、そのまま扉を閉められちった。


 がしゃん。


 詰んだっ!


 右も左も、縁もゆかりもゼロな私が、異世界の牢屋に!


 これ以上ないくらいわかりやすく、詰んだ!


「あああっ、なんて不幸な私! きっとこのまま他国のスパイとか、重犯罪者とかに疑われて、言葉にするのもはばかられるような目に遭わされのねっ!」


 こうなったら、ハンカチを用意してよよよと泣きまねしなくちゃね。

 せっかっくのシチュなんだし。


 なんて言ってたら。


「そう言ってるなら、もうちょっと不幸そうな顔できねーのか?」


 あんれえ?


 この牢屋、他の人がいたんです?


 奥の人影が見えらあ。


 鉄格子の外に向かって演技派女優になりきっていた私が振り返ると、そこには押しがいた。


 私が好きだったゲーム「ヒロイック・プリンス」のキャラクターだ。


 黒髪長髪の、20代くらいの人。

 そして、印象的なアメジストみたいな紫の瞳。


 どことなくエロさ漂う腰つき、足つき、胴回り!


 優雅で気品たっぷりなしぐさ。


 まさしく夢にまで見た、ウォルド様じゃないっすか!


 ここであったが百年目ひゃっほーぅい!


 え? 言葉の使い方がちゃうって?


 そんな細かい事、気にしない気にしない。


 ひゃっほーい、推しだあああああ。


「ちょっ、おいっ、いきなり抱き着こうとすんなっ!」




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