ルールとは? こんなもの
日本の麻雀のルールは、
進駐軍の兵士をカモるために考え出されたものである。
だから、
中国の麻雀とはルールが違う。
それに牌も。
中国の麻雀牌は、
大きくて軽い。
日本製は、
小さくて、中に重りが入っている。
だから、山が崩れ難い。
しかも、
牌に傾斜が付いているので、積み易い。
要は、
【積込み】用。
栃木県に有った東京麻雀という製造工場の社長に、
三十五年くらい前に聞いたところに拠ると、
この重りが有った方が、材料が固まり安く、不良品が出づらいのだそうだ。
ちなみに、
全自動麻雀卓は、
この重りを利用して開発された。
麻雀そのものは、
アメリカから伝わって来たので、
アメリカ人も麻雀が好きな様だ。
私も、
フリー雀荘で、二人のアメリカ人と打った事が有る。
場所は静岡と大塚。
アメリカ人の打ち筋は、
やはり粗い。
日本人の様な繊細さは無い様だ。
その下手くそなアメリカ人をカモるために考え出されたルールとは?
代表例を挙げると。
1 下手くそを負けさせるために、
『責任払い』にした。
元々の麻雀は、
ツモっても振り込みでも、
全員から点棒が貰えるシステムだった。
それを、
振り込んだ人の『責任払い』にして、
全点数を一人に払わせたので、
下手なアメリカ人が負け易くなった。
2 役が無いとアガれなくした。
ポン、チーをされると【積込み】がズレてしまうので、
それを阻止するため考案されたのが、
リーチである。
それまでは、
無役でもアガれたので、
ポン、チーのし放題だった。
元々、
一巡目にテンパった時のみかけれたリーチを、
常時可能にしたので、
インフレ化にも繋がり、
アメリカ人の負け額が増えた。
3 サイコロがゾロ目になると、
二役upにした。
勝負所で、
要は、
イカサマを仕掛けたタイミングで、
ゾロ目を出し、
より大きな点数を出せる様にした。
これも、
インフレ化に繋がった。
4 さらに、
インフレを定着させるため、
常時、アガりさえすれば二役upするシステムにした。
この1~4のルール変更だけで、
最低でも32倍のインフレ効果が有り、
進駐軍の兵士の負け額も、
32倍以上に。
話はズレるが、
亡くなった父の話に拠ると、
終戦直後に、
同じ下宿に、プロのイカサマ師が居たそうだ。
そのサマ氏は、
中国人で、
麻雀牌の裏に墨を塗り、
それを、何度も、ひっくり返していたそうだ。
その墨が、全て、はげ落ちた頃には、
牌の裏側を見ただけで、
表も判るらしい。
話を戻すと。
麻雀のルールでさえ、
誰かを有利にするために、
最低でも、これだけの工夫がなされている。
それが、
社会のルールとか、
さらに大きな利害関係を生み出すものだったら?
では、
次回こそ、
私がギャンブル仲間とやっている麻雀のルールを書こう。