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たまに書く日記みたいなもの
送別会の帰りだった。
日本酒を二合ばかり呑んでほろ酔いであった。
踏切内で自動車が立ち往生したとかで、高崎線は大幅に遅れていた。
再開見込みは午前一時、現在時刻は午後十一時半である。
とりあえず、トイレに入り、用をたす。歯磨きをしないと落ち着かないたちなので、歯ブラシを手短に済ませる。
京浜東北線は動いている。しかし、大宮までしか行けない。
ここは上野で待つのが良いだろうと考え、ホームに停車している特急列車に乗り込んだ。
疲弊して、眠り込んでいる人が多いようだ。
アナウンスはまめに入るが、まだあまり状況は芳しくない。スマホのカードゲームを三戦くらいして、今日のミッションをこなすと、以前から気になっていた小説家になろうを検索した。ガイドラインなどを確認する。
そうこうしている内に、列車の運転が再開された。
そして今に至る訳である。
上野駅から隣の尾久駅までの間、線路に光る灯がとても綺麗であった。