プロローグ
どうも、ばくうさぎと言います(^^)
二作目です。頑張ります(。≧Д≦。)
君達はもし、何か1つ願いが叶うのなら何を願いますか?どんな事にも屈しない強靭な肉体?大量の富と名声?だが俺は違う。俺が願うのは……
「異世界に行きたぁぁぁぁぁい!!!」
俺は何処にでも居る中学二年生だ。名前は『杉野 正幸』読んで字のごとく、正しく生き幸福であるようにと親がつけた名だ。けど幸福なんてさっぱり無い!確かに太ってもいないし運動も普通に出来る。勉強は並だ!しかし男子の友達は普通に居るが女子友達が全然いない!ラッキースケベなんてもっての他だ!そして俺はオタクだっ!
「ハイハイそうですね。」
口でも心のなかでも熱く語った俺の言葉を軽く流したこいつは『川野 冷』名前通り冷めた奴だ。俺の友達の一人。ちなみに町で一番頭が良い。あとイケメン。
「僕は嫌いじゃないよその考え(^ー^)」
俺の意見に乗ってくれる台詞に顔文字を乗せてくるこいつは『佐々木 太郎』明るい奴だ。ちなみに町で一番ゲーム全般がうまい。あと顔は悪くない。
「なに言ってんのかわかんねぇよウラァ!」
喧嘩腰なこいつは『郷田 武之』一瞬昔の武将か!って突っ込みそうになったのを覚えている。そして町で一番強い番長だ。顔は普通。
何でこんなメンツが揃っているのかというと、俺達は幼なじみで仲が良いのだ。
「でお前らはどんな願いを叶えたいんだい?」
「俺は世界の全てを知りたい。」
「僕は世界中の全てのゲームをやりたいかな?(^_^;)」
「俺様は世界最強になる!」
今は放課後で、教室に集まり話しているのだ。
「ねえねえ、今日何する?( ^∀^)僕はゲーセンに行きたいヽ(^○^)ノ」
「俺様は角校に喧嘩しに行きてぇ。」
角校とはなんだ?
「俺は異世界に行きたい。」
「「「……………」」」
「なんだその暖かい目は!」
「そんなことより俺は図書館に行きたいな。」
「「「…………」」」
俺達の意見は大抵食い違う。
「じゃあジャンケンだね(^^;」
「そうだな、賛成だ。」
「俺も良いよ~」
「しぁーねーなー」
「「「ジァーンケェーンポイ!!!」」」
「やった勝ったー(^o^)v」
「「「負けた……」」」
(((中学二年になって何やってんだと言いたいが見慣れた光景になっているので気にする気も起きないわ。)))※女子一同
俺達はこれからもこんな日常が続くと思っていた。しかし、たまにこんなことを言う奴がいる。「日常とはとても脆く崩れ易いものだ。」と、俺達はそんなことをこれから知ることになるのだった。
「しぁーねーゲーセンに行くか。」
「「「おー」」」
そんな会話をし、教室を出ようとしているとき事件は起こった。なんと突然教室全体に魔方陣が現れたのだ。
「何だこれは!」
「おいおい!何が起こってやがる。」
「これはビックリだわ!Σ( ̄□ ̄;)」
「まさか…これは!」
異世界召喚キタァァァァ!!!
「っ!眩しい!けど嬉しいぃぃぃ!!!」
そして教室は魔方陣から放たれた光に包み込まれたのだ。
(あ!光が消えた!これで目を開ければそこには異世界が広がっているはず!)
俺が目を開けると、そこには誰もいない無人の教室があった……
「は!!!???」
どうやら俺は、皆に置いていかれたらしい……
さて、主人公が取り残されてしまいました(´・Д・`)
これからどうなっていくんでしょう楽しみです(^^)
感想お願いしますm(。≧Д≦。)m