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第一戦目:タランチュラ?

タランチュラは私を標的と決めたのか

もうスピードで向かってきた。


とりあえず、今後の参考として

背中の機関銃を手に取り数十発入れる


ドドドドドドド・・・・!!!


「ギャアァァァァー!!」

少しは攻撃が食らったのかうめき声を上げている。

でも体制を立て直しこちらに向かってくる


「なるほど、効果は30%ほどですね。

刀に変えてみましょう」


向かってくるタランチュラの足を一本刀で切り落とす。

8本もあるため一本失ってもそこまで効果がない・・・


「刀はあなたにはあまり意味がないようですね!!

めんどくさいので、もう片付けます!!」


故障車がたくさんある方へ走る、

タランチュラも残り7本の足で必死に追いかけてくる。


私は振り返り一気に車に向かって乱射をする


「もうここで死んでもらいます」


ガソリンを利用して一気に爆破させる、その隙に逃げ最後はバスに一発

これで助からないだろう。


炎の中でタランチュラの喚き声が聞こえ、だんだんと小さくなり声は消えた。

死んだのだろう。


でも、これからこんな怪物が現れるのならこの任務なかなかの難関。


「はぁ~・・・もう、姉さんと早く合流して帰りたいーーー!!」

爆発のせいで真っ黒な空に向かって叫んだところで何も変わらない。


大きなため息をして、歩隆の待ってる車に向かった。



俺は車の中で、カリンの戦いをずっと見物している。


カリンは向かってくる怪物に機関銃を向け数十発かました。

ゾンビでは瞬殺のあの青い光の機関銃も怪物相手にはなかなか上手く行かない、カリンはニコニコしてる効果がないことは承知で攻撃してたのか?!


次は、刀を取り出し自ら怪物に向かって足を一本切り落とした。

「よし!」と俺は思わず声を出しガッツポーズをしたが、

カリンは不満そうに怪物に何か言うてる。


少しこちらに近づいてきた、おいおい・・・後ろに怪物してるぞ何する気だ?

車に乱射して大爆発を起こした。


「・・・なるほどな、だからさっきこの辺にしようって場所決めてたんだな。ガソリンで爆破かあの一瞬でよく考えたな・・・天晴れ。」


化物を片付けカリンは空に何か叫びこっちに向かって歩いてきた。


「お疲れ、カリン!ナイスアイデアだったね。」

助手席を開けてあげ、水を一本とチョコレートを渡した。

カリンは、頭を下げ水を一気に飲み干しチョコレートを口に入れ幸せそうな顔をした。


「今から当分運転するから、身体休めたら?」


「え、全く疲れていませんよ!あんなヘボ相手に、それより空気が悪いです少し離れましょう。生存者の感知はできませんでしたし。」

ケロっとした表情でカリンはこっちを向き刀を磨きながら、あ~汚い。とブツブツ言うていた。よく見ると怪我一つもない服に汚れもない。

でも、運転頼んでいいですか?刀の汚れを取らないと錆びますので。と、お願いされたから

「喜んで!」と俺はエンジンをかけた。


「あんな怪物出てきていちいち相手してたら生存者探すのが困難になりますね。」

刀を磨き終わったカリンはチョコレートを舐めながら窓の外を見ていた。

「なぁ、カリン俺ずっと思ってたんだが・・・放送で呼びかけないか?

難しいかな・・・。たった5名を俺たちが探すより、場所を指定して向こうから来てもらう方が効率よくないか?」


チラっと隣を見ると、ふむふむと聞いたあと頭を抱え何かを考えている。

「それは互いにデメリットが過ぎると思います。

歩隆さんの呼びかけを放送しますとゾンビが反応してこりらに向かってきます。

そして、その呼びかけを聞いた生存者もこちらに向かいます。ね、生存者に待ってるのは死

だけです。」


「一人一人の捜索を続けるか・・・」


「しかないですね~」


空はもうオレンジ色だ、そろそろ日が沈む。


長い一日だった。









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