さつきはお姉ちゃん
この話は、少し私が体験した(?)お話です。
さつきのお母さんのおなか中には、あかちゃんがいます。 赤ちゃんの名前は「美真」、「純介」っいいます。双子です。
明日、生まれる予定なのです。さつきはその日の夜、ワクワクしてあまり眠れませんでいた。
夜、さびしくてお母さんの枕に顔をうずめて泣くこともあったのに。
〜次の日の朝〜
「おぎゃあ!!」 「生まれた!」さつきと、お父さんは、いっしょに叫びました。
助産婦さんに、「入っていいですよ。」と言われて、びょうしつにはいってみると、お母さんと二人の赤ちゃんがいました。
お母さんが、『今までさびしい思いをさせてごめんね。だけどさつきは、これから美真と純介のお姉ちゃんだね。』お母さんの、「お姉ちゃん」と言う言葉がとてもうれしいさつきでした。
〜6年後の朝〜
「おかあさん、もうおくれちゃうよ!!」純介が言った。「もうちょっとだから。」と、お母さん。
今日は美真と純介の小学校の入学式なのです。美真と純介はピカピカのランドセルを背負って、さつきは中学校に行って、みんなで笑顔の出発です。