表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/23

番外編 少年と少女と夏と海 後編

誤字・脱字等がございましたら報告よろしくお願いいたします。

「着いた~!」


僕と零は、十一時ごろ、海に着いた。ちなみに日帰りの予定ではある。


「真」

「ん?」


零は少しモジモジしながら僕の方によって来た。


「海に行く?ご飯食べる?それとも・・・水着食べる?」


変なことを言い出した。たぶんアレだ。『ご飯食べる?お風呂に入る?それとも・・あ・た・し?』っていう主婦の営み?だ。そんな事、どこで知ったのだろうか?

零の場合、最後がどう見てもおかしいが。

いや、実際選んでしまったらこの年でも変体疑惑をかけられそうだ。

まず、この世界に変態さんがいるのかすら曖昧なところだが・・・。


「真?」


どうやら僕は少しの間考え込んでいたらしい。あんな事で・・・


「じゃあ、海、行こうか。」

「そうだね!」


零はものすごく嬉しそうだった。
















「あぁ、疲れた~」


たった三十分なのにもかかわらず、零はぐったりしていた。

無理もない。実際、子供みたいにはしゃいでいたのは零の方だし、泳いでいたのも零の方だし・・零も僕も子供だが・・・。

じゃあ僕は何をしていたのかって?


一 零と一緒にはしゃいでいたが体力があった。

二 ずっとプカプカ浮いていた。

三 砂の中にいた。

四 何を言われても何もしなかった。























正解は、三の砂の中にいた。ですね。正解した方、おめでとうございます・・・・ってこんなことしている場合ではなかった。









「そろそろ昼食にしようか」


体力・気力補給も兼ねて昼食をとる。


ちなみに、零は焼きそばで、僕はおでんだ。

なぜこんなところおでんが売っているのか不思議だったが、それを真夏に買って食べようとする僕もおかしいのかもしれない。



午後からは僕もきちんと海で泳いだ。









そして、事件は僕たちが帰ろうとしたときに起こった。
























ザーーーーーーーーーーーッ

物凄い雨が急に降り出した。

天気予報では『今日は一日中晴れの見込みです。気温は三十七℃、熱中症には注意してください━━』とか何とか言っていた気がするのだが・・・あぁ、これが俗に言うゲリラ豪雨というやつか?

ちょうど今帰ろうとしたタイミングで降り出すとか・・・・神様、悪戯しないでくださいよ。


「真ーーー!雨だよ、物凄い雨だよ♪」

「・・・そうだね」


零は雨にも動じず、遊んでいる。海で・・・・

後ろに『♪』付いてるし・・


「零、危ないよ?」

「大丈夫だって!水が顔までk・・・・きてるだけだから」


今、溺れかけたよね。






ゴォォォーーーーーーーーッ

物凄い風が吹き出した。

季節はずれの台風?と思いたいくらいの強風だ。


「・・・ま・・真ーー風だよ、物凄い雨と風だよ・・」

「・・・・・・」


零も力尽きてきたようだ。


「零、取り敢えず海から早く出よう?」

「そうだね・・」








僕達はその雨と風のせいで、電車が止まり、帰ることが出来なくなった。

電話しなきゃ。と思ったのだが、電線が切れてしまったらしく、電波が届かない・・いや、ない。

何処か泊まる場所を・・と思ったのだが、今日海に来ていた客達に安い宿を取られ、残っている宿は、僕と零のお金サマではどうすることも出来ない値段だった・・・・つまり、今日は野宿だ!・・ということだ。




・・・・・。

神様、本当に悪戯は止めて下さいよ。




「真~これ、食べられるの?」


そんな状況の中でも零は楽しんでいるという・・すごいな。尊敬しちゃうよ、ある意味。

因みに今は食料調達をしているところだ。


















今日の夕食


主食

そこらへんに落ちていた海草らしきものを海水でちょっと味付け・・・みたいなやつ


主菜

亀の手(生)


副菜

季節はずれのアサリさんやヤドカリさんの甲羅に、そこらへんに落ちていた海草らしきもの(主菜とは別の)を少し乾かして詰めた物(甲羅たちは海水で洗浄ずみ)


デザート

そこらへんにいたちっちゃいカニ(踊り食い)


ドリンク兼汁物

海水





火が起こせないので、すべて生だ。正直、美味しくない。というかすべてしょっぱい。

さすが海だ。


「・・しょっぱいね。水欲しくなる。あっ!」


零は海のほうを見つめていた。


「零、海水飲もうとするなら止めといたほうがいいと思うんだけど。余計に喉が渇くと思うよ」

「う~ん、大丈夫じゃない?ほら、海水だって、『水』っていう字がついてるし」


そう言って零は海水を飲んだ。


「・・・。もっと喉渇いた」


言わんこっちゃない。















ゲリラ豪雨?にもかかわらず、その雨と風は朝まで続いた。

零とは添い寝状態で、かなり密着していた。

雪山で遭難した何たらかんたらみたいな状態になり、さすがの僕も危なかった。いろんな意味で・・・・。


そして僕達は、胸に刻んだ。


次に何処かへ出かけるときは、水と食料とお金サマを大量に持っていこうと・・・・・
















あっれ~おかしいな。

何で今までで一番長いのが番外編なんだろう。

いつかは、本編もこのくらい長く書ければいいのになぁ、みたいな・・・

次の投稿は、テストが近づいているということで遅くなると思います。因みに、やっと新キャラが出てきそうな予感です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ