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危険な肝試し(秋)

テスト終わったー(いろんな意味で)

って事で、これからはじゃんじゃん投稿していく予定なので、よろしくお願いします!

誤字・脱字等があれば、報告お願いします。

僕はこの世界でただ一人だと思っていた。

ずっとナニカを思いながら何もできず、孤独感を抱えながら死んでゆくだけの存在でしかないと・・・・

ただ、世界を正常に回すための一部でしかないと・・・・







という前振りはさておき、今はとある神社の前にいる。

時間は9:00pm

主に僕のクラスの生徒達総勢38名が集まっている。


「「「「「キャーーーーーーーーー(全員棒読み)」」」」」


生徒達の叫び声?が聞こえる。


なぜこうなったんだか・・・・・。












時は放課後まで遡る











「ねぇ、真」

「ん?」

「肝試ししようよ」

「ん?・・・・えっ、今秋だよ?」

「そうだね」


唐突だ。

流石零とでも言っておこう。

僕は架空のパソコンを開いた。







肝試しとは・・・?

肝試しとは怖い場所へ行かせて、その人の恐怖に耐える力を試すことである。もっぱら夏の夜に行われ霊的な恐怖に耐える日本の伝統的なゲームの一種。試し胆会とも言われる。





「そっ・・・・それ、良いと思いまっ・・・う」

「・・・思いま、う?」


月菜が顔を赤らめもじもじと恥ずかしそうにしながらボソッと言い直す。


「それ良いと・・・・思う」


どうやら敬語にならないようにしていたようだ。


「三人でやるの?つまらないよ?」

「つまらなくない・・・・と思うよ。人数が多いほうが楽しいなら、このクラス巻き込んじゃえばいいんじゃない、真?」

「意地でもやりたいんだね。」

「うん」


僕は正直、秋といってももう冬並みに寒いのだから肝試しとかさらに寒くなるようなことはしたくなかったが・・・・まぁ、驚かずハイキングみたいなノリでやっておけば寒くはならないか。


「皆~、今日肝試しやるから、八時三十分に・・・神社に集合ね!」

「「「「「・・・・・・・うん、分かった。(今、秋だよね?)」」」」」


こういう時に『行かない』とか『嫌だ』とか言っちゃえばいいのに・・・・『はい』だけしか言わないなんて・・・・

まぁ、今に始まったことではないが。






クラスの皆(僕含む)はもはや笑顔ではなく苦笑していたが、零と月菜だけは♪をつけながら「今日楽しみだね~」と言っていた。













そして今に至る。


「真、一緒にいこっ!!」

「いいけど・・・・月菜はどうするの?」


チラッと月菜を見た。すると・・・・・


「えっ?・・・・ああー、私は驚かすほうが驚かされるより好きだから・・・・ね。フフッ」

「「・・・・・。」」


月菜はその後もフフフフフと奇妙な声を出しながら先に神社に足を踏み入れた。

・・・・まぁ、楽しそうだからよしとするか。

そして、その結果、なぜか生徒達は神社に入ってゆくと必ず叫ぶのだった・・・・棒読みだが・・・・






そんなこんなで僕と零の番がやってきた。


「楽しみ~♪」


そんなことを言いながら神社に入った僕と零は、入って五秒後に叫びだしたのだった・・・・。

僕も驚いた。入った直後に足元がヌメッとしていて、転んだら案の定手に血のりは付くし、それを見た零が叫んで走った先には定番のコンニャクがぶら下がっているし、普通に骨とか落ちているし・・・・しかもこれでは終わらない。さらに追い討ちをかける月菜の姿には驚いた。

初めてこんな肝試しをした。が、零がこんなにも驚いて、泣き出しそうになるなんて・・・・初めからやらなければいいのに・・・・・まぁ、そこが楽しいんだろうけど。


「あぁ~怖かった。月菜って意外と本格派だったんだね。私、思わず泣きそうになったよ。」

「良かったじゃん。それだけ泣いても、満足そうに笑ってるし。楽しければすべてよし・・・みたいな?」

「・・・・・。」

「零?零さーん?」


何処か別の世界へ行ってしまった様に零は固まった。返事が返ってこない。僕が言った言葉がそんなに意外だったのだろうか?


「な・・・・つや・・・・」

「なつや?誰それ?」

「分からない」


零が不意に呟いた『なつや』という少年の名前。

その正体は不明。

記憶喪失でもしているのだろうか?

零は最初に会ったときから不思議な少女だとは思っていたがさらに謎は深まった。





























ねぇ、君にはモウ時間がナイコトをシッテイルノ?

アノコトイラレルジカンガ・・・・・・・・





ウィッキー先生、ありがとうございました!!

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