見とれた笑顔 side月菜
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「あはは、そうだよね」
あぁ、真っ暗だ。
何も見えない。
私は何も見ようとしていない。
いつも
ただこうして笑っていた。
物心ついた時からずっと、笑っていた。
泣いたことはない
怒ったこともない
本当に喜んだことも・・・・・だから
裏切ったこともない
いつも平和を求めていればいいのだ。
余分なことは考えなくてもいい。
何もする必要はない。・・・・何も
ある日、私は同じクラスメイトであろう少年と少女を屋上で見た。その少年と少女は私の小さな小さな何もない世界をどんどん壊していくような驚くべき発言ばかりしていた。盗み聞きをしていたいわけではないが、何故か私はその場を離れることができなかった。
そして少年は言った。
━━━僕でもこの世界を変えたいと思ってもいい?━━━
と、素直な目で言った。ほんの少しだけ笑っていたようにも見えるが、その表情は見たことがないものだった。
その瞬間、私の中の小さな小さな何もない世界は終わりを告げ、強く吹いた風は黒い霧をなくした。
上を見ると蒼く、澄み切った空が
下を見ると、小さな芽とあたり一面に広がる草原があった。
そこに踏み入れると気持ちよかった。
だが、喜ぶことはできない。
ふと、横を見れば、真っ暗な広い広い道があった。どこまでも続きそうな深い闇とひっそりと咲く真っ赤な彼岸花がある。
まさに光と闇は表裏一体といえるのかもしれない。
それから私はストーカーのような行為をしていた。
もちろん、私自身、九割方はストーカーをしていると認めている。
だが、その時々で見る私の知らない様々なモノ。見ていて飽きなかった。
そして、同時に思った。
あんなに笑えたなら・・・・・
だから私は裏切った。
この世界を、そして・・
隠そうとする私自身を━━━
そして私は、少年と少女の前に行き、すべてを話した。
『真の笑顔』という決してモノとして残るはずのないものを求めて・・・・・
初めてのside
駄文ですよ。いつもの八割り増しくらい駄文ですよ。
国語って苦手だわ。ほんとに
・・・・テストがあるっていうのに
こんなことしていて大丈夫か!
大丈夫だ問題ない・・・・わけがない!!
寒っ。
・・・・まっ、まぁ今冬だしね
真「今、完全に滑ったでしょ」
作「今までこんなところに出てこなかったのに、何で今出てくるんだか・・」
零「滑ったから少しでも空気を温めないとね。」
作「・・・・直球だ」
月「・・・っということで、次話投稿は二週間後?くらいになると思いますよ。」
作「その台詞は自分n・・・・」
零「応援、お願いしますっ!」