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プロローグ
とある昔、この世界は嘘でできていた。
人々はすべてを偽り隠す。
素顔も感情もすべてだ。
第三次世界大戦が勃発した後、世界各国のトップ達はこう言った。
「人間に感情などというものがあるから対立し、傷つけ合うのだ。」
その結果、人々は思ってしまった。
‘じゃあ、その感情をなくせばいい’
それを機に世界は一変した。
———— そして世界は嘘で成り立つ ————
だがそれは二百五十年という長い時を経て元の——
白紙が色に染まる世界へ
感情のある世界へ
戻った。
とある少年ととある少女によって