悪役令嬢を殺したったwww
悪役令嬢殺しちゃったwwww
辺りは異様に静まり返り、街灯の光がスポットライトのように点々と続いている。
風も音も何もない。どこかで犬が吠えている。どこかで誰かが笑ってる。だがそれはとても遠くだ。
そして、闇に紛れた暗く冷たいアスファルトの上を歩いてきた少女がいた。背丈は160cm程であり、唇が薄く、肌は新雪のように白い、髪はロングでサラリとなびく。―そう、この物語の主人公である。
鳥のさえずりが聞こえる。まだ眠い目を薄く開いた。カーテンから溢れ出る白い光に目が眩む、それと同時に、扉が開いたーw
「私は悪役令嬢よ⤴」
関西風のイントネーションにムカついて私は近くにおいてあった辞書くらいの厚さの本を声のする方へぶん投げる。
ドカッ
鈍く痛々しい音がした。あーこれやったわ、完全にやってるぅ。感覚でわかる、いわゆる手応えありってやつだね。
目をこすりながら、シーツから上半身を起こす。そして扉の方を向くと、青いドレスを着た少女が頭からケチャップ垂れ流し状態でぶっ倒れていた。
「てかここどこなん(・∀・)」
自分が出した声は自分のものではないことに気づいた、まぁ何が起きたかだいたい見当がつくんだけどね!多分私は、学校からの帰り道暗闇に紛れていて見えなかった水たまりで滑って頭のうちどころが悪く死んだ。うかつだった~つまり、これはあれだ。異世界転生ってやつだね!。ここらへんの飲み込みは適当に終わらせて、今はこの死体をどう処理しようかだけ考えよっと。
「あれ?急に、、、頭が、、」
ばたっーーーっと倒れ込んだ私は元の世界の病室にいた。
数日後、自宅のポストに古い紙の巻物が放り込まれていた。それによるとどうやら私は悪役令嬢を殺すためにあの世界の神よばれたらしいが、私はソッコーぶっ殺したので、すぐに戻されたらしい。クソッタレッどうせなら異世界満喫してからぶっ殺せばよかった。
皆も異世界に転生したら、人をヤる前に異世界満喫しておこうね↓。
こんにちは、最初の方は割と真面目に書いてましたがなんかどうでもよくなちゃいました。ごめんなさい。