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10日目 いまいちど、親子の縁を切る

 町まであと少しというところで、追手……フーが僕らの前に立ちふさがった。


「なんの用だ」

「わかっているだろう。共にカナリ様のもとに行こうじゃないか」


 僕がいないと支援金をもらえないから、必死なのだろう。


「ヒイロ、下がってて。……貴方とは縁を切った。従う理由がない」

「なら力ずくで」


 フーが剣を抜き、斬りかかってきた。

 躊躇ためらうとヒイロの身が危うくなる。

 実父相手だろうとやるしかない。僕は覚悟を決め、剣を振り上げた


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― 新着の感想 ―
[一言] 縁を切った父親が真剣で切りかかってくる。 これはまた何とも皮肉な事になってしまいましたね。 実の親子で争うのですから、皮肉であり骨肉とも言えそうです。
[良い点] フー、やはり立ち塞がったかぁ。 親子の縁を切ったと言え、相手は父……葛藤の中で戦うと思うので、剣に迷いが出てそこを突かれないといいけど! ヒイロと共に無事を祈ります!!
2023/09/26 20:02 退会済み
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