裏切り
するとムーンが物凄い光を放ち、周りの人間は皆目をくらまされる。
「なっ?!ただのウサギではなかったのか?!」
アシッドはそう言いながら前に進もうとするがめがくらんで動けない。
フェナーサとマルクはその隙に部下とアシッドへと攻撃する。
「くっ!」
「ぐあっ?!」
部下への攻撃はすんでのところでそれてしまったかマルクの拳はアシッドをとらえた。
「くっ、こんな雑魚にっ…」
アシッドが深手を負ったのを見た部下はアシッドの元へと向かう。
「109番!援護ごく…」
ろう、といったアシッドの口から血液が流れ落ちる。アシッドの体を貫通して攻撃がマルクへと直撃する。
「!!」
「なっ?!」
フェナーサはそこで止まった。マルクはその攻撃をなんとか避ける。
「な、何故、だ?!109番…」
アシッドはその場に崩れ落ち、こときれた。
「なんで、だよ。お前の仲間じゃ、」
マルクの言葉を遮るように109番は答える。
「仲間?はっはっ、ばっかじゃない?弱いやつは死ぬしかないんだよ。こいつだって弱いって理由で何人殺したと思う?自分は弱いやつに含まれないと思ってるようなやつ、いらないんだよ。これより、この場の指揮はボクがとる!従え!」
その言葉に少し戸惑いながらも追って達は従う事にした。
「……ざけんな」
「は?」
「ふざけふなっ!!」
マルクの怒りの拳が109番へと繰り出される。
「そんな組織のやり方なんて俺は認めねーーっ!!」
「ははっ!そんな攻撃きかないよー!」
マルクの拳は難なく避けられる。だが、背後に迫った羽には気づけなかった。
「!!」
フェナーサの羽が109番を襲った。
「マルクさんの言う通りです!こんなやり方がいやだから私は逃げて来たんです!!」
「ちっ」
あの男はともあれ、フェナーサ・リングは厄介だな。
109番は改めてフェナーサへと向き合った。
「ここで死になよ。フェナーサ・リング!」
109番の攻撃がフェナーサを襲う。マルクが109番へと近づこうとすると追って達に阻まれた。
「くそっ!」
マルクの視線が上を向いた。そして、一目散にフェナーサと逆側へと走った。
「あれ?諦めて逃げたのかな?」
109番はなんてにたにた笑っていた。
「マルクさん…!?」
マルクはそのまま戻らない。
「さぁ、フェナーサ・リング!無様にここで死んでもらう!!」
「くっ!」
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