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フェザーの奇跡  作者: ユキア


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フィボナスの力

「うっしゃっ!くらえ!!」


マルクが床を殴ると床はひび割れ敵は落ちてゆく。

「ぐぁああ!」


だが次々に敵が現れる。



「どうかなるべくお怪我なさらないように…祈ります。」


フェナーサの羽根は鉄の雨のように敵に降り注ぐ。


「ぐぁああっ!」


「マルクさん」

「フェナ!」


マルクが天井を殴り建物は崩れてゆく。そして床に刺さったフェナーサの羽根達は今度は床から天井へと勢いよく登ってゆく。


「ぐぁあああっ!」

しかし、そんな悲鳴の中、1人の兵士が叫んだ。

「動くなっ!こいつが見えねぇのか!」


「「っ!?」」


見るとムーンが捕まってナイフを当てられている。


「こいつを無事に返して欲しけりゃ…」


「ムーンアタック!!」


敵の兵士が言い終わるより前にムーンの耳が敵の顎を付いた。


「ぐあっ?!く、くそがっ!」


ナイフをムーンへと振り下ろそうとするとムーンは目を開けられないぐらい眩しく光った。


「これが!ムーンの能力だよ!」


あまりの眩しさに目がくらんだ隙をみてムーンはフェナーサの元へと戻る。


「フェナー!マルク!ただいま!」

「ムーン!ナイスです!」

「ムーン、やるじゃねぇか!」


「えへへ☆」


3人は多くの敵の兵士達をなぎ払いながら進む。そこにある男が現れた。


「そこまでだ。」

その瞬間、マルクとフェナーサへ瓦礫と羽根が降り注いだ。


「「?!」」


「なんと言うありさま。私の部下として未熟な者ばかり。皆、後で覚えておくがいい。」


「ぐぁっ?!なんで瓦礫と羽根が?!」


そこにいたのはフィボナスだった。


「フィボナスの能力は浮遊!物を自在に浮かばせる事ができるのです!羽根の操作主導権を奪われました!」


「くそっ!」


「組織1の研究者とは言えど、ただの小娘ごときにおくれはとるまいよ!」


瓦礫と羽根がマルクとフェナーサを痛めつける。


「「っ!!」」


フェナーサが羽根で壁をつくり、防ごうとするがその羽根の主導権を奪われてしまう。


「くっそぉおおっ!!」


マルクは瓦礫や羽根を闇雲に殴る。しかし、上手く殴り壊せない。


「このままではっ!」


「くそっ!」


2人は絶体絶命の危機へと陥ってしまった。


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