合流
「んん……こ、これは?!」
フェナーサが起きると能力を使えなくするロープで括られていた。
「やっとお目覚めかな?フェナーサ・リング。」
そこにいたのはこのアジトの支配者フェボナスだった。
「元実験体番号No182、フェボナス!」
「ふんっ!組織の情報は熟知してるようだな。」
「私をどうするつもりです!?」
「本部に引き渡すんだよ。」
「くっ!」
「まあそこで大人しく処分を待っているんだな。」
縛られたフェナーサは身動きが取れない。フィボナスは見張りを付けると部屋から出て行った。見張りが後ろを向いた瞬間にスカートからムーンが出てきて見張りを殴った。
「がはっ。」
殴られた見張りはその場に崩れ落ちる。
「ムーン、ナイスです!」
ムーンはフェナーサの縄を解こうとする。固く結ばれたソレはムーンの歯で噛み切られた。
「ムーン、いきましょう!」
「うん!」
そう言った瞬間に、どかーんっと、大きな音がした。
「?なんでしょうか?!」
「フェナ!あっち!」
2人は音の方へと走ってゆく。途中で組織の人間と出くわした。
「!?逃げてきたのか!?くそっ!」
組織の人間は銃を構えて打ってきた。その瞬間土埃が舞い散り銃弾は何かに弾かれた。
「「「?!」」」
3人が呆気に取られていると土煙からマルクが出てきた。
「フェナーサはどこだぁーーー!!??」
「マルクさん!?」
「マルク?!」
「おっ!フェナ!無事だったか!」
「はい!」
フェナーサとムーンはマルクと上手く合流でき、喜んだのもつかの間。
「くそっ!」
組織のメンバーは再び銃を撃つ。その銃弾がマルクとフェナーサへと向かう。しかし、フェナーサの羽根がマルクへの銃弾を弾き、フェナーサへの銃弾はマルクが殴って粉々にした。
「フェナ、サンキュ!」
「はい!マルクさんもありがとうございます!」
「さーて、反撃と行くぞ!」
「はい!」
こうして、マルクとフェナーサの逆襲が始まる。
読んで下さってありがとうございます。このお話は前回の投稿からかなり時間がたっていましたが、エターナルする気はないのでご安心ください。ユキアの作品を今後ともよろしくお願いします。




