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フェザーの奇跡  作者: ユキア
3/13

能力者嫌いの村

 

 フェナーサ達は追ってに追われながら歩き続けていた。そして小さなむらを見つける。


「マルクさん今日はここで休ませていただきましょう!」


「おう!」


「わーい!やっと休憩できるね!」


 ムーン達は歩き通しだったので喜んでいた。


 だが、村にはいると何やらがやがやと声が聞こえてきた。


「能力者じゃないかい?あの子」

「化け物じゃないもいいが……」

「能力者なんてこないでほしいわ。」


「この村は能力者を差別している。……まさか。」


「?フェナーサなんか心当たりあるのか?」


「い、いえ。」


 そこに村長らしき人が現れる。


「旅の方達かな?良くいらっしゃいました。私はこの村の村長です。」


「あの、この村は能力者を差別していますよね?何故でしょうか?」


「……立ち話もなんです。中へ。」


 村長に案内されて村長の家へとはいる。一同はテーブルを囲んで椅子に座っていた。


「実は、この村は組織に占拠されていまして、それで皆、能力者を嫌っているのです。」


「やっぱりそうなんですね。」


「……!!」


 村長はその時ある事に気づいてしまった。


「ささ、お茶でもどうぞ。」


「はい。」


 3人はすすめられるままに紅茶を飲む。しかし、次の瞬間視界が揺らいだ。


「許してくれよ。これもこの村が生き残る為なんだ。」


 ☆☆☆☆☆


「フェボナス様!」

 村長は組織のアジトへと向かった。そしてその支配者に合う。

「ん?村長か?何の用だ?」


「組織が探している女を見つねました!」


「ほう?」



「この娘でしょう?」


「おお、よくやった!組織を裏切った女だ!」


「あの、せめて男手を返してもらいたいのですが……」


「?何を言う女達を見逃しているだけ感謝するがいい。」


「そんな!?頼みます!」


「うるさい!殺されたくなければ帰れ!」


 村長は仕方なく帰った。

「ふん、それにしても組織1の科学者がこんな小娘だとは……」


 ☆☆☆☆☆


 マルク達が目を覚ますとフェナーサが消えている事に気がついた。


「おい!こら!フェナーサをどこへやった?!」


 村長の胸ぐらをマルクは掴んで問い詰める。


「す、すまない。村の為に犠牲になってもらった!本当にすまない!」


「なんだって?!」


「あの少女は組織が探していた女なんだ。村の男手は、組織に奪われ、生活の困窮したこの村を立て直したかったんだ!許してくれ!」


「くそっ!組織のアジトはどこだ!!」


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