能力者嫌いの村
フェナーサ達は追ってに追われながら歩き続けていた。そして小さなむらを見つける。
「マルクさん今日はここで休ませていただきましょう!」
「おう!」
「わーい!やっと休憩できるね!」
ムーン達は歩き通しだったので喜んでいた。
だが、村にはいると何やらがやがやと声が聞こえてきた。
「能力者じゃないかい?あの子」
「化け物じゃないもいいが……」
「能力者なんてこないでほしいわ。」
「この村は能力者を差別している。……まさか。」
「?フェナーサなんか心当たりあるのか?」
「い、いえ。」
そこに村長らしき人が現れる。
「旅の方達かな?良くいらっしゃいました。私はこの村の村長です。」
「あの、この村は能力者を差別していますよね?何故でしょうか?」
「……立ち話もなんです。中へ。」
村長に案内されて村長の家へとはいる。一同はテーブルを囲んで椅子に座っていた。
「実は、この村は組織に占拠されていまして、それで皆、能力者を嫌っているのです。」
「やっぱりそうなんですね。」
「……!!」
村長はその時ある事に気づいてしまった。
「ささ、お茶でもどうぞ。」
「はい。」
3人はすすめられるままに紅茶を飲む。しかし、次の瞬間視界が揺らいだ。
「許してくれよ。これもこの村が生き残る為なんだ。」
☆☆☆☆☆
「フェボナス様!」
村長は組織のアジトへと向かった。そしてその支配者に合う。
「ん?村長か?何の用だ?」
「組織が探している女を見つねました!」
「ほう?」
「この娘でしょう?」
「おお、よくやった!組織を裏切った女だ!」
「あの、せめて男手を返してもらいたいのですが……」
「?何を言う女達を見逃しているだけ感謝するがいい。」
「そんな!?頼みます!」
「うるさい!殺されたくなければ帰れ!」
村長は仕方なく帰った。
「ふん、それにしても組織1の科学者がこんな小娘だとは……」
☆☆☆☆☆
マルク達が目を覚ますとフェナーサが消えている事に気がついた。
「おい!こら!フェナーサをどこへやった?!」
村長の胸ぐらをマルクは掴んで問い詰める。
「す、すまない。村の為に犠牲になってもらった!本当にすまない!」
「なんだって?!」
「あの少女は組織が探していた女なんだ。村の男手は、組織に奪われ、生活の困窮したこの村を立て直したかったんだ!許してくれ!」
「くそっ!組織のアジトはどこだ!!」




