仲間の行方
「フェナ!戻るってことは…」
「……はい!お2人を助けにいきます
!」
「2人?」
「はい!私を逃がす為に囮になってくださった方々です!」
3人へ走りながら話す。
「1人は雷使いの男性、ルカ・サタンさんです。」
「雷使い?」
「はい!能力は雷を操ることです!」
「雷なんか操れるのか!へー!」
マルクは目をかがやかせた。
「もう1人はスマール・ヒューマ。」
「何を操るんだ?」
「人間と植物だよ!」
ムーンが答える。
「植物?と人間?!」
「はい、スマールさんは2つの能力を持つ方なんです!」
「2人は無事なのか?」
フェナーサは少し暗い顔をしてかマルクに答える。
「はい。恐らくは…お2人は能力でありながら組織の研究者。簡単に殺されることはないと思います。」
「研究者?」
「…はい。私も組織の研究者でした。多くの兵器を作り、そして、殺しました。」
「?!」
「マルク、フェナは、妹を人質に取られてて、兵器を造らざるおえなかったんだ。」
「……フェナ。」
「……はい。」
フェナーサはマルクに軽蔑されると思った。
「辛かったんだな。」
「「へ?」」
フェナーサとムーンは足を止めた。
「そんな辛いことがあったのに俺、なんにも知らないで……もっと、なんつーか、その、ごめんな。」
「どうしてマルクさんが謝るんですか?」
「なんだろ、なんか、もっと配慮できたような気がするんだ。聞き方だって、別にこんなんじゃなくてさ、その、なんて言っていいかわかんねーけど、ごめんな。」
「マルクさん…」
「マルク…」
フェナーサとムーンはマルクの優しさに心打たれる。
そんな時だった。いきなりマルクとフェナーサの間に光る何かが落ちる。
「「!!」」
2人はなんとか避けた。
「こ!これは!?」
そう、それは雷だった。
「きっひっひっ!フェナーサ・リング。みぃーつけた。」




