4話 Revenger?
おはよ、こんちゃ、ばんは〜。
ちなみに千葉代表、実際も強いです。
俺は、部長になってから最初の3日以外、特に仕事をしていなかった。
「仕事をしないことが仕事だと思ってるから。」
なんてことを唯一のマネージャーに言ったら、容赦なくぶん殴られた。だから、少しはしっかり仕事をすることにした。
まず、練習内容。
ちょっときつめかもしれないけど、外周一周とストレッチ、あとは対人パスとネット際。
それが終わればゲーム。25点の1セットマッチでメンバーを回していく。
あんまり内容を固定することはしたくなかったんだけど、これくらいならストレスにはならないだろうと思ったから。もし不満が出てくれば、その時変えればいいしね。
で、これが俺にとって一番大切……というか、できれば一番ルールとして決めておきたかったことなんだけど……みんなできてるんだよね。既に。
だから別にいいかなって……え、言わなきゃだめ?えー……ん、わかったわかった。わかったから一回その拳を収めてくれ。
俺が一番重視したかったこと。それは、毎日部活に出ることと、楽しむこと。
ほらぁ、そういう顔するだろ!?だから言いたくなかったんだ!さっきも言ったけど、みんなできてるんだよ!これ!
俺が中学の時居たとこは、これできてない人もいたからね!?俺はその人のプレー見てて少し苦しくなったことがあるから!だから別に、無理に誘った2人の心配とか、先輩なのに急に後輩の尻に敷かれて居づらくなってないかとか気にしてるわけじゃないからね!?
マネージャーはその後10分ほど俺を小馬鹿にしたあと、ニマニマとした顔のままタオルを干しに行った。まあ、こういうことができるくらいのトップだったほうが、俺としてもやりやすい。
今のところ、全てがうまく行っている。
みんなの基礎力は日に日に上がってるし、得意なこと、不得意なことも見えてきた。
俺の夢を叶えるには、あと少し。もう少しで、始められそうだ。
待ってろよ、白羽トビ。




