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キャメルン人魚に恋をする 文:空羽ファティマ 切り絵:海扉アラジン
バレンタインですね。恋人たちの愛の誓いの日、愛を確かめ合い感謝の気持ちを伝える日です。
日本では、女性がチョコレートを送って告白する日になってますが(*^。^*)
恋人へ、家族へ、友人へ、いろいろな愛そんな愛がたくさんつまった物語が
『キャメルン人魚に恋をする』です。
この絵本、とてもキレイな切り絵の絵本です。パステルカラーのバックの素敵な切り絵で、絵を眺めるだけでもほんわかします。
お話は少し長めです。
砂漠に住むラクダの子キャメルンが海へいき、そこで美しい人魚に出会って初めて恋を知る。
でも人魚には満月の夜にしか会うことができない。人魚とずっと一緒にいるためには人魚の国の門番に自分の”魂の光”を渡さなくてはならない。
恋とは......
世界でただ一人自分が自分であるための心”魂の光”とは......
そして愛とは......
小さなお子さんだと少し難しいテーマかも知れませんがやさい絵とやさしい物語にいやされます。
朗読CDがついているので、眠る前に少し暗い落ち着いた雰囲気で子供と一緒に絵を楽しみながらページをめくるのも良いのではと思える一冊です。