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かえりみち 作・絵 森洋子
子供の頃、学校帰りに寄り道したことはあるでしょうか？
今どきの小学生は寄り道せず家に帰るのかなぁ？
なかなか外遊びをする機会も減っていそうですが……
『かえりみち』は絵を楽しむ絵本だと思います。
文字はちょっとだけ。
絵本を広げると左右で一対の細やかな鉛筆画になっていて
現実世界と空想世界が対で展開していきます。
あー、小学生にとってはただの帰り道がたくさんの冒険に満ちている。
岩山の上だったり、ジャングルだったり、忍者修行だったり……
子供の想像力は無限だよね。
小学生のころを懐かしく思いながらそれぞれのページに広がる冒険ものがたりを
自ら、もしくは子供と一緒に紡いでみるのも面白いかも。
そんな風に思える一冊です。
