表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブレイブ・フェザー!  作者: 斬空狼
第Ⅰ章 ~進道永路、始動~
3/35

第二翔 〜嗚呼、友よ〜

携帯では読みにくかったので編集してたらこうなった。

ではでは。

『キーンコーンカーンコーン』


「じゃあ本日の講義はここまで。来週から実践編に入るから、皆さん気合入れて頑張りましょう」

「起立、礼」

『ありがとうごさいました〜』


「ん〜…!やっと終わったぁ!今日も疲れたな〜…」


1日分の疲れを解放するように伸びをする。この瞬間がたまらなく気持ちよくて大好きだ。


「あ、進道君」


と思い出したように担任の加賀山トキコ先生が声をかけてきた。


「朝の件に関する報告書の提出、忘れずにお願いね」

「…はい、わかりました」


そんな事言われましてもアレはファムが原因なんですが…。


5分程どう報告書を書くか悩んでいると。


「よう。お疲れさん、永路」

「麻火。お疲れ」


話しかけてきたのは親友の旭川麻火(あさひかわ あさひ)だった。


「お前も災難だったな。朝っぱらからFGが部屋に突っ込んで来るなんて」

「そう思うんなら報告書書くの手伝」

「それは断る」

「早っ!皆まで言わせろよ!いくら何でも今のは早すぎだろ!!」


お前それでも僕の親友か!?


「永路。お前さんな〜んにも解っちゃいないな。友達だからこそ敢えて甘やかさずに厳しく接するんだよ。何故ならそれが本当の優しさだからな」

「やかましいわ!それっぽい事言ってんじゃねぇよ!オカンかお前は!」


コイツと話していると自然と漫才が成立してしまうから不思議だ。


「まあそうカッカしなさんな。それより技術科の連中がお前を呼んでたぜ」

「あ?技術科が?」

「ああ。多分お前の部屋に突っ込んで来たFGについてだと思うぞ」


結局あのFGは後で回収してもらって、今は技術科の格納庫に収容されている。

そういえばファムが『細部の調整を〜』とか言ってた気がするな。


「…そのままにしておくわけにもいかないし、取りあえず行ってみるか」

「なら報告書は俺が書いといてやろうか?」

「マジ!?いいの?!」

「ああ、ただし…」


あ、何か嫌な予感。


「後で何か奢れよ?」


…やっぱり。


続く。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ