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卒業パーティー

作者: シキ


ふわふわ設定です。

細かい事が気になる方は気分が悪くなる前にプラウザバック推奨です。






 卒業パーティー。

それは在校生と卒業生の別れを惜しむ場でもあり、卒業生の明日からの未来を祝い良きものになるようにと送り出す為の儀式でもある。

明日には平民の卒業生は仕事なり移動なり散り散りになり、王侯貴族の子息令嬢達は一人前になった記念の夜会に出席して本格的に社交にもまれていく。

涙を我慢する事なく抱き合う者もいれば、最後だからと酒も入っていないのに酔っ払いの如くはしゃぐ者もいる。

卒業生を担当していた教師も参加しており、良い意味でのお礼参りがあり最後まで涙を我慢出来た教師はこの学園が始まって以来皆無であるのが伝統である。

 そんな別れと旅立ちの前の、自由であった学生生活を締めくくる特別なパーティー。

そのメイン会場である中庭に、パーティーにふさわしくない声が響く。


「フラン!俺はもう我慢出来ないんだ!」


何事かと声の主を探す参加者。そしてそれは直ぐに発見された。

メイン会場の、そのど真ん中で、第二王子が叫び続ける。


「私は真実の愛を見つけてしまった!

もう私には愛のない生活は無理なんだ!!」


やっすい芝居のような大袈裟な身振り手振りに中身の薄いセリフ。

なんの茶番だと周りは近付かずに様子をみる。

第二王子であるクリストフ殿下の横にはメスの顔をして茶番劇をうっとり見つめるアメリア子爵令嬢と、スンと感情を無くしたクリストフ第二王子の婚約者フランシーヌ侯爵令嬢がいた。


「私はフランとの婚約を破棄してリアと結婚をする!」


クリストフ第二王子の宣言に感極まったアメリア子爵令嬢がクリストフに涙ながらに抱き付き茶番は完全に2人の世界を作り上げて他の世界と隔絶していた。

もちろん巻き込み事故の如く強制的に登場人物にされたであろうフランシーヌ侯爵令嬢もその世界には入っていけない。



 ここまでクリストフ第二王子の行動がヒドいとは思わなかったとはいえ、婚約破棄は学生全員が予想出来たことだった。

 クリストフ第二王子は学生生活において王族にも関わらず最終学年では平民が混じるクラスに落ちていたし、隠れもせずにアメリア子爵令嬢とイチャイチャラブラブチュッチュしまくっていたのだ。

フランシーヌ侯爵令嬢は家の指示によりそれに関わらない方針だと表明していたし、密かに卒業までに婚約解消するかどうか賭けが行われていたほどだ。昨日の卒業式で賭けの清算はされたらしい。

 クリストフ第二王子はいつ公務をしているか分からないほどアメリア子爵令嬢にベッタリだったし、フランシーヌ侯爵令嬢は未来の王子妃という事で既に社交に参加しておりその上で学業と王子妃教育もあり忙しそうにしていて、対比がエグいと学内どころか王都でも噂されるほどだったのだ。

 そこにこんな茶番だ。

中庭にいた卒業生、在校生、教師までもフランシーヌ侯爵令嬢に同情的で卒業パーティーに水を差すクリストフ第二王子達を敵視し始めていた。

 そこに新たな登場人物が現れて舞台は動き始める。


「それはなんのマネだ、クリストフ!

お前は何をしているか自覚があるのか!」


現れたのは第三王子アウグスト殿下。

この場を収める救世主の登場に僅かに沸き立つ会場。

しかしフランシーヌ侯爵令嬢は驚きを隠せずアウグスト第三王子を凝視してしまっていた。

在校生であるアウグスト第三王子がこの場にいるのは自然なことだ。

茶番を始めたクリストフ第二王子に苦言を呈するのも分かる。

分からないのは呼び捨てにしてまるで第二王子を格下として扱った言動だ。


「そもそもお前が何故此処にいる!」


「卒業生である私が此処にいて何が悪い!」


クリストフ第二王子が此処に居てはダメだというアウグスト第三王子のセリフに周りも首を傾げる。

フランシーヌ侯爵令嬢も一応の関係者であるがゆえにこの茶番の行く末が予想出来ずにポーカーフェイスが微妙に崩れている。


「…先日の話し合いを忘れたとは言わせんぞクリストフ。

お前はもうフランシーヌ侯爵令嬢を愛称で呼ぶ権利どころか王族ですらないだろう。

明日には王都を出なくてはならないお前が此処で茶番を演じる暇はないはずだが?」


アウグスト第三王子の言葉が頭に入って理解するのに少し間があく。

そして理解した皆がフランシーヌ侯爵令嬢も含めて驚愕の顔で王子達の顔を交互に見た。

そんな重大事項、聞いていない。


「私は私なりに学生を謳歌した!

そして私なりにケジメを付けに来たのだ邪魔するな!!」


「男爵が王族に対して…不敬だと断罪されても文句は言えんぞ?

お前はもう学生ですらない。言い訳出来ると思うな。」


クリストフは第二王子ではなく男爵になりました?ケジメって何?

入ってきた情報に思考が空回りする会場の中、いち早く回復したのはさすがのフランシーヌ侯爵令嬢だった。


「あの、発言をお許しください。」


「うん、なんだい?」


ちょこんと控えめに挙げられた手に少し俯き上目遣いなったいつもの凛とした雰囲気とは違う可愛らしい仕草。まだ混乱が治っていないのだろうしワザとではないと分かるが普段とのギャップに胸を押さえる子息が多数。

それに対して先程まで眉を顰めながら厳しい言葉をはいていたとは思えない王子に相応しい柔らかな笑顔で応えるアウグスト第三王子。いや、繰り上がって第二王子?


「えっと、私どもは何も報告はされておらず、この状況を把握出来ずにいるのですが…」


まだ完全に復活していないまま発言してしまいまとまらないフランシーヌ侯爵令嬢を「フフっ」と爽やかな笑いで和ませるアウグスト王子殿下。

 そして説明される。

王家としてもクリストフ男爵の愚行は当然把握していた。

最終学年になった時点で廃嫡は決定していたが、クリストフ男爵のこれまでの愚行もあり当然本人には知らせずに調整していく方針になった。

 もちろんそれはフランシーヌ侯爵令嬢の両親にも知らされていた。

それ故に静観せよと指示されていた。

当事者で王子妃教育を受けているとはいえ王族の機密にも触れていないフランシーヌ侯爵令嬢に王家のややこしい事案であるクリストフ断罪に関わらせないのは王族と両親の優しさだったみたいだ。

 フランシーヌ侯爵令嬢の王子妃教育は実家が外交・貿易に関わる家柄の為、近年の自国・周辺諸国の情勢・流行がメインになり婚約破棄後の地位を保証する為に王族との交流も増やした。

今では王太子妃と個人的な茶会に参加したり緊張せずに王妃とも会話出来て王太后にも顔を覚えてもらっている、王子妃でなくても確固たる地位と確かな知識を持つ次代の重要人物であるとアウグスト殿下が宣言する。

これによりフランシーヌ侯爵令嬢のこれまでの努力を無駄にしないと共に王族は王族の失態のツケを理不尽に貴族に押し付けはしないと周りにアピールすることに成功した。



 そしてクリストフには、子作り出来ない毒を呷る関係上先に知らされていた。

アメリア子爵令嬢の実家にも知らせは既に届いている。

 クリストフの学校での成績は目も当てられない程だが腐っても王族。

剣と魔法は非凡な才能を持っており座学も含めて努力さえすれば優秀なハズである。

それ故に『働かぬ者食うべからず』が常である辺境送りになった。

一代限りの男爵とはいえ貴族として送るのは陛下の父親としての優しさである。


「そして私は明日出発し辺境に到着次第、辺境伯領から出る事は許可されていない。

つまりフランに会うのはこれで最後になるのだ!」


アウグスト殿下への態度とフランシーヌ侯爵令嬢を愛称で呼ぶのは一向に直さないクリストフ男爵。

誰もが侮蔑を隠さないどころか、ボソボソと貴族としては汚い言葉が聞こえてくる。

今は違うとはいえ、未来は明るくないとはいえ、これまで王族としての義務を放棄して権利ばかり奮っていたクリストフ男爵の変わらないデカい態度は、学生時代一番身近で被害を受けた卒業生・在校生の感情を刺激しすぎている。


「3日前には既にフランとの婚約は王族有責で破棄されている!

私はその翌日正式に王族を廃嫡された!

だがしかし!!私は長年婚約者であったフランには直接言いたかった!!」


またも大袈裟な身振り手振りの素人が演じる芝居のような茶番が再開する。

クリストフ男爵のボルテージは何故か上がり王族らしいよく通る声が中庭中に響く。


「私はリアを愛している!!!」


再度感情を爆発させてイチャコラし始めるクリストフ男爵とアメリア子爵令嬢。

アウグスト殿下含めて周りは「だからなに?」状態である。

何が言いたいのか理解出来ない。

濃厚キッスを見せつけられてもナニか汚らしい物を見せられている気にしかならない。


「フラン!お前は私を愛さなかった!まあ私も愛してはなかったが。

しかし私は真実の愛を手に入れた!!

たとえ魔物蔓延る辺境だろうと着いて来てくれる慈愛が!

たとえこの先どんな苦難があろうと乗り越えれると思える最愛が!

たとえ死が訪れようとも来世を願う純愛が!!

…お前とは築けなかった。」


なにやら彼の中では物語が始まっているのだろうか。

相変わらず何を言いたいのか分からないが、アウグスト殿下はフランシーヌ侯爵令嬢の怒りを滲ませた満面の笑みを見てそろそろかと思う。

そして素早く手配をしてこれから行われるパーティーの準備をする。

その情報を聞いた卒業生・在校生は仄暗い笑みを浮かべて準備運動を始めた。



 いかに自分達の愛が尊いかを大声で気持ち良く語るクリストフ男爵とその語りを邪魔することなく器用にイチャつくアメリア男爵夫人。既に2人の結婚手続きは終わっているらしい。

ちょいちょい「フランは愛せなかった」と挟む為ヘイトは溜まり続ける。

「お前、どの立場でソレ言ってるの?」である。

努力もせず『真実の愛(浮気)』に夢中になり廃嫡になるようなクズが、卒業パーティーという一生に一度の別れと旅立ちの誰にとっても特別なパーティーを邪魔し続けているのだ。

クリストフ男爵は『ケジメ』と言っているが、終始何が言いたいのか分からないのも更に怒りの感情を刺激する。

 アメリア男爵夫人は学生とはいえ当事者として処罰は免れなかったが、『真実の愛(笑)』によりクリストフ男爵と一緒に子供が出来ない身体になり離婚出来ない、辺境から出れないに落ち着いたらしい。

クリストフ男爵を誑かしたとはいえ、王子だからではなくクリストフ男爵を個人として本当に盲目的に愛しているのだろう様子が見て取れてアメリア男爵夫人には思う所はあるが今はそこまで怒りが向かない。

その代わりにもう視線だけで人が殺せるのではないかというぐらいに会場は言い様のない圧がクリストフ男爵に向けられていた。

もちろん、クリストフ男爵は気持ち良く愛を語るのに忙しく気付かない。

そして『卒業パーティー(裏)』の準備が整った。



 まず複数人の男女により男爵夫婦はペリッと引き離された。

死別するのかと言わんばかりだったが、素早くクリストフ男爵は学内の『練兵場』という名の『パーティー会場』に運ばれていった。

アメリア男爵夫人は教師陣が言いくるめて明日の出発の準備の最終確認をする素晴らしい男爵夫人に仕立て上げ退場してもらった。

ここから先はアメリア男爵夫人には刺激が強い。



 運ばれていくクリストフ男爵には移動中に両手足首と首の5箇所に魔法を封じる特殊な魔道具が装着された。

1つで充分なハズだが、万が一があってはならない。

 『パーティー会場』では準備運動を終えた卒業生・在校生と城から派遣された治療術師達がクリストフ男爵を歓迎した。


「これは私刑ではなく、兄であったクリストフ男爵の新たな人生への激励会である。

私が王城へ事前に申請して承認された、何も違法性のない激励会であるからして、はしゃぎすぎない程度に楽しんでほしい。」


そして始まったのは、リンチという名の『パーティー』だった。

死なないように、後遺症を残さないように殴られ叩かれ蹴られる度に術師達からとんでくる治療魔法。

クリストフ男爵の被害者達は学生時代の鬱憤を晴らすように、長く楽しむように自身を保護する程度にしか魔法を使わずにただひたすら殴り蹴り叩く。

 反撃することなく「愛への試練か!」と未だにナニかの物語の主人公であるクリストフ男爵は治療されることもあって膝を屈することなくサンドバッグになり続けた。

もちろんフランシーヌ侯爵令嬢も顔面を狙ったグーで参加していた。

アウグスト殿下も1発で呼吸困難になるような下からエグるような見事なリバーブローをお見舞いしていた。



 結果、治療術師達の魔力が尽きる前にクリストフ男爵は気絶して終了。外傷はナシ。

トドメはやはりフランシーヌ侯爵令嬢の強烈な急所への一撃だった。

学生時代はアメリア男爵夫人とイチャラブするのに忙しくそこまで被害者がいなかった為、中庭でパーティーを邪魔された人がメインだったのもありリンチに参加したのはそこまで多くなかったのが良かった。主にサンドバッグが全員が満足出来るまで行き渡ったという理由で。

 まだ卒業パーティーは続いている。

サッパリした顔で解散していく参加者。

残ったのは、外傷はないがズタボロで練兵場に横たわるクリストフ男爵とそれを見下ろすアウグスト殿下とフランシーヌ侯爵令嬢の3人だった。


「…バカな兄だと思っていたが、ここまで愚か者だとは…」


「…愛することは出来ませんでしたが、生涯支え続ける覚悟はありましたのよ…」


「知ってるさ。

俺が愚か者なのも、フランの覚悟も、知っていたさ。」


気絶していたハズのクリストフは目を瞑ったまま返事をした。

よもや返事がくると思わなかった2人は驚き言葉を発せない。


「俺なんて人の上に立つタチじゃないのになぁ…」


震えてた声で独白するクリストフ男爵の初めて見た本音にフランシーヌ侯爵令嬢は目を瞑る。


「なにをしてもなにもしなくても褒められる怒られないってなんだよって思ってた…」


クリストフの目の端から流れるものを、アウグストは黙って見ていた。


「リアと出会えたことが俺にとって奇跡だった。

これで全部丸く収まるだろう?」


 リンチまでクリストフ男爵の予定通りだった。

アメリア男爵夫人と自分達なりに本気で愛を育んで、一生涯一緒にいられるように馬鹿になった。

卒業までに廃嫡が決まってそれを知らされた時、喜んでしまった。

そしてクリストフとアメリアの想いと起こそうとする事を白状させられ、叱られた。

両親の、兄弟の涙を初めて見た。

ここまで深く家族に愛されていたのを知らなかったクリストフは泣きながら謝った。

どれだけ自分の事に精一杯で周りが見えていなかったのか。

 それでももう廃嫡は覆らないし、覚悟は出来ている。

クリストフの一世一代の断罪劇は、王城の一部からの全面的な支援の元行われたのだ。


「…バカ。

本気で殴っちゃったじゃない。」


フランシーヌは複雑だった。

クリストフの苦しみに気付けずに支える覚悟とか喜劇かと思うが、それでも他の女との愛に突っ走った浮気者だし…とも思う。


「痛かったよ。

でも、打ち明けなかったのも浮気したのも俺だからなぁ。

それこそ『真実の愛への試練』て感じで良かったよ」


もうお互いに語る事はなかった。

長い婚約者生活においても、クリストフ第二王子とフランシーヌ侯爵令嬢としての会話はいっぱいしていたが、クリスとフランとしての会話はなかったから。


「これからフラン争奪戦が始まるけど、頑張って。」


「…お幸せに。」



 練兵場にはいまだに寝転がるクリストフと今生の別れになるだろう元兄の姿を目に焼き付けようと見つめるアウグストの2人。

練兵場の入り口にはアメリアが最愛の夫を心配してチラチラ視界の端に写っている。


「…バカな兄だと思っていたが、ここまでバカとは思わなかった。」


「ハハハ、何回言うんだよ。」


「何回でも言ってやりたいよ…」


城でも散々言われたセリフだった。

アウグストからすれば、もうちょっと穏やかな着地地点はなかったかと思う。

王族という難しい立場だからこそ徹底的にしたのだと頭では理解出来ても、感情は納得していない。

 それでもこれ以外のセリフが出てこない。

城で散々話した。兄弟の最後の会話は終わらしてきた。

それでも今話せているのはアウグストが学生だから。

いざ最後となると、感情が爆発しそうになる。覚悟が揺らぎそうになる。

だから、バカとしか言えない。


「…いくよ。」


「…うん。」


サッと立ち上がり背を向ける兄の背が涙でボヤける。

明日からも身内であろうと愚か者は排除する立派な王族として振る舞う。

それでも今だけは、見つめている背が練兵場の入り口から出て見えなくなるまでは、クリストフの弟でいたかった。


「あっ」


遠ざかる背が止まる。

振り返っているのは分かるが、涙でどんな表情かわからない。

必死に涙を拭って兄の顔を見ようとするが溢れる涙で見えない。


「卒業までに俺とフランが婚約解消するかって賭け、あれ結果違うの言っちゃったけど、大丈夫かな?」


「最後がそれかよっ!」





フランシーヌ侯爵令嬢がクリストフ第二王子をなんと呼んでいたのかとか、

クリストフ第二王子がした浮気以外の愚行とか、

アメリア子爵令嬢の両親は…?とか、

クリスとアメリアの物語は?とか、

その他諸々気にしないで下さい。

各々の想像にて補完して下さい。

全てを語れるほど私に文章力はないのです!申し訳ありません!


そして、読んでいただきありがとうございます。



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