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Knight of the girl ~少女と黒い猫~  作者: きと さざんか
0:サーヴァントとは
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サーヴァント

はじめまして。

あまり長い物語ではございませんが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。

 サーヴァント。

 それは法術ほうじゅつ師が使役する侍従の総称である。

 サーヴァントは、実に様々な種類がいる。野良猫から人造生命体ホムンクルスまで。人間以外なら、ほぼサーヴァントとして対象となる。

 サーヴァントの身体能力・知性・法力マナは、使役する法術ほうじゅつ使いの能力に比例する。

 一流の法術ほうじゅつ師ならば、並みの法術ほうじゅつ師を凌駕りょうがするサーヴァントだって作り出せる。龍族ドラゴンだろうとサーヴァントにしてしまう。

 逆に、主人マスターが三流の法術ほうじゅつ師では、ろくなサーヴァントにならない。頑張っても、対象は犬か猫あたりが関の山だ。能力も一流のそれにはるかに劣る

 ゆえに、まだ力の無い法術ほうじゅつ師がサーヴァントを持たない、持てないことも珍しくない。

 また、一流だとしても、己の力を信じ、サーヴァントの所持に魅力を感じない者もいる。

 サーヴァントの維持には、対価が必要となる。絶えず法力マナをサーヴァントに注がねばならない。そのため法力マナの容量が少ないと、主人マスターの力があっさりと無くなってしまい、結果、サーヴァントも力を失ってしまう。

 サーヴァントと主人マスターの関係は、必ずしも良好になるわけではない。時に、サーヴァントが主人マスターにかみつくこともある。結果、未熟な主人マスターが死ぬことも。

 サーヴァントの存在にどれだけの意義を見出すかは、主人マスター次第だ。相棒として共に戦うか。それとも、ただの便利器具として、日々の小間使いをやらせるか。もしくは、使い捨ての駒として、すぐに使いつぶしてしまうか。

 作り方も難しくはない。法術ほうじゅつ師が、サーヴァントにしたい生き物に、法力マナの道筋を作ればいい。それは、ただの法術ほうじゅつを使うことと、大差ない。しかし、対象が持つ力次第では、主人マスター法力マナをはじき返してしまう。龍族ドラゴンの様に、知性も力もあるモノが相手となると、一流法術ほうじゅつ師でなければ太刀打ちできない。

 サーヴァントを何にするか、どう使うか、ともすれば、どうされるかは、主人マスターたる法術ほうじゅつ師の資質によるだろう。

 これから幕を開けるのは、法術ほうじゅつ師とサーヴァントによる、ちょっとした冒険譚。

 デコボコな二人の、ささやかな物語である。

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