とある雨の日の出来事
今日は雨が降っていて静かだ。仕事は有休を使って休んだ。休んだ理由は特になく、ただ、自分の時間が欲しかっただけ。
そう言えば、私の家の近くで交通事故で救急車が来ることってないかも…
物凄く唐突に思う。何故今こんなことを考えたのか、自分でもよく分からない。
家事を済ませて趣味である絵を描く。黙々と作業をすること数時間。少し疲れてきて時計をみると、午後3時を指していた。
もうこんな時間か…
昼ご飯を食べていないことに気付き、遅めの昼食を作る。軽くラーメンで済ませよう、そう思って、鍋に水を注ぎ火にかける。
水が沸騰してきた頃、
ドンッ
とくぐもった音が聞こえた。
何だろう?
そう思いつつも昼食を作り続ける。丁度昼食が作り終わったところで、救急車のサイレンが聞こえて来る。またいつものように通り過ぎていくのだろう。そう思っていたが、徐々にその音は近づいて来て、かなり近くで音が止まる。
まさか…
嫌な予感がして玄関を出てみると、近くにあるコンビニの駐車場に救急車が止まっていた。急いで周りを見てみると、近くの歩道に突っ込んでいる乗用車があった。あの角度だと、曲がるのが手前過ぎたといった感じだ。周りには学校帰りの小学生達が、色とりどりの傘の花を咲かせている。救急隊員が、交差点辺りを駆け足でまわり、何人かから話を聞いている様子がうかがえた。
誰か轢かれたのか?
少し気にはなったが、私はそれを確認することもなく家に入る。
私が突飛押しもなく考えたことが現実になってしまうなんて…
自分が少し怖くなった。
リビングに戻ってくる。
ラーメンはほとんど伸びていない。かなり衝撃的な出来事だったが、時間は1分と経っていなかったようだ。
私の心には、何だか妙な嫌な気がさしていた。
ただ、しとしとと降り続く雨だけが、私の嫌な思いを洗い流してくれている気がした。
またパッと思いついたので書きしました。
文も短くて、おまけに拙いです。
ご了承下さいませ…




