因縁、そして新しい出会い
新しい登場人物
江越 笑美子2年6組、関西出身で明るい性格。某関西の球団の選手と繋がりがあるとかないとか。
三浦 紗由夏1年4組、スポーツ万能で巨乳。中学時代は雫華と陸上の大会でせめぎ合ってた。
「さぁ、お二人とも入ってください。あ!三浦さん来てたんですね!こちらは京村成都さんと橘し...」
「あー!何であんたがこの部活にいるのよ!?」
「ふふっ、それはこっちの台詞よ、た・ち・ば・な・さ・ん?」
「うん?雫華ー、お前この人と知り合いなのか?」
「知り合いも何も私が中学の陸上部のときにこいつと何回対戦したと思ってんのよ!」
「いつも大会では私が1位であなたが2位だったけどね。うちの学校ではあなたのことをみんな『2位ちゃん』って呼んでたわよ?」
「な、何よそのあだ名‼︎ ....私そんな呼ばれ方されてたんだ...う、うちの学校だってあなたの『牛』のようなおっぱいが揺れながら走ってたから『おっぱいちゃん』って呼んでいたんだから。」
「お、おっぱいちゃん⁉︎/// ま、まぁいいわ、昔の話はここまでにしましょう。初めまして京村くん、私は1年4組の三浦 紗由夏よ。よろしくね☆」
「お、おう。よろしく。こいつは小紅、小さいけどしっかりしてるしよろしくな。あ、もう一人来たけど誰だ?」
「何や今日はぎょうさん人がおるなぁ〜、ん?もしかして例の人達か?」
「あー、江越さん。こちらが橘 雫華さんと京村 成都くんに小紅さんです。」
「3人ともよろしくゥー!ウチは2年6組の江越 美笑子や!あ、!この子が小紅ちゃんかー!うちのクラスでも1年に可愛い子が転入して来たって噂になっとんで!」
「凄いなぁー、もう上級生にも噂されるくらい知られてるのか。」「」
「うぅー、なんか恥ずかしいのぅ。注目されるのは慣れとらんからの。とりあえずよろしくじゃ。」
「ちなみにこの部活は一応アニ研とは名乗ってますけど、ゲームも揃っております。勿論エロゲもありますわ。部活に入ってくださるのなら、そこの棚にあるエロゲなら一つ持って行っても良いですよ。」
「本当ですか!?あっ!このエロゲは製造元の社長が幼女強姦して捕まったから製造中止になった伝説の『Ippao ver.2』じゃないですか!」
よく見ると他の棚には市場に出ればウン十万するような激レアなモノが沢山収納されていた。
「あっ、これ続編出てたんだ!うわ..超欲しい....」
「どうぞ、差し上げますよっ!ゲームはプレイされて生きるんですから!」
「小紅はどうするんだ?..ってゲームすらしたこと無いよな、とりあえず俺が適当にゲーム選んで操作方法を一通り教えてやるよ。」
ふと窓を見るともう夕暮れ時になっていた。久しぶりに趣味の話で盛り上がって時間があっという間に過ぎてしまったようだ。
「もう良い時間だしそろそろ帰るか。」
「そうだけれど部活に入るか決めたの?」
「うん入るつもり。噂は嘘じゃなかったけど、悪い人ではなさそうだし、それにゲーム貰っちゃったしね。」
「そうね。でも何だか策略にハマってる気がするんだけど..」
「今日はありがとうございました。うちの部活どうでした?」
「とても雰囲気良くて楽しかったです!まさかエロゲまでもらえるとは思わなかったです。今日は家に帰って明日入部届を書いてきますね。」
「私もそうします。」
「本当ですか!?ありがとうございます!」
部室を出て靴箱に行くと
「いやー、楽しかったー!」
「あんたさっきからずっとそれしか言ってないわね。」
「わしにはよく分からん話ばっかじゃった...」
「小紅はこれからだな。少しずつ勉強していこう」
「そうじゃな。ありがとな成都!」
「お、おう…」
な、なんだこの萌える表情は!?
ここ数日で気づかないうちに小紅の女っぽい所が垣間見えるようになってきたな。でも小紅が元の世界に戻る時には苦労しそうだな。
(今日ずっと心臓がドキドキしてたんじゃが何故じゃろう..よく分からんが明日には治ってるだろうし今日は寝るか。)
すみません> <投稿めっちゃ遅れました。゜(つД`)゜。
これからちょっと忙しいので、また遅れるかもしれません^^;