過去から来た非日常
お久しぶりです!一週間ぶり?の投稿です!
なかなか忙しくて執筆に手間取ってますが頑張ります笑
では2話どうぞ!
新しい登場人物
デイブ・・・アメリカからの留学生。バスケが上手い
「なるほど。家に帰って部屋に入ったらこの小紅ちゃんが居たと。にわかには信じ難いわね。」
「俺だって一瞬幻想でも見てるのかと思ったよ!でもほっぺたつねっても痛いし...こんな事あるのかよ!って思ってるんだよ。」
「とりあえず成都の言う事は信じるわ。じゃあ、成都、ちょっと待ってなさい。」
「え?何で?」
「とりあえず家に戻って私が昔着てた洋服持ってくるわ。」
「面倒かけてすまんな、じゃあ、こいつと部屋の外で待っとくよ。」
雫華は小紅に似合う服を選んでいたのか暫くの時間が経った後部屋に戻ってきた。ていうか、あいつ一人っ子で妹欲しがってたから凄えワクワクしながら選んでたんだろうな。
「小紅ちゃんお待たせ!4種類くらい似合いそうな感じの服の上下持ってきたわ。...そうね、この白のワンピースとか似合いそうよね。いや、黒のフワフワしたスカートにキャミソールも良いかも...」
「似合うとかどうでも良いんじゃが...そうじゃ、1番着やすい服にしとくれ。」
「そんなのダメよ!武士が格好悪い格好してたらバカにされるでしょ?それと一緒よ!」
「おーい、まだ終わんねーのかよー!」
「うるさいわね!女の子の着替えは長いものよ。覚えておきなさい。」
「よし、これでオッケー!成都入っていいわよ。」
部屋に入ると白のワンピースを着てる小紅が見えた。結局1番簡単そうなのにしたんだな。
「どど、どうじゃ?に、似合うか?」
「似合う!似合うわ!小紅ちゃんマジ天使!」
「お前どんだけ飢えてんだよ...」
「それはそうと、さっきから小紅ちゃんって言ってるが、もしかしてそれはわしの事か?」
「うん、そうだよ」
「うーん..小紅という名か…、我は元々違う名前があったのじゃが思い出せぬ..」
「まあ、良いじゃない。とりあえずその名前でお願い☆」
「ま、まぁ良かろう。それよりもこの体は慣れんな..声も高く髪も長い、それと乳が有るのが1番慣れんな...男の時は飛び込みたいくらい好きじゃったんじゃが下も見にくく重いのぉ..」
「くっ!小紅ちゃんの身長でその大きさっ、はぁ...」
「それはそうと、これから小紅ちゃんのことどうしよう。やっぱり一時的にでも俺の家で預かったほうがいいのかな。」
「それが無難かもね。あんたの家って部屋余ってるの?」
「まあ、一応は。でも倫理的にどうなのかと...」
「今は、そんなこと言ってる場合じゃないでしょ?」
「そうだけど...」
「部屋が余ってたらウチに連れてきてもいいんだけど…」
「わかった。」
「じゃあ、よろしくね。私も出来る限りのことはするわ。また何か有ったら連絡してね。」
「ああ。ありがとう」
雫華が可愛い妹を持つ姉の様に小紅の世話を焼いてくれて良かった。やっぱり女子の協力は大きいな。
さてと、まずは母さんに小紅の事話さないとな。
「母さん!」
「何?成都、あれ?その子どうしたの?」
「実は…」
俺は母さんに今日あったことや小紅のことを話した。
「なるほど。そういうこと。仕方ないお母さんも協力するわ。放り出す訳にもいかないしね。」
「ありがとう!小紅、これがウチのお母さんだ。優しいけど怒ると怖いんだ。」
「ああ、よろしく。」
「はい、よろしくね。変わった子が増えてまたにぎやかになるわね。」
「変わった子?」
「そう、ウチにはねアメリカからの留学生がいるのよ。あ、ちょうど帰ってきたみたいね。」
「Hi. Oh, who is she?」
「She is Koku, our new family!」
「Oh,Koku. My name is David Gonzalez. Please call me Dave.Nice to meet you!」
「あわわ、何じゃこの言葉!?」
「英語だよ。最近は世界中でよく話されているんだ。今彼が言ったのは僕の名前はデイヴィッド ゴンザレス。デイヴと呼んでくれ。よろしく!って感じかな。小紅ちゃんが話せないのはわかってるから喋るときは僕たちが仲立ちになるから安心してね。」
「ああ、わかった。デイヴと言ったな。よろしくだ。」
「She says”NIce to meet you,too.”」
「OK!See You!」
いつもより多い人数で夕食を食べるのは楽しいな。それと今日は和食だったから良かったけどまた小紅にスプーンとフォークの使い方教えないと。
「成都の母の飯は美味いのー、明日の夕食の『はんばあぐ』ってのは何じゃろうか?新種の魚料理か?」
「ま、明日になったら分かるさ。」
「むー、成都は意地が悪いのー」
「ご飯食べてひと段落したところだしお風呂どうする?」
「風呂か...一緒に入ってくれんか?」
「えええええ!?流石にそれはダメだから母さんに頼むわ。」
「あはは、冗談じゃよ。」
俺は小紅が風呂から上がった後すぐに入って、その後は特にすることも無かったので小紅を部屋に案内して寝た。小紅もすぐ寝たみたいだ。
......
「オタク2人と転入生...引き込むべきですわね...」
2話終了しました!
今後は7〜9日ペースで投稿出来るよう頑張ります。