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IMMORTAL BLOOD  作者: Allen
サムヌイス編:邪神の封印と神のルール
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72:二千年前の真実

真実の一つをここに。

裏側の真実と、裏の裏は未だ闇の中で。









《SIDE:MASATO》











 宿に戻り、朝が来るまで眠り、そして全員が起き出して来る時間まで待つ。

オレには睡眠が必ずしも必要と言う訳では無いから、起きるのもさっさと行けるのだが、流石に桜は辛いようだな。

朝食は取っておきたいが、この宿の物はあまり信用できないので、持ち込んであった携帯食料で済ませる事にする。



「さて、ほんなら報告を聞いとこか」



 もごもごと口を動かしながら、いづなが促す。

さて、まず何から話すべきか。



「とりあえず、重要度の低そうな物から行くか」

「おん? そんなにいくつも情報が入ってきたん?」

「ああ、それなりにな」



 とは言っても、どちらかと言えば謎が増えただけ、というような状況ではあるが。

ともあれ、まずは一つ目―――教会にあった像の事を説明する。



「オレ達は、あの教会に潜入した。宗教と言えばあそこだからな」

「ふむ。まあ、妥当な所やね。ほんで?」

「そこの聖堂に何やら不気味な彫像があったんだが……その台座の所に、アルファベットが刻まれていたんだ」

「……何やて?」



 いづなの視線が細められる。

オレ達は翻訳系魔術式メモリーその他のおかげで読む、書く、話すが出来ているが、この世界の文字はアルファベットとは似ても似つかない物だ。

それなのにそんな物が刻まれていたと言うことは、少なくともあれを刻んだのはこの世界の人間では無いと言う事だろう。



「それで、何て書いてあったん?」

「それが……その、読めなかったん、です」

「何それ? 三人揃って英語苦手だったの?」

「一応オレは受験生なんだがな……まあ、英語じゃなかったんだ、あれは」



 知っている英単語とは何一つ噛み合わない文字の並び方。

不自然な所で入るアポストロフィー。

まるで、未知の言葉に対して無理矢理文字を刻んだかのような並び方だった。

オレの知っているいかなる言語とも噛み合わないあの言葉―――あれは、一体なんだったんだ?



「うーむ。実際に見てみん事には分からんなぁ……メモってはこなかったん?」

「ああ、少々予想外な事態が起きてな……すっかり失念していた」

「予想外な事態?」

「まあ、それに関しては後で説明する……それで、椿。そちらはどうだったんだ?」



 桜に向けてそう問いかけると、彼女は頷きながら髪を解き―――それを、左側で結んだ。

椿と交代したのだろう。凛とした目線が見開かれ、彼女は声を上げる。



「ワタシは教会の地下を調べていたのだが……やはり、この町はかなりキナ臭い」

「……何があったん?」

「地下牢と……その中に閉じ込められたギルマン達だ」



 その言葉に、全員が目を見開いた。

魔物を閉じ込めている。それも、教会の地下で?

一体何の目的があってそんな事をしているのか。

一体あの教会は、何をしている場所だと言うのだろうか。

言葉を失ったオレ達を見回しながら、椿は更に続ける。



「気になったのは、普通のギルマンとは違うと言う点だ」

「違うって、何があったのよ?」

「……体の一部が、人間だったのだ。手足や顔の一部、部分的に人間で……まるで、人間がギルマンに変わって行っている最中のような―――」

「ッ……!」



 想像してしまったのだろう。フリズが己の二の腕を擦る。

いづなも首の裏をかきながら、苦々しげな笑みを浮かべていた。

ミナに関してはいつも通りだったが。



「……見たのは、それだけなん?」

「ああ……あまり時間も無かったからな。詳しく調べるには、少々リスクも高そうだったからな」

「ん……了解や。無理せんでもええよ。それは、流石にまずそうや」



 食欲をなくしたのか、いづなは齧っている途中だった干し肉を置く。

しかし、人がギルマンに変わっていくとは嫌な想像だ。

想像しただけでも嫌な気分になって行く。

特に、この町の人間の人相を思い出すと、妙にリアルに想像出来てしまっていた。


 深々と嘆息を漏らすと、いづなは椿へと声をかける。



「そんで、つばきんの報告はそれだけなん?」

「ああ、ワタシはな。後は桜だが……これは、どう説明した物か」

「どうかしたの?」



 フリズが首を傾げると、椿は曖昧な表情で笑む。

まあ、あれは説明し辛いだろうからな。

とりあえず変わるぞ、と告げて椿は髪を解く。

しかし、再び目を開けた桜は髪形を戻す事はなく、そのままの姿で声を上げた。



「ぇと……その、私は……ずっと昔からこの地に住んでいた、幽霊の子と仲良くなりました……」

「ほー、ずっと昔って言うと、昔邪神が現われた頃の事? ほんなら、お手柄やないか!」

「ぁ、えと、その……」

「いづな。そいつは、二千年前の霊だそうだ」



 視線をあちこちに彷徨わせていた桜に助け舟を出すと、いづなはその言葉に大きく目を見開いた。

そう、邪神と戦う道を定められたオレ達にとって、喉から手が出るほど欲しい過去の情報。

そのあらゆる情報を持ち合わせているかもしれない存在が、目の前に現れたのだ。

ごくりと、いづなの喉が動く。



「……こいつは、大物やね。さくらん、話を聞かせて貰ってええ?」

「ぁ、はい……それじゃあ、ちょっと待ってください……」



 頷くと、桜は目を閉じる。

ちょっと待て、オレはフェゼニアの話を通訳するだけだと思っていたのだが、まさか―――



「……サクラの身体を借りて、失礼します。ボクはフェゼニア。この地を守護する者です」



 桜の口から出てきたのは、そんな声。

決して大きくはないが、強い意志の篭った声だ。

まさか、椿以外でも憑依させられたとはな。



「サクラから話を聞きました。貴方達の中に、邪神を滅ぼした事がある者がいると。

本当に邪神を滅ぼせるのであれば、協力は惜しまないつもりなのです」

「あー、ジェイさん達の事か……今ここにはおらんけど、確実にこの地方に来とる筈やで。

邪神龍ファフニールを滅ぼした英雄さんたちがな」



 いづなの言葉に、フェゼニアはほっと安堵したように息を吐き出す。

半信半疑だったのだろう。こいつがいつ霊になったのかは知らないが、二千年以上ここにいたと言うのならば、何度か邪神と遭遇している筈だ。

世界を滅ぼすような最悪と何度も出会えば、それだけで恐怖する理由にはなる。



「……それで、忌まわしき海の王の事、聞かせて貰ってええ?」

「ええ。あれは本当に、忌まわしき邪神なのです」



 すっと、フェゼニアはある方向を指で示す。

窓の向こう、海の広がるその景色を。

そちらへと忌々しげな視線を向けながら、フェゼニアは声を上げる。



「あの方角から、奴は海底都市と共に現われます。人でも獣でも魚でもない、冒涜的なあの姿で。

その姿は人々を狂気へと誘う。その吐息はあらゆる生命を腐らせる。その咆哮は立ちはだかる魂を砕く。

存在する事自体が害毒である、災厄そのものなのです」

「……ちと待ち。その表現、比喩やなくて事実なん?」

「はい、その通りなのです。ボクも、力が無ければそのまま消滅していたでしょう」



 これは驚いたな。存在するだけで世界に悪影響を及ぼすと聞いていたが、まさかそこまでとは。

どうするべきか。その話が全て本当だと言うのならば、オレ達は近付く前に負けてしまうだろう。

いづなも、難しい顔をしながら考え込んでいる。



「……その、力言うんは?」

「神が砕け散りし時に飛び散った力の一部です。ボクの力は、自分では《遮断》と呼んでいるのですよ。

その名の通り、あらゆる力を遮る力です」

「神が……? それってもしかして、《神の欠片》の事?」



 まさか、ここでも《神の欠片》の話が出てくるとは思わなかった。

しかし、フェゼニアも《欠片》を持っていたと言うのか。

ならば、《神の欠片》の力ならば邪神の力に対抗できる?



「……成程、エルロードがうちらを選んだ理由も分かるっちゅーモンや。

邪神に対抗するには、神の力が……《神の欠片》が必要って訳やね」



 いづなも、どうやらオレと同じ結論に達したようだ。

しかし、オレ達の持つ力の中で先程話した邪神の力に対抗出来そうなのは……恐らく、一人だけだ。



「いかなる力であれ、魔力を介しとるんは間違いない……なら、対抗できるんは煉君の能力だけやね。

あの子の力なら、影響を及ぼそうとしてきた魔力を消滅させられるやろ」

「結局アイツ頼みになる訳ね。まあどうせ、邪神に攻撃できる武器なんてアイツしか持ってない訳だけど」



 少々出来過ぎな気はするが、他に手が無いのだから気にしている場合ではない。

と、その言葉を聞いてフェゼニアが首を傾げた。



「みゅ? 貴方達の仲間には、《拒絶》の力を持つ者がいるのですか?」

「《拒絶》? 何なん、それ?」

「確かに煉の力は《他者の意思の篭った魔力の拒絶》だが……」



 ただ《拒絶》と言ってしまうのは大雑把過ぎる気がする。

だが、フェゼニアはオレの言葉を聞き、驚いたように目を見開いた。

ぽんと手を叩き、声を上げる。



「成程、長い時を経る事で力が弱体化しているのですね。そのレンという人物が持つ力は、《拒絶》の細分化された一部分なのでしょう」

「《欠片》の……更に欠片って事?」



 それは初耳だった。まあ、オレ達はそもそもこの《神の欠片》と言うのが一体何なのかを知らないのだが。

しかし、詳しい人間がいてくれるのは助かるな。これに関しても情報を得ておきたい。

フェゼニアは、続けて声を上げる。



「それで、貴方達が持っている力はそれだけなのですか?」

「あー、いや。何つーか……」

「……あたし達、全員持ってるのよ。《神の欠片》」

「みゅっ!? あの当時ならともかく、この時代にこれだけの人数が集まってるのですか!?」



 驚愕の声を上げるフェゼニアに、オレは小さく眉根を寄せる。

『あの当時』というのは、一体いつの事を指しているのか。

二千年前か、それとももっと後なのか。

こいつは、どうやらオレ達が予想していた以上の事を知っているようだ。



「……この力、《神の欠片》の事……詳しく知ってるん?」

「はい……ある程度は、ですが。これは、二千年前に死した神の一部なのですよ」



 二千年前、か。

一体、その時に何があったと言うのだろうか。

神が死んだのならば、世界は崩壊して成り立たなくなってしまう―――そのルールは何処へ行ったんだ?



「二千年前、人間は栄華を誇っていました。そして、人は神の存在を知ったのです」

「それだったら、今だって―――」

「神とは、何だと思いますか?」



 フリズの言葉を遮って、フェゼニアは視線を上げる。

その視線に込められているのは、酷く悲しそうな感情だ。

神とは何か、とは?



「神と言うのは、思考するべき存在ではないのです。

神の精神は、決して思考するべき物ではない。神の精神とは、神にも理解出来る物であるべきではない。

神の精神とは、即ち世界を包む法則そのものであり、不変であり続けるべき物である。

神の肉体は、決して干渉されるべき物ではない。神の肉体とは、神にも変質させる事が出来る物であるべきではない。

神の肉体とは、即ち世界を生み出す原初の点であり、完全なる物質であるべき物である」



 滔々と、フェゼニアは語る。

開かれた瞳に宿る銀色の光は、そこに宿る存在が人を超える存在である事を示しているかのように。

だが―――そこに宿る者は、神の意思を否定する。



「分かりますか? 神と言うのは、この世界、この宇宙そのものを指すのです。

けれど、人は人を超える存在を生み出してしまった。神の座―――天秤の皿に乗る資格を持つ人間が生まれてしまった。

故に、天秤を模したこの世界の法則は崩れ、意思を持つ神が生まれてしまったのです」

「ちょ、ちょい待ち!」



 フェゼニアの言葉を押し留めるように、いづなは額に手を当てながら声を上げた。

正直な話、今の言葉はオレでは半分も理解する事が出来なかった。

フリズも似たような表情であるし、ミナに至ってはいつも通りの無表情である。

だが……いづなは、理解できたというのか?



「天秤……うちは、神と邪神の存在の事をシステム・ライブラトリーと呼んどるんやと思っとった。

せやけどその話やと、そのシステムとやらはこの世界の法則そのものの事を言うとる事になる」

「その通りです。例えば、この壁を押す力と、壁から押される力は釣り合う。これが天秤の法則です」

「……要するに、物理法則っちゅー事かい」



 がりがりと頭を掻き、いづなは呻く。

いきなり身近な話になって面食らったが、つまりエネルギー保存則の事を言っているのか?

当たらずとも遠からず、と言う感じではあるが。



「この世界の神、即ち法則は、別の神を模倣し書き加える形で生まれた、と聞いていますが―――」

「即ちそれがうちらの世界っちゅー事かい!

よう考えたら、人間が物理法則の異なっとる世界で生きて行ける筈が無いやんけ!」

「え、え? えーと……どういう事なのよ?」



 頭を掻き毟りながら叫ぶいづなに、おずおずとフリズが声を上げる。

長い黒髪を乱れさせるいづなには何やら鬼気迫る勢いがあったが、それでも律儀に返答してくれた。



「簡単に言うとやな。この世界は、うちらの世界のコピーなんや。

ただし一点、『魔術式メモリー』っちゅー法則が書き加えられとるんやけどな。

この世界が地球と殆ど同じ大きさ、自転公転速度を持っとるんも納得できる」

「だが、色々と差異はあるだろう?」

「法則が一つ書き加えられとるだけでも、それに順応するように世界も生き物も形を変えるやろ。

それがこの差や……まあええ。詳しく考えてみる価値はあるかもしれへんけど、今はそんな事を考えとる場合やない」



 こいつは、本当に頭がいいな。

オレとしては話に半分も付いて行けてないのだが、いづなはあっさりと話を纏めてしまった。

とにかく、この世界はオレ達の世界に近いものであるらしい。

誰がそんな事をしたのか、などは流石に分からないようだが。


 だが、今重要となってくるのはそこではなく、二千年前に何が起こったのかという事だ。



「この世界の成り立ちは分かった。せやけど、フェゼりんはさっき、神が砕け散った言うとったね。

それはつまり、この世界の法則が一度崩壊したっちゅー事なん?」

「みゅ……フェ、フェゼりんですか……ええと、それはその通りなのです」



 神が砕け散ったという事は、この世界の法則が崩壊したという事。

しかし、それならば何故、この世界はまだ崩壊していないのだろうか。

ぴっと、いづなはフェゼニアを指差しつつ続ける。



「さっき言うたんは、神の座に乗れる存在を生み出してしもうた、っちゅー事やった。

イメージとしては分かるで。どっちかの皿に錘を載せすぎて、天秤のバランスが崩れてもうたっちゅー事や。

そんでもって、皿の上に乗ってたもんが零れた―――」

「みゅみゅ……貴方、本当に人間なのですか?

何か、人間にしてはあまりにも察しが良すぎると思うのですが」

「うちは正真正銘の人間や。せやけど、その反応ならうちの仮説は合っとるようやね。

その零れ落ちたものこそが、《神の欠片》っちゅー事や」



 済まんが、さっぱり理解できない。

今イメージとして話してくれた事は、確かに頭の中で想像する事が出来たが、それが《神の欠片》と言われてもピンと来ない。

しかし、いづなはまず自分が理解する事を優先したのか、一人で話を進める。



「なら、フェゼりん。その天秤の皿に乗っとったもんっちゅーのは何なん?」

「皿の上に載っていたのは、この世に等しく存在する正と負の力です。これは―――」

「つまり、今で言うなら正神と邪神の事っちゅー訳や。

ただの力に過ぎんかったもんが、バランスが崩れた事で意思を持つ形となった―――ん?

その流れが理解できひんな……ま、今はええわ」



 それが、フェンリルやミドガルズ、そしてエルロードの事を指すのか?

良く分からないが、その天秤のバランスを崩してしまった要素と言うのは何なのだろうか。



「……そこで疑問や。最初に、その神の座へと至ってしまった存在っちゅうんは何者や?」



 どうやら、いづなもオレと同じ疑問を抱いていたようだ。

元を正せば、そいつのせいでオレ達はこの世界で戦う事を余儀なくされた訳だ。

一体、何者なのだろうか。

しかし―――フェゼニアは、その質問に視線を伏せる。



「みゅ……あらかじめ、言っておくのです。その人は、決して神の座に至ろうとしていた訳ではないのです。

と言うより、その人は無理やりやらされた―――ううん、あれは穢されたと表現するのが正しいでしょう。

あの人は、望まぬまま大切な人と引き離され、奈落の底の絶望へと落とされたのです。

だから、ボクは……甘んじてあの人の怒りを受け入れ、殺されたのですよ」

「……それは、一体?」



 どうやら、最初に至ったのは邪神の側の存在のようだ。

何故こいつがそこまで事情に詳しいのかは分からないが……その存在とやらは、知っておかねばならない。

オレ達の視線を一身に受け―――フェゼニアは、声を上げる。



「……始まりの邪神、《黒堕の蝶》。愚かな人の手により、邪神に落とされた存在。人であった頃の名は―――」



 一拍置き、息を吸う。

そして―――覚悟を決めたのか、フェゼニアは口にした。


 そのの、名前を。



「―――アルシェール・ミューレなのです」 











《SIDE:OUT》





















理解できなかった人の為のまとめ


・本当の神とは?

神=物理法則その他、宇宙全体を包む法則の事。

ヴェレングスと言う世界では、私達の世界の法則に魔術式という法則が書き加えられている。


・二千年前に何が起こったのか?

人の手によって邪神が作り上げられてしまった。

その為、世界に等しく存在しているはずの正と負の釣り合いが乱れ、世界の法則が揺らいでしまった。

正の力は揺らぎと共に砕け、フェンリルなどの意思を持つ神として生まれるか、或いは小さな《欠片》となって地上に降り注いだ。


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