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IMMORTAL BLOOD  作者: Allen
ニアクロウ編:新たなる英雄と新たなる戦い
103/196

97:これから

そして、彼らは再び歩き出す。












《SIDE:REN》











 あれからしばしして。

結局捕まって二、三発殴られた俺は、そのまま二人を連れて屋敷の中へと戻ってきていた。

後ろでぶちぶちと文句を垂れているフリズはスルーしつつ、ダイニングの扉を開ける。

と―――意外な事に、そこには《双界の架け橋》のメンバー全員が揃っていた。



「お……意外と復活早かったな」

「それはこっちの台詞なんだが……大丈夫なのか、煉」

「まあ一応、無理矢理元気付けられたからな」



 誠人の言葉に苦笑しつつ、いつもの席に座る。

一番扉から遠い位置―――上座に座っていたのは兄貴だった。

俺はその右隣で、更にミナがその隣。俺の正面はリルだ。

まあ正直、俺達は席の並びなんてあんまり気にして無いんだが、とりあえずミナの正面はいづな、その隣に誠人が座る。

ミナの隣はフリズで、更にその隣がノーラ。ノーラの正面には桜が座る。

まあ、下っ端とかそういう意味ではなく、桜が仲間になった時にはそこしか空いてなかったと言うだけなんだが。



「そりゃ、悲しくはあるけどさ。それでも、戦いを終えてからもやらなきゃならない事はいくらでもあるだろ?

じっくりと思い返すなら、それからでもいいさ」

「ふむ……ま、大丈夫そうやね。生き急いどる感じやったら、無理矢理にでも休ませたろうと思っとったんやけど」



 やっぱり、いづなには色々と見破られてたみたいだな。

思わず、苦笑しながら肩を竦める。



「さてと……それじゃ、これからの相談と行こうか」

「あ、お昼はどうします?」

「むむ。ミナっち、リコリスさんは呼び出せる?」

「……ん」



 ノーラの言葉に頷いたいづなが、ミナに問いかける。

リコリス―――即ち《光糸ストリングス》の腕輪は、契約者の魔力を吸う事で実体を得る。

これがまた結構な魔力量が必要らしく、ミナでも魔力全体の十分の一ぐらいを必要とするらしい。

普通の人間だったらそれだけで容易く限界を超えてしまうだろう。


 ともあれ、ミナが腕輪に魔力を込めると、その後ろに控えるようにメイドの姿が現われた。



「お呼びでしょうか、お嬢様」

「皆に、ごはん」

「畏まりました」



 ミナの非常に端的な指示を聞き、リコリスはキッチンの方へと歩いてゆく。

話には加われそうにないけど、とりあえずこれで全員か。

と、そう言えば。



「リル、お前はいつ帰ってきてたんだ?」

「わう」

「……アルシェと一緒、だって」



 成程、アルシェールさんの転移魔術式メモリーで一緒に帰って来た訳か。

となると、あの人ももう戻ってきてるんだな。



「後で話をしに行った方がいいか?」

「ぁ、いえ……その、私がもう話して来ました……」

「桜が?」



 フリズが驚いたように目を見開く。

まあ確かに、前までの桜には無い積極性だよな。

何だか、ミナが倒れた時に、色々と吹っ切れたような様子ではあったけど。


 と、そこまで言った桜は、曖昧な苦笑を浮かべながら続ける。



「ただ、今は行かない方がいいかも、です……」

「あー、やっぱり落ち込んどるん?」

「ぃえ、それに関しては私が説得したんですが、その……やって来た天道さんが余計な事を言って、あの人を怒らせちゃって―――」

「……成程」



 前に迷宮で顔を合わせた時には忘れてたけど、天道ってあの兄貴に色々と突っかかってきてた奴だったんだよな。

それで、また何か兄貴の悪口みたいな事でも言って、アルシェールさんの逆鱗に触れちまった訳か。

まあ、自業自得だな。

でも、アルシェールさんを説得って、一体何を言ったんだ?



「さくらん、アルシェールさんの所へはどうして行ってきたん?」

「ぇと、その……確証の無い事なので、言わない方がいいかとも思ったんですが、やっぱり落ち込んでそうだったので―――それに、聞きたい事もありましたし……」

「ふむ……」



 腕を組んで目を瞑っていた誠人が、その目を見開く。

やっぱり、桜の積極性が増してるな。一体何があったんだか。

とりあえず、前置きを聞き流しつつ本題を話し始めるのを待つ。

性格の改善は見られるものの、臆病な性格は変わってなさそうだし、下手に横槍を入れると萎縮しちまうからな。



「あの……エルロードが言っていた事について、心当たりが無いかどうか、聞いてきました」

「……回帰リグレッシオン超越ユーヴァーメンシュの事やね?」

「は、はい」



 軽かったいづなの口調に、硬い物が混じる。

これは、いづなが真面目になった時の合図だ。

確かに、俺達にとっちゃ重要な話になるだろうな。



「その……私の力が超越ユーヴァーメンシュまで届けば、ジェイさんを呼び戻す事ができるかも、と思ったので―――」

「な……本当か、それ!?」

「ぁぅ……は、はい……その、恐らくですけど……」



 確証の無い希望って言うのは残酷だが、それでも反応せざるを得ない。

俺も、ミナも、フリズも……兄貴の事となれば、無視する事はできないからだ。



回帰リグレッシオンまで届くと、自分の力の事をある程度自覚できるみたいで……私の力は、《魂魄ゼーレ》という名前です」

「ふむ……そういや、ミナっちも使っとったね。ミナっちの力は?」

「……《読心ゲミュート》。殆ど完全に、心が読めるようになった」

「普段の力も強化されるのね……」



 フリズが眉根にしわを寄せる。

まあこいつの場合は、自分の力をそこまで好いているって訳じゃないみたいだしな。



「けど、兄貴を呼び戻せるかもって言うのはどういう事なんだ?」

「……私の、力は……あらゆる魂を呼び出せる、みたいです。だから……それが高まれば、ジェイさんも呼び出せるんじゃないかって……あ、でも、向こうも呼びかけに応じてくれなければ難しいので……ジェイさんの魂が眠ったままだと、無理だと思います……」

「それでも十分だ。希望があるだけでも大分違うさ」



 言って、俺はフリズの方へと視線を向ける。

俺の視線を受けたフリズは、嬉しそうな表情で頷いて見せた。

どんなに遠くても、希望があれば戦える。それを手に入れようと努力し、諦めずにいる事が出来る。

だから、今は希望があるだけでも十分だ。



「リル、兄貴の魂が起きてるかどうかって分かるのか?」

「わぅう」

「……難しい、って。でも、起きるまでにはかなり長い時間がかかる」

「待つだけならいくらでも待つさ。どんな方法だって取ろうと思えば取れる」



 この世界には不死者イモータル・ブラッドなんて物があるんだ。

それこそ、どんなに長い時間だって待つ事ができる。


 そんな俺の言葉を聞いて、いづなが目を細めた。



「煉君、分かっとるん?」

「ああ……俺は、元の世界に帰るのを止める」

「いいのか?」

「……悪い、誠人。お前にとっちゃ、許せない事かもしれないが―――」

「いや、いい。オレも、お前の話を聞いたからな。そう言うだろうと思っていた」



 元の世界に帰りたいのに、その身体故に帰れなくなった誠人。

自然、こいつの前では元の世界の話はタブーのようになっていた。

あの時自分の事を話したのは、ちょっと軽率だったかもしれないな。

けど、おかげでこうやって理解を得られたんだし、善しとしておくか。



「ほんならまぁ、後で改めて宣言して貰う事として―――さくらん、何か情報は得られたん?」

「正直、あまり……恐らく、強い覚悟や強い意思だと思う、とは言っていましたけど……」

「覚悟、かぁ……とりあえず参考までやけど、さくらんはどんな覚悟を決めたん?」

「え? え、えっと……」



 いづなの言葉を受けて、桜は恥ずかしそうに顔を赤らめながら、ちらちらとミナの方を向いている。

……って言うか、ミナなのか。桜の場合、そういう反応は誠人の方に向くと思ってたんだが。



「私は、その……力の所為で、人から恐れられていました」

「……」



 少しだけ、フリズが身じろぎする。

力を肯定的に捉えられていないのは、何も桜だけじゃないしな。



「でも、あの時……ミナちゃんが、私を赦してくれた時……私は、恐れられてもいいからミナちゃんを助けたいって、そう思いました。

仲間の為だったら、恐れられてもいい……だから、残酷になろうって」

「……あの時は助かったわ、桜。ありがとう」

「ぁ……は、はい!」



 フリズの言葉に、桜は表情を輝かせる。

そうだな……桜があの時、最も負い目を感じていたのはフリズに対してだろう。

何せ、つい数分前まで生きてた人の身体を、無理矢理操って戦わせたんだ。

フリズは怒るかもしれないって、そう思いながら力を使ったんだろう。



「ふむ……仲間の為? いや、何の為かっちゅーのは関係無いんか?

誰かの為に戦う覚悟か、それともただ己の意思を貫く覚悟か―――んー、分からんなぁ。ミナっちはどうなん?」

「……気付いたら、使えてた」

「あー、そういうタイプもあるんやね」



 ミナの方は参考にならず、か。難しいもんだな。

それに、回帰リグレッシオンに至る覚悟が分かったとしても、それが超越ユーヴァーメンシュに繋がるかどうかも分からないし。



「いづな、エルロードはお前なら分かるかもしれないと言っていたが……心当たりはないのか?」

「ニーチェの『超人』の事やね。確かにあれに関連しとるっぽい感じではあるんやけどなぁ……正直、知っとるんは名前だけで、詳しい話は覚えとらんのや。煉君やさくらんは知らへん?」

「いや、全く……」

「私も、詳しくは……」



 別に哲学好きって訳じゃないからなぁ。

流石に、興味のないものまで調べてるほどじゃない。



「となると、今回はヒント無しなんですか?」

「せやね……けど、この力は今後、必ず必要になるモンや。邪神を生み出すシステム……そんなモンを破壊する手段なんぞ、この力しか思い浮かばんし」

「とりあえず保留……だけど、随時調べて行くって事か?」

「そんなトコやね」



 ノーラや俺の言葉に、いづなは頷く。

保留か……確かに、この事について詳しい人間はこの世界には殆どいないだろうからな。

二千年前の事を知っていたのは、エルロードとアルシェールさん、それと―――



「あ……そうだ桜、フェゼニアは何か知らないのか?」

「あ、そうよ。フェゼニアは二千年前の事を知ってるんじゃない」

「え、ええと……どうやったら、っていうのは分からないそうです……ただ」

「ただ?」



 方法については若干落胆せざるを得なかったが、どうやら続きがあるみたいだ。

ただ―――何だと言うのだろうか?



「その……この力を使うには、ある程度《欠片》が育っている必要が、あるみたい、です。

次に回帰リグレッシオンに近いのは、フリズさんだとか……」

「あ、あたし!?」

「他の面子はどうなん?」

「まだ、遠いらしいです……」



 そうなのか……それは、ちょっと残念だな。

あんな凄い力が使えるっていうのは、結構期待してる部分があったんだが。



「《欠片》には、その……格のようなものがあって、それが高ければ高いほど、至るのは難しいそうです。

この中では、煉さんや誠人さん……お姉ちゃんの《欠片》はとても強くて……至るのは、難しい。

けれど、もし至ったのならば―――凄まじい力を発揮するだろう、だそうです……」

「うちのは強くないのに遠いんか……まあええわ。ともあれ、これから三人の力は必要になりそうやね」



 何と言うか、そういう風に聞くと少し嬉しくなる。

けど、俺の力ってさっぱり使い辛いものなんだがな。

最近はまあ、遠距離で相手の防御系魔術式を貫けるようになったから、多少は育ってるんだろうけど。

魂魄ゼーレ》だの《読心ゲミュート》だの……ああいう言い方をすると、一体どんな力になるんだか。



「それと……一つだけ、忠告されました」

「おん? 忠告?」

「はい……回帰リグレッシオンまでならば、まだいい……けれど、超越ユーヴァーメンシュまで至ったならば、その力はもう人の領域ではない。

人の理を超え、永劫の時を生きる事になるだろう……だそうです」

「それって……」



 《神の欠片》で人を超える。それはつまり、エルロードと同じようになるって事だろうか。

人間以上の存在になって、永い時を―――小さく、苦笑した。



「……まあ、いいんじゃないか?」

「オレは元々、既に人間ではないしな」

「お母さんの事はあるけど……でも、皆一緒だって言うならそういうのも悪くないかもね。

ノーラを置いたまま年取って行くのも、ちょっと悩んでたことだし」

「フリズ……!」

「ま、この全員で固まって行けるんなら、それはそれで楽しそうやからね」

「わたしは、もともと長命」



 満場一致か……すっかり、仲間としての在り方が固定してきたな。

でも、この世界では、俺達にとって家族と呼べる存在は俺達だけだ。

だからこそ、誰か一人だけにそんな事をさせる、なんて言う選択肢はあり得ない。

この結果も、ある意味では当たり前だろう。


 と―――



「あ……」

「フリズ? どうかしたのか?」

「あ、うん……ちょっと、聞こうと思ってた事があったんだった」



 何かを思い出したかのように、フリズが声を上げる。

そして、その視線をいづなへ、そしてミナへと向けた。



「ねえ、いづな……あたし達って、どうしてミナが公爵様の本当の子供じゃないって知ってたんだっけ……?」

「え……?」

「な―――ちょっと待て、何でそれを!」



 思わず、椅子を蹴って立ち上がる。

ミナに関わる重要な秘密―――この話は兄貴に口止めされていたし、こいつらに話した覚えはない。

なのに、どうしてそれを知っている!?



「いや、何で今更驚いてるのよ……あたし、アンタの前で、ミナがあたしの妹になってたかもしれないって話してたじゃない」

「あ……」



 そうだ、確かにそれには聞き覚えがある。

けれど、どうしてだ。どうして俺はその時、違和感を覚えなかった……?



「いつ、誰から聞いたのかの記憶が無いのよ……どうして知ってるのか分からない。

ミナからでもアンタからでも、ジェイからでもない―――あたし、いつからそれを知ってたのかしら」

「ッ……他の皆は―――」



 周囲を見回す―――すると、皆一様に驚愕の表情を浮かべていた。

どうやら、全員同じような状況らしい。

くそ……どうなってるんだ、一体。けど、とにかく―――



「考えても理由が分からなそうだし、後回しだ。とにかく、その事は他言無用で頼む。

ミナにとっては本当に致命的な弱点になりかねないんだ」

「……成程な。まあ、それももう大丈夫かもしれへんで?」

「え?」



 いち早く驚愕から立ち直ったのか、頷きながらいづなは声を上げる。

けど、もう大丈夫ってどういう事だ?



「察するに、ミナっちが功績を上げる必要があるっちゅーとったんは、それが理由な訳やろ?

ほんなら、もう十分過ぎるほどの功績を上げた筈や。邪神を倒したんやし」

「あ……」



 そうか、兄貴の事に気を取られていたけど、これでミナの目標を達成した事になるのか。

しかし、それはつまり……ミナが、もう俺達についてくる必要がなくなるという事。

それは、嫌だ。



「んー……煉君は分かりやすいなぁ。まあ、攫うのはあかんから、ちょっと今後の具体的な方針を考えよか」

「いや、そこまでは考えてないから……で、今後の予定って?」

「よう考えてみ? まず、まーくんの目標の一つであったジェイさんはもうおらん。

で、まーくんとしても、シルフェ姐さんがどんな人か分かったから、反骨心でお金返そうって感じでもない」

「……」



 いづなの言葉に誠人は沈黙で返すが、それは殆ど肯定しているようなものだろう。

それを分かっているのか、小さく苦笑しながらいづなは続ける。



「で、ミナっちはもう戻っても問題ない……要するに、全員この街におる必要性は無い訳やね」

「え……あ、でも確かに……」



 ずっとこの街を拠点にしてきたから、そんなのは考えた事も無かったが……確かに、そうだ。

もう、この街にこだわるような理由も無い。



「提案として、このままミナっちは実家に帰り……うちらは、公爵に自分を売り込んで、ミナっちの護衛として雇って貰うんはどうやろうか。

ほんなら、ミナっちの傍におる事も出来る筈やけど……どないや?」

「護衛か……だが、こんな人数を突然、しかも元傭兵などを雇って貰えるのか?」

「あの公爵さんは結構理解がありそうやったし、傭兵やったジェイさんとも親しかったんやから、偏見もあらへん。

ついでに、前に一回誘拐されとるんやろ? ほんなら、売り込むのは簡単や」



 確かに、それならミナと離れ離れにならずに済む。

それに、兄貴と約束したんだ。ミナを護る為だったら、俺は何だってする。



「とまあ、そういう訳で……ニアクロウへ向かい、フォールハウト公爵家に雇って貰う。

これを今後の方針として提案したいんやけど、異議ある?」

「あ、あのー……私は?」

「ノーちんはメイドさんでもやってみよか」

「成程、私とノーラ様でお嬢様のお世話をするのですね」

「……リコリス、突然出てこないでくれ。心臓に悪いから」



 メイドと言う単語に過剰反応したリコリスがキッチンから顔を出すが、とりあえず戻って貰う。

何と言うか、リコリスに監修させたら一週間で立派なメイドが出来上がりそうだ。

ともあれ、特に異議を発するような者はいない。

これで、今後の行動方針は決定のようだ。



「異議は無いようやね。ほんなら、《双界の架け橋》は、明日からその方針で活動再開するで」



 皆が思い思いに了解の意思を発する。

―――俺達が、正式に活動を再開した瞬間だった。











《SIDE:OUT》





















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