あいつの事気になるけど・・・
初めての作品です。
つまらないかも
しれないですが,そこは
未熟者とでも、思って見て下さい。
ある晴れた日の午後。私の目に映った物は・・・物は・・・。保健室の天井?
「なぜ?」というと「気がついた?あなたちゃんと前を見てなくて、男子の投げたボールが顔に当たって気絶しちゃったのよ。」
と,言われるとその時の一部始終をぼーっと思い出していた。すると・・・
「日々野居ますか?」と同じクラスの寺野が保健室に入ってきた。「さっきは悪かった。でも,ぼーっとしてたお前も悪いけどな」
「お前も悪いって何よっ!あんたが投げる方向おかしいのも悪いでしょ!この方向オンチ!」
「あぁ〜悪かったな方向オンチでよ〜。何か文句あるかよ。」というやりとりを何度も繰り返していると
「ここは保健室よ。ケンカをするための場所じゃないのよ!」「って言ったってよ〜!先生。こいつひどいんだぜ?こいつが気絶したの全部俺の性にすんだぜ?おかしいだろ。自分だって悪いだろ」
「なんて言おうとずっとケンカしてるんなら、早く出て行ってよ。聞いてるとこっちが疲れてくるわ。」「と,言ってる割には聞いてて笑ってるじゃねぇか。先生・・・」「そう言えば,先生ひどい・・・」
「だってあんたら仲悪いように見えないんだもん。絶対お互い相手の事好きだよね。」先生は笑ってそう言った
そう言われて二人同時に「好きな訳ない!」と言ってしまった。すると先生はまた
「ほら、やっぱり仲良いんだよ。同時に同じ事言うなんてさ」と,また同じ表情で先生は言った
「もう、先生ヤダ!・・・失礼しました。ありがとうございました。」
「あら、怒っちゃったのかしら?」先生はキョトンとした顔で見ていた
「当たり前じゃないすか、先生・・・。好きでもない人の事好きとか言われて。俺だってイヤですよ・・・
でも、はっきり言っていいですか?俺,実はあいつの事好きなんですよ・・・。
でも,そんな本当の事言えないんですよ。どうしたら良いでしょう?」