表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幸運値ー99999?!異世界で出会った彼は『最凶不幸転生者アラタくん』  作者: ひととせ そら


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

13/29

13.初めての2人きりのお泊り

宿屋の2階に上がると、202号室へと入る。


ひなた「ほら。ベッドがこうして2つあるのに、一体何が問題なの?」

部屋の奥へ行き、ベッドをポンポン叩いて、アラタの方を向いた。


アラタ「だから…そうじゃなくて…。」

戸惑った表情のまま、部屋の奥へと入ってくる。


ひなた「まぁ、そんな細かいこと、気にしない気にしない~♪

いいから、ここに座った座った♪」

またベッドをポンポン叩いて、アラタの方を向いた。


アラタ「いや、細かくないって…はぁ。」

ため息をつきながらも、ベッドサイドに腰掛ける。


ひなた「それに、寝る時も一緒にいないと、

アラタくん、寝る時に死んじゃうかもでしょ?」

自分もベッドサイドに腰掛ける。


アラタ「さすがにそれは過保護すぎないか、ひなた…。」

アラタが困った顔をする。


ひなた「『 死 ぬ 』よ?」

強調するように、そう言った。


アラタ「…うん。分かったよ、分かった。従う。」

諦めたように頷く。


そして夜が更けると、お互いに別のベッドに横になった。


ひなた「…あ。一応、これかけて寝よう。」

アラタに片手をかざし、状態異常無効魔法と、

物理や魔法攻撃耐性アップの魔法を、一気にかけておいた。


アラタ「え?…ひなた、今のは?」

自分の体が一瞬光ったのが気になり、自分の手のひらを見つめる。


ひなた「寝てる時に、なるべく、

アラタくんが死に戻りをしないようにって思って、

『状態異常無効』、『物理や魔法攻撃耐性アップ』とか、

色々な魔法をかけておいたの。」

アラタ「ひなた…。お前…そんなに俺のこと…。

…ほんと、ありがとう。」

なにかを噛みしめるような表情で、じっとこっちを見てお礼を言う。


ひなた「どういたしまして♪

さぁ、寝ようか。おやすみ、アラタくん。」

クスッと微笑んで、お休みの挨拶をする。


アラタ「あぁ…おやすみ、ひなた。」

柔らかな笑みを浮かべ、同じようにお休みの挨拶をすると、

目を閉じた。


アラタ(こんなに安心して眠れるのなんて…いつ振りだろうな…。)


ホーッ…ホーッ…


窓の外からは、フクロウの鳴き声だけが静かに響いていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ