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フリージア王国備忘録<第二部>  作者: 天壱
見かぎり少女と爪弾き

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Ⅱ427.男爵子息は苦む。


「ライアー‼︎ッいい加減に手を離せ‼︎‼︎」


家へ戻ってすぐ、玄関を閉めるライアーをレイは乱暴に振り払った。

向かいの家とはいえ、数メートル引き摺られるように後退され続け苛立ちも溜まっていた。玄関扉を閉じた途端、ライアーもパッと身を引くと両手を開いて見せる。

もう何もする気はないという意思表示にレイも舌打ちだけを鳴らして仮面の位置を確認した。ライアーに無理に顎下を引っ掛けられた所為で、いつもより位置がずれていた。家の中ではライアーだけで隠す必要はなくなったとはいえ、やはり手元に無いと落ち着かない。

苛立つレイに、ライアーは自分の後頭部に手を回すと大きく欠伸をした。くるりと背中を向け、何事もなかったように声色の調子を戻す。


「よ〜しじゃあ俺様はひと眠りさせて貰うぜ。襲うなよ?」

「誰が襲うか。テメェと一緒にするな変態野郎。……それよりもライアー、さっきはなんでジャンヌの肩を持ちやがった?」

ぎくり、と。

レイの言葉に胸の内だけが危うくなりながら、ライアーはお首にも出さずにのんびりとした足も止めない。表面上は軽く誤魔化しながらも口の中は妙に乾いた。

「美人の頼みは聞くに決まってるだろ」といつもの調子で言ってみたが、「誤魔化すな」と杭を打たれる。レイにも誤魔化せる時と誤魔化せない時がある。ただでさえ、ライアーの「美人」発言すら今は引っかかっているのだから。


……しかもジャンヌにだけは妙に絡まなかった


ファーナム家に入ってすぐ、ジャンヌの存在は目に止まった。

ライアーがジャンヌを初対面として振る舞う理由はわかる。あの晩のことは口外しないことを約束し、そしてトーマスとしての記憶がないライアーは彼女達に会ったことは覚えていないのだから。

あの場でボロを出さないようにするべく敢えて接触自体を減らすこともわかる。しかし女性であるネルやヘレネに絡んでも、ジャンヌには明らかに口説くどころか話しかけることすらしなかったことがレイの目にはただただ妙だった。

あの大嘘つきのライアーが、たかだか一つの隠し事がある程度でジャンヌを避けるとは思えない。その程度は煙に巻いて平然としている筈だと考える。にも関わらず、明らかにライアーはジャンヌ一人には全く関わらなかった。十四くらい余裕で奴の射程範囲内だろとレイは思う。


「あの夜はぎゃあぎゃあジャンヌにべたついて速攻で粉砕していやがった分際で」

「あ、なに?レイちゃん妬いてんの」

んなわけねぇだろと直後に声を荒げる。だが振り返ったライアーと目が合った瞬間、続けようとした舌が止まった。

軽口とは対照的に目が笑っていないライアーに、これは手痛い反撃が来ると理解する。子どもの頃に何度も言い負かされた時と同じ目だった。

向けていた背中をゆっくり返して振り返るライアーに、口の中を飲み込む。来る、と思えば次の瞬間にはニヤリと嫌な笑みが向けられた。


「そういやぁレイちゃんこそジャンヌちゃんに妙〜に絡んでたよなぁ?あの双子共にジャンヌちゃん取られてそんなに悔しかったか⁇」

「なっ……‼︎‼︎」

言葉に詰まる。その間に「純情だねぇ」と言われ口笛までピュウと吹かれた。

ふざけんな!と家中に響く怒声をあげるが、ここで乗った時点で負けだった。照れるな照れるなと繰り返しながら遊ぶように口笛を吹きまくるライアーは、さらに次の着火剤を放り出す。


「結局ジャンヌちゃんとの関係もちゃんと教えてくれねぇしよぉ〜なになに?俺様を理由にうまぁく甘い時間でも過ごしてたのか?ほんっと、ガキは惚れりゃあすぐにませ」

「誰があんなめんどくせぇ女なんざに惚れるか‼︎俺様の屋敷の次は︎駄犬共の家に沸いてりゃあ聞く‼︎」

ボワリ、ととうとうまた黒い炎が浮かび上がった。

今度は早々に床に着火し黒の炎が上がれば、ライアーは強めにレイの眼前で手を叩いた。バチンと弾ける音に肩を揺らし、次の瞬間には周囲から床まで炎は掻き消える。

また炎を出していたことに遅れて気が付いたレイも、口を結んで燃え広がっているところはないかと見回した。火と一緒に怒りも散ったレイへライアーはまだ遠慮しない。


「その炎もジャンヌちゃんから引き離そうとしただけでボワボワ零しやがって。そ〜んなにジャンヌちゃんと引き剥がされるのが嫌だったかぁレイちゃん」

「ッ違う‼︎‼︎あれはテメェが話途中で無理矢理引き摺ってきやがったからだろうが‼︎」

ギリリと歯を食いしばり睨む。しかし、ンなのいまに始まってねぇよと一言で一蹴されれば次の言葉もすぐには出てこなかった。

レイ自身、あの時はムキになった自覚はある。いつものようにファーナム家へ口説きに向かったライアーを回収に行っただけなのに、まさかそこでジャンヌに会うとは思わなかった。


ファーナム兄弟とジャンヌに親交があるのは知っている。だが、突然当たり前のように家にいれば驚かないと言う方が無理な話だった。

一瞬、またライアーがジャンヌのことも口説いているのかとも思った。ライアー以外他の誰が誰と仲良くしていようとどうでも良いが、よりによってジャンヌである。

もし彼女と仲の良いディオス達がライアーは自分のことでジャンヌに泣きついたのなら。その為に家まで呼んだのなら。自分にとって嫌な可能性ばかり考えればあそこで突き詰めずにはいられなかった。しかも自分にとって尤も謎が多い存在であるジャンヌが、ライアーの件以降急に全く関わってこようとしなかったジャンヌが、……一度も会いに来なかったジャンヌがディオス達と一緒では話も違う。

一体何を今度は企んでやがる、駄犬どもはジャンヌに何を吹き込んだ、俺様には用済みだった分際で良い度胸だといった不安と感情が少なからず渦巻いた。


「最後のも結局ジャンヌちゃんに構って欲しくて言っただけだろ?ほんっとそういうところは可愛い可愛いガキのまま」

うるせぇ‼︎‼︎と再び怒声を上げる。

今度は否定よりも先に怒声が上がったことに、ライアーは頭の隅で静かに図星かと確信する。また黒い炎が湧くかと僅かに指先が身構えたが、見ればそれよりもレイの顔色の方が燃えていた。

やっぱ本気で惚れたか、とまた別の嫌な予感が走ったライアーは火傷覚悟で軽く踏み入ってみる。冗談で弄るのは良いが、本気でレイがジャンヌにいれあげたら一番困るのは自分であると自覚する。


「素直じゃねぇなぁ?わかるぜぇ兄弟ジャンヌちゃんは美人で騎士との繋がりも会ってしかも俺様と引き合わせてくれた大恩人!まさかレイちゃんもああいうのが好みだったとはまぁ意外じゃねぇが。ったく会いたいなら素直に会いたいって言やぁ良いだろ、顔半分は色男なんだしよ」

「勝手に話を進めるんじゃねぇ色ボケ野朗。あれは先ず女と俺様は呼ばねぇ」

へぇー?、とそこで一度流す。

自覚していないだけか、それとも本当に色恋とは別の感情か。取り敢えずまだジャンヌを狙ってはいないことを確認しつつ、ライアーは息を吐く。だが少なからず懐いているらしいことは理解した。

男女の友情は距離の取り方次第だと考えるライアーは、取り敢えずこのままレイの感情が色恋から色欲に発展しないようにだけ留意を決めた。レイが惚れた相手なら大概は面白おかしく応援したいが、ジャンヌにだけは手を出されたら困る。

ジャンヌが惚れてるなら未だしも、レイの捻くれた性格を知っていれば余計に。


「テメェこそジャンヌの言いなりだったじゃねぇか。あんなふざけた条件にまで無理やり頷かせやがって」

「ありゃあレイちゃんが黙った所為だよ。たかだか頷くのが気に食わなかった程度でうじうじうじうじ石みたいに黙りやがって」

やっとの反撃にも軽口ながら的確に自分の本心を突いてきたライアーに、また推し黙らされる。

確かにあの時ジャンヌの指示に従ってやっても良い気もあれば、それを肯定するのが気に食わなかった事実もある。

クソッと拳を握って堪えたが、やはり我慢出来ずに椅子を蹴り飛ばした。壊しはしなかったが、そのまま転がる椅子をライアーもすぐには立て直さない。ひと呼吸、ふた呼吸と置いてから今度は熱の覚ました声でレイに投げかける。


「…………ま、仲良くしてやるのは良いんじゃねぇの?長い人生になっちまったんだし、レイちゃんも俺様も問題起こさねぇ方が都合も良いだろ」

誰、とは言わずに間接的に説き伏せる。

その言葉にレイも舌打ちだけで返した。倒したのとは別の椅子に腰を下ろし、右手で髪を耳にかけ頬杖を突く。目を合わせなければ、傍から離れようともしないレイに未だその腐り方も治ってねぇのかとライアーは頭の中だけで解析した。下級層にいた頃からと変わらない。

本当にコイツはアンカーソンの家でどんな生活をしてたんだと疑問を浮かびながら、壁際の棚へと移動する。


「水と酒どっちにする兄弟」

「…………酒」

ぼそりと独り言のように返すレイに、一言だけ返してライアーは酒瓶の棚を眺めた。

グラスを二つ、片手で取りながら酒はどれかと吟味する。数は多くない上に安酒だが、お互いにとっては貴重な嗜好品である。浴びるように飲みたい欲はあるが、今は勝手気ままに飲めるだけ良い生活だった。

カラン、と取られたグラス二つが擦り合い小さく奏でる。夕食まで数時間。その間だけレイの苛立ちを逸らし且つ潰さないでおける酒をとのんびりとした指先で厳選しながら背中を向けたライアーは一人思う。





─ ぃよっしゃ誤魔化せた‼︎‼︎





胸の底でそう叫びながら、表面上はひた隠す、

ファーナム家でジャンヌと遭遇してから早々に家へ退避を急いだライアーにとって、レイに気取られたことはそれなりに焦燥した。

自分にしては焦りを出し過ぎたなと自覚もあった。だが、あまりにもあの空間は自分にとって居心地の良いものじゃなかった。むしろ危険そのものである。


ファーナム家自体は気に入っている。もともとはレイの関係で知り合った三姉弟だが、美人な姉は物越しも柔らかい。そして双子は無害。レイの言葉を使うなら牙を剥かれても子犬に噛まれたようなものである。

料理は美味く、食費食材を提供すれば作ってくれる。ヘレネに至っては、まさか頼んでもいないのに自分達の洗濯まで請け負うと言った時には今までよく無事にでいられたなと本気で思った。こんな人の良い温厚美人なら、裏稼業に爪先一つでも出せば簡単に取って食われ放題だと確信する。

身体が弱くて篭りがちだったと聞いた時には、それがなけりゃあ今頃食い散らかされてただろうとも思った。今自分達が住んでいるこの場所も中級層の中では治安も大して良くない。にも関わらず、まさか向かいの家に都合も良い美女がいることは幸運だった。


そんな都合の良い美女を別に自分がわざわざ食い潰す気もない。そういう趣味もなければ、目の保養兼オアシスとして自分なりに重宝している。

女が男かわからない双子に関しても興味がないだけで、別にそれ以下に扱うつもりもない。何よりヘレネの機嫌をとる為にも最低限はまともに接しているつもりである。少なくともレイよりは手の平二つ分は優しく扱っている。

家に遠慮なく上がり込むのも良くも悪くも悪気はない。いくら家に上がり込もうと、盗みをさえしなければ良いと思っている。トーマスとしての記憶もあるが、やはり根強いのは人生の殆どを締めた自分としての記憶である。

それなりにファーナム家とも上手くやってきたつもりがあったライアーだが、やはりジャンヌが現れた瞬間には流石に動揺した。騎士が居たことや騎士の身内が住むことになるよりも遥かに存在としては衝撃だった。レイと同じように、ファーナム兄弟がジャンヌに告げ口をした後だと思えば冷や汗しかなかった。騎士にも増してヘレネにも増してネルにも増して




ジャンヌだけは敵に回したくない。




……いやあそこでジャンヌちゃん連れてくるのはマジ反則だろ。

切実にライアーはそう思う。

聞いてみればレイだけでなくファーナム家とまでジャンヌと関係があった。一体どこまで網を張ってるんだと思えば、ただでさえ騎士を身内に持つジャンヌがそれ以上の脅威に思えて仕方がない。

美女であれば年関係なく好ましく思うライアーだが、ジャンヌだけは手が出せない。美人で、あと数年待てば良い女になるとは思う。

しかしライアーにとって彼女はただの騎士が身内にいる一般人ではない。いま最も敵に回したくない相手である。

彼女には自分がトーマスだった記憶も知られているのだから。

更には騎士を取っ替え引っ替え連れ歩き、国に隠されていた自分を見つけ出した。自分の記憶を取り戻したのもジャンヌである。

一体どうやったかは思い出せないが、記憶を取り戻す方法を知っていたのは間違いない。もう二度と記憶を失うのも、トーマスの記憶を覚えていることを晒されるのも御免である。その為にもなるべくジャンヌの琴線にも触れたくない。


なのに居間に入った瞬間、早速好き勝手しているところを目撃されてしまった。

トーマスとしても生きてきた自分は、どこまで世間的に許されるかどうかも大まかにはわかってはいる。ライアーにとっては騎士の身内を敵に回すよりも遥かに目撃されたくない相手だった。

もともと前科者の自分は今後も問題を起こさないことを前提で記憶を取り戻している。そこでよりにもよってジャンヌの知り合いに手を出したと思われればあっさりとしっぺ返しを受けかねない。レイすら何故ジャンヌが自分から助力を申し出たのからわからなかったから余計にである。深層を掴めないから薄気味悪さも手伝った。ジャンヌへ感謝はあるが、それ以上に掴めない。



『それができないのなら、私だって貴方達の希望全てには添いかねます』



そう言われた時にはぞっとした。

たかだか十四の子どもに怖じけるのも情けないとは思いつつ、今度こそ首根っこを掴まれると思えば警告にしか聞こえなかった。彼女には弱みを掴まれ過ぎている。もし暗に記憶を今度こそ消すぞもしくはバラすぞという意味だったら自分にはどうしようもない。

裏稼業程度ならまだしも、ジャンヌに付き添い騎士相手に自分が勝てるとも思えない。今トーマスとしての記憶を思い返して考えるのなら、馬車で騎士二人も引き連れ今も騎士だの副団長の身内などを紹介したジャンヌを思えば「なんだアレ」である。

ネル一人でも充分脅威だったのに、ジャンヌの知り合いとなれば更に手が出せない。



『もし、その、レイと話すことができたら……、……お願いしたいことが』



「……そりゃジャンヌちゃん自体は嫌いじゃねぇけどよ」

ぽそっ、と口の中で呟いた声は音にはならなかった。

ジャンヌ自体は諸々の理由で苦手だが、嫌いではない。寧ろレイの話を聞けば一方的に援助されたことはわかっている。だからこそ気味が悪いが、彼女の言葉に今のところ裏や悪意は感じられないのも事実である。

逆らえないが嫌いじゃない。脅威ではあるが、敵ではない。そしてだからこそなるべく関わりたくない。


あんな騎士を引き連れ、記憶なんてものを取り戻させる力を持つとんでもない少女が自分の力を必要になる時なんて想像もつかない。むしろ自分がいつか見放されるか愛想を尽かされることを考えれば、関わりたくないし逃げたい。

今回はちょっとしたやらかしを見られたから余計に速やかに逃げたかった。そして結局、逃げ遅れた所為で無駄に取引が増えてジャンヌからは交換条件を投げられた。

どんだけジャンヌに会いたくて会いたくて仕方がないんだと呆れを越えた。いつもは自分が促せばひょこひょこ言うことを聞くレイが、反抗してまでジャンヌに食い付いたのだから。お陰で自分も最終手段を使わざるをえなかった。


「取り敢えずよ〜レイちゃん。ちゃあんとあの双子と仲良くしとけ。俺様ジャンヌちゃんに嫌われるのだけは困るぜ」

「ほざくな。大体あの双子が吠えるのはテメェがあの姉に手を出すから」

「俺様は相手にしてねぇよ。テメェがいちいちワンワン吼えさせてるから余計にムキになんだろ」

とにかくは女性陣だけでなく双子に取り入らないとまずいと。

そう確信を持ちながらライアーは改めてレイに釘を刺す。今後もレイを通してジャンヌに関わることになってしまうのなら、あの条件も守らないといけない。これまでの件に何の代償を求めてこなかったジャンヌの、数少ない要望である。

酒瓶を選び指に引っ掛けながらのライアーの言葉にレイはギリリと歯を食いしばった。


『ちゃんと皆で仲良くして下さい』


「頼むぜ兄弟?これ以上嫌われたくねぇんなら」

「ッうるせぇ黙ってろ‼︎‼︎」

それ以上突くなと言わんばかりに声を荒げるレイに、ライアーも肩を竦めて返した。

椅子にふんぞりかえるレイの前に、グラス二つを並べ酒の栓を抜く。トポポと瓶を傾け酒で満たせば、僅かに唇を尖らせ眉を吊り寄せた。


「…………簡単に言ってくれるぜ」

忌々しく呟き、レイはグラスを摘む指に力を込めた。

昔からライアー以外の関わり方など長らく気にしたこともない。裏稼業相手も全て社交はライアーに依存しきっていた。

その後に至っては一度も心を開かなかった。まさかここまできてライアー以外の人間と関わりを必要とする日など想像もしなかった。今まで自分の振る舞いに文句を言ってきた人間など



『───なりたいならそう言えば?』



「…………」

ジャンヌの条件を飲もうにも、その方法が御し難い。

既に言われた当時の手痛い言葉を、よりによって指摘してきた本人が課してきたことに胃の中だけが静かに燃え渦巻いた。


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