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フリージア王国備忘録<第二部>  作者: 天壱
頤使少女と融和

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〈重版出来〆・感謝話〉騎士隊長たる者は目指し、

活動報告で以前ご報告致しました重版特別話になります。(https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1248483/blogkey/2962396/)

感謝を込め、感謝話を書き下ろさせて頂きました。

少しでも楽しんで頂いて感謝の気持ちが伝われば幸いです。


こぼれ話 本隊入隊話。


本編に繋がっております。


「うわぁ…………」


この場に立つ前からそうだと理解していた上で、アランは自分の顔が引き攣るのがわかった。

剣を構え、足場の感触を確かめながら手の平が湿る感覚に何度も握り直す。騒然とした空間で全てが耳鳴りに聞こえ、誰一人の言葉すらうまく拾えない。今から自分が相対すべき相手を、他の騎士に押し付けたいと本気で思う。当然そんなことは許されない。

いくら目の前の相手が自分よりも上手(うわて)の者であろうとも、強者であろうとも、尋常ではない殺気を向けてこようとも、騎士である彼は戦うしか認められない。

近くに立つ先輩騎士に助けを求めるなどアランの選択肢にはなかった。ビリビリと皮膚を撫でる殺気と覇気に奥歯を噛み締めながら、改めてこれから自分が倒すべき相手を両目に捉える。今も自分の前に悠然と立ち、顔色一つ変えずに殺意だけを飛ばしてくる




最強最悪の〝新兵〟ハリソンに。




本隊入隊試験。

一年以上経験を経た新兵全員に与えられる、本隊騎士へと昇進する一年に一度だけの試験。去年新兵として念願の入団を果たした新兵アラン・バーナーズも、当然心待ちにしていた試験だった。

試験内容は新兵同士の勝ち抜き戦。騎士団長により一年程前から行われた改革により新兵の数は減少傾向にあるが、それでも本隊一隊分に近い人数のトーナメント戦は騎士団にとっても大規模な催しだ。

開会式を行った後も広大な敷地を与えられている演習場内全ての手合わせ場や演習所、そして臨時設置した会場全てで一斉に行っても早朝から深夜にまで及ぶ丸一日使った試験である。

試験官や審判を担う本隊騎士隊長だけでなく、任務と門兵や見張りの騎士を覗く全本隊騎士、そして時には王族まで見学に訪れるのだから。


アランも当然、自分の番がやってくる時を身体を疼かせながら待っていた。

去年新兵として入団してから、アランにとってはもうこの一年だけでも夢のような日々だったと思う。朝から夜まで騎士としての全てに携われ、そして演習後には敷地内のどの演習所も武器も使うことができる。朝まで剣を振ることもできれば、騎士の先輩から指導して貰える時もある。しかも自分が入団した頃からちょうど改革が始まったお陰で、本隊騎士の補助だけでなく演習の時間も過去の新兵より遥かに多かった。

お蔭で、入団した時には最低限程度の剣の腕しかなかった自分も、自信を持って剣を振れるようになれた。これなら今年は本隊入隊も夢じゃないと本気で意気込んでいたが、……第一戦目の相手が最悪だった。


ハリソン・ディルク。たった一年しか新兵としていないアランにも、彼の問題性は充分知ることができた。

新兵同士でも些細なことで乱闘を重ね、時には止めに入った本隊騎士とも戦闘に至ったことがある。誰とも交流しようとせず、手合わせの誘いすら受け付けない。新兵としての業務は手を抜かず体調不良で倒れた時を除けば無遅刻無欠席を誇る彼は、新兵どころか騎士団の中でも間違いなくこの上ない問題児だ。

しかし同時に、その戦闘の腕だけは新兵の中でも突出した一人として本隊騎士にも一目置かれた実力者だった。二年前、入団試験でハリソンの実力を目の当たりにしたことがあるアランからすれば、彼がまだ新兵に残っていることが意外なくらいだった。一年前、本隊試験で初戦相手の骨を二本折ったと聞かされるまでは。


その最強最悪の問題児が、いま自分の対戦者として目の前に立っている。

審判から改めて双方の名と、そして特殊能力も告げられる。特殊能力使用不可の場である以上、もしここで特殊能力を使用すればその時点で失格である為の双方での確認である。特殊能力者ではないアランからすれば、ここでハリソンが一瞬でも高速の足を使えばその時点で自分の勝利が決まる。が、……自分の実力ではハリソンが特殊能力を使うまでもないのだろうと始める前から薄々理解していた。


─ でも、それが棄権する理由にはなんねぇんだよなぁ。


剣を握る手にまた力を込め直しながら、アランが口の中を飲み込んだ直後。審判から「始め」の合図が放たれた。

地面を蹴る。飛び込みはアランの方が僅かに先手を取った。自分が前のめってからハリソンも剣を構え飛び出した。相手の懐に入る機会はアランの方が優位に立ったが、その前に剣を振るうのはハリソンだった。

新兵に補給される剣はそれなりの重量もあるにも関わらず、片腕で軽々と横に振るうハリソンにアランも両手で握る剣身でそれを受けた。ガキィンッ‼︎と、素振りや軽い手合わせでは受けることのない重い一撃に歯を食い縛る。せめてここで剣同士で拮抗し押し合いになればと、アランも一度弾くべく腕に力を込めるがその間にハリソンが視界から消えた。

さっきまで自分を剣ごと両断する勢いで迫っていたハリソンが急に消え剣の圧も緩んだことに、思わず瞬きをしたが間違いだった。瞼が一瞬だけ閉じられるその間に、姿勢をアランの膝下まで低めたハリソンが鍛え抜いた足を横振りにアランの脇腹へと叩き込む。

ぐァッ……と、不意打ちにアランも堪らず顔を顰めたがそれでも二本脚のまま堪えきった。だが、連撃をそれで終えるハリソンでもない。体勢を崩さずとも一瞬隙を作ったアランに、低姿勢のまま容赦なく今度は突きを繰り出した。

ただでさえ痛みに怯んでいる相手の、しかも首を狙うハリソンにアランも命の危機を感じ剣でまた防いだが、上手く剣身が間に合わず柄の部分でなんとか弾いた。その瞬間少し意外そうに目を開いたハリソンも、攻撃の手は緩めない。飛び上がるように立ち上がり、剣を今度は横に振るった。

金属同士の固い音を互いに響かせながらやっとそれなりに剣の打ち合いになったアランだが、それに反し実践と演習の違いを思い知る。


剣の打ち合いは自分でもこの一年で新兵の中でもわりと良い線までいっていると思う。素手や体力ならばそれ以上に自信もある。しかし、ハリソンはその両方を当然のように複合して攻撃してきていた。

本物の戦闘では相手がどんな手でくるかなど約束されていない。剣だけでなく、素手だけでなく、全ての戦闘方法を警戒し対応しなければならない。


金属同士の弾き合う一撃一撃に歯を食い縛りながら、アランからも得意の攻撃を狙いたいがハリソンにそんな隙は全く無い。

蹴りを繰り出そうと足の向きを少し変えようとしただけで、ハリソンが俊敏にその足を剣で狙ってきた。斬られまいと足を引っ込めれば、結果としてアランの方に隙がまた生まれるだけだった。

何よりハリソンの剣は片手でも、自分は両手で構えた剣でなんとか速度についていくのがやっとだった。単純な腕力の問題ではない、剣の腕が違い過ぎる。


完全に誰の目から見ても防戦一方のアランが、とうとう手の痺れを覚え始めたと同時に剣を弾かれた。

拮抗の果てというよりも、ただハリソンが飽きたから終わらせただけのような呆気のなさだった。連撃を相手に点で捉えるのではなく剣を横に構え防ごうと考えたアランに、ハリソンが今までの上から叩きつける連撃を一瞬で下から掬い上げるように振れば、簡単にアランの手から剣が空へと放られた。剣が手から弾かれたことで自身の負けが確定したのを判定より前に理解し、アランは一人悔しさに顔を歪めた。

くるりと剣が宙を舞い、そのまま地面へと叩きつけられカラカラと転がる、……間もなかった。


「⁈待てハリソン‼︎‼︎」


勝負はついた、と。そう審判も、続けるのを言いかける途中で止めた。

剣を空中で弾かれ武器を何も持たない丸腰のアランへ、近距離にいるハリソンが止める素振りもなく二撃目を振るっていた。

一度敗北に顔を歪めたアランも、敗北に浸るどころではない。本来であれば勝敗が決した時点で戦闘態勢を解かなければならない相手が、自分へ剣を向けている。

どわッ⁈と、思わず声が上がったアランは横一閃に振られた剣をその場で垂直に跳び上がり跳ね避けた。ハリソンが横に振り切った後には空しかなく、アランの足はハリソンの目線よりも高かった。

なんとか避けれたと思ったアランだが、そこでハリソンは終わらない。剣を片手のまま、側転したと思えば今度は上がった足で身動きのできない空中のアランをまた狙った。横面に当たる寸前に今度は前腕で受けきったアランだが、ハリソンの蹴りの圧のまま空中から地面へ叩き落された。

転がることなく両足で地面に着き耐えきったが、しゃがみこんだ体勢での着地にハリソンが再び剣を真上から振り下ろしてきた。


「わ」と口が開くと同時にアランも後方に頭から跳ね、後方転するようにして逆立ち両手で地面を突き、一回転で跳ね上がる。

無事立ち上がった状態で着地できたアランだが、やはり丸腰には変わりない。地面に足を着けた時にはもうハリソンが駆け込んできていた。

審判も制止の声を上げ止めに追いかけたが、ハリソンの方が速かった。剣は大したこともなかったアランが、剣を捨てた途端さっきよりも動けていることに自分もまた剣を捨ててやることにする。

片手に構えていた剣を振り上げ、次の瞬間鋭く投げ放った。飛び道具ならば未だしも剣を放り投げてくる暴挙にアランも息を飲む。速度こそ槍以上だが、一直線の単調な攻撃にすぐその場から跳ねのけ軌道から逃げたが、その逃げ先にハリソンが拳を振り上げていた。

ゴッッ、と剣よりも遥かに鈍い音でハリソンの拳と、アランの前腕がぶつかる。

ギリギリと鬩ぎ合いが二秒続いたが、そこまでだった。




「ッッざ、けんなこのクッソ野郎‼︎‼︎‼︎‼︎」




アランの前蹴りが、初めてハリソンの顎へ直撃した。

想定以上の腕力で責められた拳と腕の攻防中に、死角からの一撃はハリソンへ綺麗にぶつかった。途中から自分でも顎を反らし威力を逃がしたハリソンだが、それでも舌を噛み奥歯から耳の後ろまで激痛が走った。しかも今度はアランの方が止まらない。

ハリソンの視覚が必然的に自分から逸れた間にと、今度は拳をがら空いた腹正面へと打ち込んだ。二撃目の急所にハリソンも流石に肺から息を全て吐き出した。鎧をつけていても響く拳は、想定以上だった。

更にはそれでも倒れず両足で留まったにも関わらず、今度は正面にいる筈の相手から後頭部へと蹴りが落とされる。アランの反対足からの回し蹴りが今度こそハリソンを地面へと転がした。

ゴロゴロと地面で二回転しながら威力を落とし、そこで四本足で地面にしがみつけば、まだアランからの攻撃は止まない。自分から拳を振り上げてきたアランの飛び込みは、ハリソンが地面から体勢を整える間もなかった。次の瞬間には、仰向けに倒れるハリソンとその上にのしかかるアランとの取っ組み合いに移行した。


アランからすれば、ハリソンに剣を弾かれる前から苛立ちは募っていた。

入隊試験が初めてとはいえ、安易に良いところにいくか入隊できるかとはしゃいでいた自分が一回戦であっさり敗退したのだから。

本気で自信があったのだから余計に自分への腹立ちは渦巻き、悔しくて堪らない。ただでさえ気が立ちやすい状態だったにも関わらず、そこで剣を何度も振られれば怒るのも当然だった。「勝ったくせにふざけんな」の感情がそのまま拳に現れる。

しかも剣は寸止めではなく全て斬るつもりの斬撃ばかり。負けた方の自分が何故何度も殺されかけなければいいのかもわからない。本隊入隊の機会が一年先に延びて憧れの騎士が遠のいた自分がハリソンに命を狙われる覚えがない。ギリギリと歯を軋ませながら、オレンジ色の眼光が発光してハリソンを捉えていた。

互いの両手が組合えば、馬乗りで純粋な腕力も勝っているアランが当然ハリソンへと競り勝つ。互いの鼻息がかかるほどの距離まで迫れば、今度は頭突きをハリソンの顔面へと叩き落した。若干怯んだ様子のハリソンにもう二、三撃歯が折れるまで打ち込んでやろうと再び食い縛った瞬間。




「アランもやめろ‼︎お前も失格にするぞ‼︎‼︎‼︎」




「…………へ?」

審判の騎士の声に、アランが一気に目が覚める。

聞き捨てならない言葉に、上げた顔がそのまま止まった。覇気が切れたと同時に、駆けつけた審判に背後から羽交い絞めにされた。同時にもう一人駆けつけた本隊騎士二人がかりでハリソンも押さえつけられた。

アランの頭突きで少し呆けていた意識が覚醒しまだやれると言わんばかりに暴れるハリソンと違い、アランは取り押さえられたまま無抵抗だった。いつの間にか、一回戦を始めた時とは比べ物にならない数の本隊騎士が集まってきていたことにも今気付く。「またハリソンか」「いや相手の方じゃないのか?」と言い合う声が聞こえる中、全く状況が整理できない。きょとんと目が開いたまま、首だけで取り押さえる審判に振り返る。


「あの、自分さっき敗退だったと思うんですけど……⁇」

「その直後にハリソンが失格にならなければな!?規則違反の時点でハリソンが失格敗退!進出権はお前のもんだからもう怒るな問題起こすな‼︎」

自分を人差し指で示しながら尋ねるアランに、審判も半分怒鳴りながら説明する。

本隊入隊試験規則。開催前に騎士団長の元、副団長に説明された内容はアランも当然覚えている。

勝敗を決するのはどちらかが降参するか、剣を落とすか、気を失うか。相手を死亡させることも禁止。特殊能力の使用禁止、剣以外の武器使用禁止、勝敗が決まった時点での不要な攻撃禁止。審議によっては過度の怪我を負わせても失格になる場合もある。あくまで〝騎士〟の入隊試験である以上、最低限の騎士道を遵守することは当然。

それに背けばいくら実力があろうとも、騎士の座は認められない。


「ハリソンは去年も同じ規則違反で失格にされている。……まさか去年失格になったにも関わらず今年も同じ行為を犯すとは思いもしなかったが……」

なんなんだあいつ。と、審判は心の中で思う。

去年は相手が骨を折られた為、戦闘不能とみなされ両者敗退になった。しかし骨を折られるどころか見事にハリソンに反撃に迫ったアランは、誰が見ても戦闘可能。

ハリソンとの乱闘の激しさを鑑みればアランも失格にすべきか少し悩んだ審判だが、あくまでアランが殴り始めたのはハリソンからの連撃の後の自己防衛。去年のハリソンの問題行動を把握し、審判を任されておきながらハリソンの暴走の一手目で止められなかった自分にも責任はあると、審判も多めにみることにした。

乱闘し合った本人達の間ではいくつもの攻防が繰り返されていたが、審判を含む観覧者の目では取り押さえるまでほんの数十秒のできごとだった。


そう考えると今こうして自分の腕に取り押さえられているアランも、まさかハリソンに匹敵する問題児だったらと寧ろそっちの方が審判も心配になってくる。

少なくともこの一年では問題行動どころか、新兵同士とも仲が良く本隊騎士にも可愛がられやる気に満ちていると評価も高い。しかしそれを言えばハリソンも問題行動以外は指示にも命令にも忠実な新兵だ。

そう考えている間にも、ハリソンを取り押さえる本隊騎士二人がそのまま失格者を試験場から引きずっていく。アランへ正式に通過を告げるべく審判も恐る恐るとだが羽交い絞めする手を緩めた。取り押さえてから一度も抵抗をする素振りもなければ、説明してからは口数も少ないアランの顔を覗き込む。

大きく見開かれたオレンジ色の目が、この上なく今はきらきらと輝いていた。

おおおおおおおおおおおぉぉぉぉおぉおおおおおおおっっ‼︎と、アラン一人が感情と状況整理に忙しい。ハリソンに負けたことも試験を甘くみていたことも悔しいが、てっきり敗退だと思っていたところを進出と言われればその事実だけが今は輝いた。拳を握り、両手でガッツポーズし喜びを噛み締める。


どうやら無害そうなアランの様子に、審判も溜息混じりに笑う。

咳払いの後、正式に「アラン・バーナーズ二回戦進出」を告げた。

形としてはあまりにも勝利らしい勝利ではないアランの一回戦だったが、その後にあのハリソンを殴り潰したアランの進出に誰も異議は唱えなかった。「やった二回戦‼︎‼︎」と元気に飛び跳ね喜ぶアランを、審判は落とした剣を拾い渡しながら一応救護棟で治療を受けるようにと注意する。今は元気に見えても、ハリソンからの容赦ない攻撃を受けたのは事実。場合によっては、その場で続投進出は不可と判断されるような怪我である可能性もある。


「いやすっげえ元気ですよ‼︎腹とかやべぇですけどコレ絶対折れてませんしまぁ二、三本くらいはわりと動け……」

「わかったから退場退場。お前は良くても本当に折れてたらこっちが止めるからな⁇」

突然の進出決定に興奮が収まらないアランの背中を押し出しながら、審判は今度は大きく息を吐く。

ハリソンで問題児は手いっぱいだと。アランにはどうにかこのまま良い子でいてくれと切に思い、……そこで考え直す。


「…………いや、まだ居たか……」

ぼそりと口の中だけで呟き、そこで飲み込んでから次の対戦者二人を迎え入れる。

戦闘狂のようなハリソンとも、そのハリソンを殴り潰したアランとも違う。この場にはいない、人数関係上一回戦はシード扱いにされた新兵を思い出しながら。




〝エリート〟と新兵の内から良くも悪くも呼ばれる去年最大の有名人新兵を。





その後、全新兵中四人しか進めない最終会場までアランが進出を決めるのは日が暮れた後だった。


Ⅰ347


書籍、コミカライズでそれぞれ重版頂けましたのは皆様のお陰です。本当にありがとうございます。

少しでもお楽しみ頂ければ幸いです。

これからもよろしくお願いします。

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