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フリージア王国備忘録<第二部>  作者: 天壱
勝手少女と学友生活

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Ⅱ142.次席生徒は馳せる。


「〜〜〜っっ‼︎‼︎ど、どどどどどうしようクロイ‼︎僕っ!僕らが‼︎お、おし」


「ディオス、それ以上は駄目」

セドリック様のいる特別教室から退室した後、中等部の教室へ向かう最中にもうディオスは我慢できないように声を震わせ始めた。

すれ違いとはいっても他の人に聞かれたら大変なのに、大声を抑えられない様子のディオスはもう顔が真っ赤だ。合わせてもいないのに右足と左足がディオスと全く同じ速さで動く。タンタンタンと廊下を蹴り上げながら、僕は口の中を噛む。その間もディオスはあわあわと言葉を続けた。


「あ!ね、姉さんのこともお願いしてみる⁈そしたらもしかすると姉さんもお城」

「姉さんが働けるわけないでしょ。体力的に侍女も無理だし家から遠いし」

うっかり発言をしそうなディオスの言葉を今度は上塗りして止める。

学校と城は距離が全く違う。僕やディオスなら大したことないけれど、姉さんは毎日あんな長距離を通うのは無理だ。坂だってきついところもあるし、お城で働いてまたその距離を歩くなんてまた身体を壊してしまう。元々体力を使わないで自分に合った仕事をする為に学校へ通い始めたのに、仕事と関係ないところで体力を無駄遣いさせたくない。

そっか、と残念そうに呟くディオスがやっと大人しくなる。僕と同じ歩幅で進みながら、頭が少し角度を下げて垂れた。ハァと大きめの溜息で返せば、ディオスはむっと唇を結んで僕を見返す。


「……クロイも嬉しいくせに。さっきだって、あんな大声で喜んで」

「大声はディオスも一緒でしょ。そんなことより今後のことを考えなよ。卒業まで特待生維持できなかったら、この話が流れることだってありえるんだから」

わざと冷めた声にすれば、ディオスが「あっ」と声を漏らした。

そう、セドリック様が話をつけてくれたとはいってもその信用は学校の特待生だからだ。もしこれから四年の間に特待生から外れてしまったら、卒業しても信用に欠けると断られるかもしれない。国際郵便機関は無理でも、セドリック様ならそれでも使用人としてそのまま雇ってくれるかもしれない。でも、折角ならちゃんともっと良い仕事に付きたい。その方が卒業しても姉さんを助けられるし、良い暮らしもできる。それに国際郵便機関とか、良い職につけばもしかして……


「…………」

まずい。顔が熱くなってきた。開きっぱなしだった教室の扉を潜りながら、口の中を噛んだら力を入れすぎて血の味がする。

ディオスに気づかれないように俯きながら席に向かうと、背後に続くディオスのぼやきが教室の騒ぎ声にまじって聞こえてきた。


「僕らがそんな良い職に付けたら、ジャンヌびっくりするかな」

少し浮き立ったその声に、僕は振り向かず顔をしかめた。

言うと思った、と頭の中でだけ言いながら肩を落とす。昨晩、ディオスがフィリップやジャックの前でジャンヌに言ったことを思い出すと、少しだけ苛々して立てた爪で頭を掻いてしまう。

後から聞いたら、ジャンヌに「結婚して」なんて子どもみたいな告白をしたらしい。馬鹿と十回以上言って呆れたけれど、ディオスはムキにこそなっても全く反省していない。

「ちゃんと冗談って言った」「もし、って言っただろ」と僕に言い返してきたディオスだけど、そんな問題じゃない。ジャンヌもあんなに慌ててたし、もし本気にされたらどうするのとか、もしとっくに恋人がいてそれがあの二人だったらどうするのとかなんでそんな無謀なことをしたのとか。

言いたいことは山のようにあったけど、折角の良い夜が兄弟喧嘩で最悪になるのも嫌だからそれ以上は僕が我慢した。

そして今も黙る。本当なら「まさか国際郵便機関で働けるようになったらまた求婚でもするつもり?」ぐらい言ってやりたかったけど。


「……ジャンヌ、今日と明日は居ないんだよなぁ……」


「ディオス。もうそれ十五回目」

結局また口を開くことになる。

もう今朝から何度もディオスは思い出しては口癖みたいに同じことばっかりだ。昨晩会ってから一日も経ってないのに、こんなに名前を聞くことになるとは思わなかった。

席に腰を下ろし、もう聞き飽きた意思表示に机へ突っ伏す。その途端、隣に座ったディオスが「ま、まだ十三回目くらい……」と変なところで戦おうとする。いやもう十三回でも十五回でも絶対多過ぎでしょ。

顔だけ上げて、横目でディオスを睨めば頬がほんのりと色づいていた。ディオスも姉さんも肌が白いから本当にわかりやすい。


「……別にジャンヌのこと好きじゃないとか言ったくせに。やっぱりそうじゃん。本当ディオスはわかりやす過ぎ」

「っ!そ、そんなこと言って本当はクロイもジャンヌのことが」

「無いから。何度言わせるの。僕はディオスと違って子どもじゃないんだから。本気で誤解だからやめて」

昨日もそれで巻き込んだでしょ、と釘を刺せばディオスが真っ赤な顔でぷるぷると震え出した。

両拳を握って怒る姿に、大声を上げそうだなと両手で先に耳を塞ぐ。またうっかり発言しないように「言っとくけど秘密話したら絶交だから」と断れば、開く直前だった口ごと顎を反らす。

今後、ディオスがうっかり城で働かせてくれることを自慢しないようにだけ僕が気をつけなきゃなと思う。セドリック様も堂々と階段で言っちゃってたけれど、あまり嫉みとかの対象にされても面倒だし。ただでさえ、セドリック様にお近付きになれてる僕らは校内でも顔だけは知られている。

何も言えなくなったディオスに、耳を塞ぐのをやめる。そのまま怒ってるのも無視して、教師が来るまでもう一度机に顔を沈めて休もうかと思った時だった。



「…………クロイなんか、一目惚れしたくせに」



?!?!?!はあ⁈

がばっ‼︎と考えるより先に席から立ち上がる。

隣に座るディオスを真正面から捉えれば、独り言が僕に聞こえるとは思っていなかったのか言った本人が目を丸くしていた。一気に立ち上がった所為かディオスの言葉のせいか頭が一瞬だけクラッとする。血が上っているのか心臓から頭にかけてが音を立てるように熱くなる。

机に両手をついた僕は前のめりにディオスへ顔を近づけ睨む。僕が立ち上がるまで頰杖を突いていたディオスは今も固まってそのままだ。むしろディオスより近くの席に座っていたディオスの友達の方がずっと僕に反応してる。

「喧嘩かー?」「またディオスがムキになってる」「あれ?あっちはクロイじゃねぇ?」と声が聞こえるけれど、今はディオスに撤回させることしか考えられない。


「……ディオス。それ、どういう意味」

「え、だって、クロイは、…………だったし」

しどろもどろになるディオスがいつもより小さくなって肩を前に出す。

僕の問いに途中からはここでは言えないとばかりに口を噤んでぼやかしたディオスが、何を指しているのかははっきりわかる。だからこそ聞き捨てならない。

昨日ジャンヌに僕かディオスが貰ってあげると言ったのもそうだけど、本当に本当にディオスは勝手に決めつけ過ぎる。いくら兄だって許せることと許せないことがある。


「言ったでしょ?僕、それもそんなんじゃないって。僕はそんなディオスみたいにほいほい好きにならないし一緒にしないで」

「!ぼっ僕だってほいほいとかじゃっ……!大体!っそれはクロイが気付いてないだけだろ!」

「ないから。ジャンヌのことも絶対そんなんじゃない。双子だからって同じ子好きになるわけないでしょ。ジャンヌには感謝してるけど女として見るのは無理。目つき悪いし滅茶苦茶だしパクリだし偉そうだし、それを優しくされただけで好きになるわけないでしょ」

頭に登りそうな熱を排出するように思い付く限り舌を動かして、敢えて冷ややかな目をディオスに向ければ涙目になり出した。

そこでやっと頭が冷えて言い過ぎたと思ったけど、取り返せない。奥歯をギリギリ鳴らしながら顔を真っ赤にするディオスに今度は僕が睨まれる。

今すぐにでも言い返したいんだろうけど、それでもうっかり決定打の発言をしないように考えると唇の震え具合でわかる。謝ろうかとも思ったけどやっぱり悔しくて、それに全部本当のことだしと思って代わりに窓の外へ目を逸らした。ディオスの好きな子の悪口をこんだけ言ったら怒るのも当然だ。

泣かせた、泣いた、と。ディオスの友達が呟く中、気まずくなって返す言葉を探していると丁度よく教師が入ってきた。

席につきなさいという教師に注目が飛んで、僕は顔ごと逸らしたまま席につく。ぐしぐしとディオスが腕で目をこすって鼻を啜っているのが視界にちょっと入った。……またやった。


「クロイ・ファーナム」

はい、と少し低くなった声で返事する。

入学手続きを早めに終えた僕は、出席確認でも最初の方だった。

その後も続いて教師が出席確認する中で、無いとわかっていてもまるで教室全体の視線を僕が浴びているような気になる。完全に泣かせた僕が悪者だ。


「…………ごめん」

教師の呼び声と生徒の返事にまざるように、ぽつりと鼻をすするディオスの潜める声が聞こえた。

本当にこういう時にすぐに謝れちゃうディオスは羨ましいし、…………絶対僕より大人だ。


「何が。……言い過ぎたのは僕でしょ」

ごめん、の代わりに爪先で軽くディオスの足を突けば、すぐに同じように突いて返ってきた。

本当にこんな僕らが、城で働けるようになるとか信じられない。正直ちょっと不安だ。もともと生活の為にも維持しなきゃいけなかった特待生を余計に手放せなくなった。

来月からの使用人だって僕らは全部初めてだし、本当に国際郵便機関なんてところで僕らがセドリック様のお役に立てるかもわからない。けれど


「…………楽しみだね」

「……うん」

同意はすぐ返ってきた。

それからはお互い黙って、教師の出欠に呼ばれるのを待った。……楽しみなのは本当。だって、セドリック様に会えるし、お役に立てる。近くで見たことすらない城の中だって入れるし、全部が全部新しい世界だ。それにー……




『この時を迎えられることを心より嬉しく思います』




……いや、別にそれは全然関係ないけど。

頭の中に過った声と言葉に、口が勝手に緩みそうになって顎に力をいれる。さっきのディオスのせいだ、とは思ったけれど折角仲直りしたばかりなのに八つ当たりする気にもなれなくて代わりに正面にいる教師を睨む。

目の行き場が落ち着いた途端、ぼんやりとあの時のことがページを捲るように一つ一つ蘇った。


『プラデストは、他でもない民の為の機関です。誤解を恐れず言わせて頂ければ、ここは上級層に住まう〝貴方方〟のものではなく〝彼ら〟のものです』


姉さんと一緒に行った、プラデストの開校式。

僕らの分仕事をしてくれるディオスを置いて、学校に初めて足を踏み入れた時。朝一番に家を出て並んだ筈の僕と姉さんは、それでも最前列には届かなかった。

前夜から並んでいたんじゃないのと思うくらい、大勢の人がごった返していた。それでも平民の中ではわりと悪くもない列には来れて、お陰で今まで一度も見たことがない天の上の人を何人もこの目で見れた。


『第一王女プライド・ロイヤル・アイビーの名の下に宣言します。学校は彼らの未来をより良き先へと導くでしょう』


王配、騎士、そして王女。もっと前に行けたら他の王族も見えたのにと最初は残念だったけど、あの話を聞いている内にどうでも良くなった。

揺らめく深紅の髪と、透き通るように凛とした声。立っているだけで遠目でもわかる気品と威厳は、高台に立っただけで僕らだけじゃなく周り全部に緊張を走らせた。まるで糸が張り詰めたようなそれが、相手が王族だからかそれとも存在感に圧倒されたのかは今でもわからない。

学校を創設して、お金を持っている貴族達じゃなく僕らみたいな金のない民の為の機関を与えてくれた人。家に籠ることの多かった姉さんが、一歩前に進むきっかけを与えてくれた人。

その人は挨拶で何度も何度も学校が〝僕ら〟の為のものだと言ってくれた。そう言われる度に、…………そこに居ないディオスのことが何度も頭に過って、胸が打たれるように痛かった。

僕らの為の、お金がない人の為の機関なのにどうしてディオスがここに来れないんだろうって。僕や姉さんの為に今も身体を引き摺っているディオスが報われないのが、考えるだけで視界が滲むほどに辛かった。

仕方がない。僕らはお金がないんだから、ディオスがあれだけ意固地になったら変えられない。僕ら三人の内の誰かが先を諦めないといけないんだと、自分に言い聞かせたその時だった。






『先を諦めるべき人などはどこにもいません』






滲んだ視界のまま上げた顔に深紅が差した。

目に溜まる涙を拭う暇もないくらい、その言葉は衝撃で。まるで僕の心を覗いたかのようだと本気で思った。

一度の瞬きで落ちた水滴分、視界が鮮明になれば深紅の髪の王女様がそこに居た。顔もはっきり見えない筈なのにまるで目が合ったような錯覚まで覚えて心臓が信じられないくらい高鳴った。

先を諦めるべき人などいないと、そう言われたことが叫び出したくなるほど嬉しかった。

もっと話を聞きたい僕の話を聞いて欲しいと衝動的に思ったけれど、挨拶さえ終わればその人は喝采の中で騎士に囲まれ見えなくなった。

壇上を人波に流されるまま横切った後も、ひと目見るどころか顔すらちゃんと確認できなかったその人の言葉がその日一日中僕の頭に響き続け、急き立てた。

仕事からディオスが帰ってくるのすら、待てなかった。

その日分の給料を貰ってすぐディオスの元へ走った。帰り途中だろうディオスを探す間もずっとその言葉が頭に回り続けた。


『先を諦めるべき人などはどこにもいません』


そうだ、そうだ、そうだと。僕の背を押してやっと見つけたディオスは、……道の真ん中で泣いていた。

最初からわかっていた。ディオスが本当は学校に行きたいことも、きっと学校の噂一つでも聞いたら泣くほど羨ましがって泣くことも。

それでも気づかない振りをして、知らないふりをして、しかたないんだと大人になった振りをした僕の背中をあの言葉が押した。今、一番先を諦めさせちゃいけない人が目の前にいるんだと思えた。だから


『ディオス。…………分け合おう』


もう一度、手を取り合って進もうとそう決めた。

結局その所為であんなことになったけど、今はもう後悔なんかしていない。あの時間違ったお陰でジャンヌが僕らを見つけてくれた。お陰で今は嘘みたいに恵まれてる。


『クロイ、ディオス。私のことは信じなくて良いから、自分のことを信じなさい』


……プライド様の言葉を真似たのはムカつくけど。

開校式にジャンヌも居たなら知っていて当然だし、その言葉を真似て僕ら相手に大人ぶりたかったのかもしれないけれど、あれは未だ許さない。

プライド様と同じ髪の色で同じ言葉を言うとかずるすぎる。よりにもよってあの言葉は一生プライド様の口以外から聞きたくなかった言葉なのに。



それくらい、大切だった。



最初の一歩。きっかけをくれた言葉。

一人で全部背負って行こうとしたディオスに、もう一度手を伸ばすきっかけをくれた言葉。

道の真ん中で泣いていたディオスを迎えに行けたきっかけをくれた。

……お陰で真似されたあの時は、つい悪口行って逃げちゃったけど。ジャンヌは僕にとってあの言葉がどんなものなのか知らなかったんだし、勝手に僕が怒ってるだけだとわかっててもあの時はどうしても熱が入った。


「ディオス・ファーナム」


教師がディオスを呼ぶ。

僕の隣に座る双子の兄が、元気よく返事をした。若葉色の瞳がちょっと潤んだままだったけれど、晴れたその表情にほっとする。

同調した所為で、あの時の僕の感情も全部がディオスに知られた。別にそんなんじゃない。恋とか、第一王女相手に僕が思うわけないし。分不相応だってちゃんとわかってる。単にお慕いしていて、特別で、ちょっと憧れているだけ。


……城に行ったら、もっと近くで見れるかな。


ほわっ、とその途端急に熱が上がった。

まるで熱風の煽りを受けたみたいに身体が暖かく、暑くなって心臓がトクトク鳴った。胃にぽかりと穴が空いたみたいで苦しいし、絶対さっきのディオスの所為だ。

頰杖をついた手が熱い。まずい、僕もディオスと一緒で顔色がわかりやすいのに。

意識的に深呼吸を繰り返し、心臓に落ち着けと何度も何度も言い聞かすけど考えれば考えるほど余計に心臓の音が速くなるだけだった。

このままだとディオスに心臓の音が聞こえるかもと、反対の手で心臓を服越しに鷲掴む。ほんと無理。初恋が王女様だったなんて絶対死んでもディオスに認めたくない。

別に違うし、あれはそういうんじゃないし!ジャンヌに対してちょっとムキになるのもプライド様と似てるかもとか思うからとかじゃないし、ジャンヌとプライド様は別人なのにそんな重ねて好きになるとか馬鹿みたいなこと絶対無いし。


「……本物は、絶対もっと美人だし」


うっかり声に出そうなのを、口の中だけで呟いた。

顔もよくわからない。遠かったし声だって綺麗な声としか思い出せない。それでも凛とした佇まいと深紅の揺らめく髪は目に焼き付いて、あの言葉は一生ものだ。

セドリック様の使用人として城に通えば、いつかはお目にかかれることがあるかもしれない。そしたら一回だけで良いから今度はちゃんとその姿をしっかり目に焼き付けたい。


「では、授業を始めます」


教師が黒板に背中を向ける。

それを合図に僕とディオスは同時に背筋を伸ばして気持ちを切り変える。半年後も特待生を取る為いつだって授業は気が抜けない。帰った後もまた勉強して復習して、今を絶対に先へと繋げてみせる。



『一人でも多くの民が、この機関をきっかけに未来を切り開けますように』



その為の〝僕らの〟学校だ。


Ⅱ104.121.60.99.102.82.120


Ⅱ10

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