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ストリングトーンの虹へ向けて  作者: 夜霧ランプ
第九章~愛しいあなたへ~
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第九章 登場人物紹介

 ガルム・セリスティア:ハウンドエッジ基地の偵察兵、兼、兵器アンナイトの専属操縦士。肩書は大尉だが、指揮できる兵士は居ない。家を買って神殿から姉を引き取る計画を立てている。鉱物オタク。


 レーネ:ガルム達が調査に行った廃城の、塔から落っこちてきた女性。現代の言葉では通じない言語を喋ったり書いたりしていた。ガルムと触れ合ううちに、現代の言葉を学習し始める。


 ティナ:レーネとの対話者として、ハウンドエッジ基地に来た言語学者。数名のグループで「レーネ語」の解読を進めている。


 イノラ:廃城で最後までレーネに付き添っていた人物。


 ノックス・フレイム:偵察兵としてのガルムの同期であり、長年同じ部屋を使っているルームメイト。ガルムが言うに、偵察兵としての技能はガルムより優れているらしい。ノリがいい。


 サブターナ:「エデン」での「人類計画」を進めている女の子。魔神達の助力を得て、試験体「アベル」と試験体「カイン」を創り出す。


 ファラー:伝書塔の元・管理人。かつて「永劫の者達」が運んで来た毒素を固めて、人の姿を成した存在。サブターナ達が十三歳になってから、宇宙へ向けて追放される。


 エムツー:イヴァンと言う偽名を名乗ってギルドに登録し、「人間としてまともな生活」を得ようと労働に従事している。考え方が単純で滅多に深く悩まない。


 ペチュニア:イヴァンの婚約者。十三歳で、親の許可を得てイヴァンと結婚する。生まれつき身体が弱く、子宝を作れない。


 ジーク:人型の龍族。アンナイトの機能の一部である「疑似形態(シャドウ)」を使って、色んな所に現れる。本体は理愁洛(レヴァンタス)のメリュジーヌの屋敷に居る。


 アナン:サブターナとエムツーの教師だった魔神。鹿と人間を混ぜたような姿をしている。「エデン」のカリスマとなったサブターナのアドバイザーであるが、人間の前には姿を現さない。


 ユニソーム:かつて世界を操っていた、別の銀河系団から来たゲル状の生き物。宇宙に追放されて久しい。


 八目蜘蛛(ヤツメグモ):ユニソーム達が「古い人類とのバトル」のために作った複製魔獣。高い知能と社会性を持ち、主に兵士的な扱いで現在の「エデン」の管理の一部を任されている。


 カーラ・マーヴェル:大戦の最中、サブターナ達が唯一「エデン」への出入りを許した人物。現在では「エデン」の土地を守るための、障壁を作る仕事を請け負っている。サブターナの相談役でもある。


 アベル:サブターナとエムツーの髪の毛から取り出した遺伝子を組み合わせ、人造羊水の中で育った赤子。身体は急速に成長しているが……。


 カイン:サブターナの髪から取り出した「X遺伝子」を使って作られた胎児。爬虫類期までで成長を止め、後にエムツーの「X遺伝子」を転写して、生存を可能にした。


 アリシャ:最初に作られた「魔神の子」。黒い狐顔のチビ龍の形をしている。成長速度は人間の子供に近い。レコードに録音された声しか知らない、「マリン」に憧れを抱いている。


 アラダ:アリシャの教育係であり面倒看役。マリンに憧れを抱くアリシャを応援している。


 マリン・ナーサリー:ミュージカルの舞台で活躍しているアイドル。演劇の他、トーキーの背景音のための歌を歌ったり、ポスターのモデルに成ったりと、近年の活動も目覚ましい。


 アン・セリスティア:ガルムの姉。アプロネア神殿で生体検査を受ける毎日を過ごしていたが、ガルムが家を買おうと思って居ると話をしてから、外の世界で生活をする事を考え始める。


 アヤメ・コペル:ハウンドエッジ基地の、狙撃隊に所属する兵士。軍の貸し出し厨房で、ガルムの作った菓子や料理を味見する仲。アンとも仲が良い。


 マダム・オズワルド:ハウンドエッジ基地の貸し出し厨房の番人。男性であるが、身振りや言葉使いから「マダム」と呼ばれている。自分では作らないが、料理に関して並々ならぬ情熱を持つ。


 フレディ:レーネが「より現代の言葉を深く知るため」にホームステイに行った先の、家族の一人息子。レーネに熱心に現代の言葉を教えている。


 アイラ:レーネの猫。


 ジル・ヘルダー:レーネ事件に関して術的な方面からの調査や、情報のまとめ役をしている術師。


 ソム・ホーンティング:しばらくハウンドエッジ基地で預かっていた、アイラを気に入っていた兵士。なんとなく暗い。


 ソアラ:アプロネア神殿の巫女。アンの身の回りの世話をしていた。


 ノリス・エマーソン:ハウンドエッジ基地の衛生兵。治癒の力を持つ。かつて間者として蜂蜘蛛の住処に住むようになった。現在では研究として蜂蜘蛛の生体を調べている。


 ラム・ランスロット:ファルコン清掃局の局員。霊体で存在する。紙で作った仮宿に宿ると、褐色の肌をした青年の姿になる。新しく出来たアンの「意識の町」を管理している。


 メリュジーヌ:龍族。変化(へんげ)すると、全長百メートルほどの白いドラゴンになる。休暇の期間は人間の姿を取り、理愁洛(レヴァンタス)の海沿いの町の屋敷で過ごす。


 シャニィ・ルーン:メリュジーヌの屋敷で働いているメイド。


 エヴァンジェリーナ:意識の町の新町長。人間の姿をしているが、自分を「人間の概念の中の存在」と呼ぶ。とても美人。


 ユリアン・ラヴェル:強い霊力と神気を持ち、アンナイトの子機(セカンドシステム)を扱う。アンナイト関係では、初めてのガルムの後輩。愛称は「ユーリ」。


 アンナイト:ガルムが操縦する兵器。ガルムの体から魔力的エネルギーを搾り取り、特定の個所に神気を纏った霊体のようなもの――神気体――を創り出す。神気体による災害地や紛争地への、派遣を試みられている。

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