第七章登場人物紹介
アン・セリスティア:元・朱緋眼保有者。弟であるガルムに魔力を譲り渡してから、霊体として四年間を過ごす。霊体が存在しない彼女の肉体のほうは、時々死にかけていたようだ。
ガルム・セリスティア:姉から譲り受けた高出力の魔力と神気を操れる青年。姉が昏睡状態になってから常に物憂い表情を浮かべていたが、アンが戻って来てからは明るさを取り戻す。
サクヤ・センド:東の大陸を覆った術の贄であり、自分を含む合計三人の「主」達に神気の覚醒を起こさせた。戦いの後、ヤイロ・センドの研究を引き継ぐ。
アンバー:サクヤの双子の姉として存在する守護幻覚。術式が終わるまで、氷の神気を纏い、大陸の北側で「異界への入り口」を塞ぐ仕事をしていた。魔力や神気の操り方が上手い。
カーラ・マーヴェル:明識洛にある「異界への入り口」を塞ぐ係をしていた「主」。黙って色々考えこむタイプ。理屈を考えないと魔力や神気が操れない。
キーナ:カーラの守護幻覚。青白いプラズマ体の鎧を纏った姿をしている。干ばつを起こしていた乾燥原で雨を降らせて、永劫の者達に発見される。
マナム・ロータス:願祷洛を守る役を任された「主」。魔力波を送り込む扇を使っての空中戦を得意とする。悲しい事、不満な事、楽しい事、何に対しても素直。
マコト・ロータス:マナムの守護幻覚。倭仁洛の「異界の入り口」を閉じる役を任された。ヤイロから受け取った太刀を使って、邪気に対する削除エネルギーを放てる。
ヤイロ・センド:サクヤとアンバーの養父。「第二期衝突期」を作り出した人物。東の大陸で起こっている事の大部分を把握している。
ジーク:人型の龍族。テラ全体を見回せる情報網を持っている。本人は術と機器を組んだ部屋からほとんど出る事が出来ず、常に龍族や眷属達の様子を観察し、助言をする。
ハンナ・マーヴェル:カーラを引き取った女性。カーラとキーナへのサポートを任されていたが、魔力組成を知られていた事で術に不具合を起こす。
イズモ・ロータス:マナムとマコトを引き取った男性。魔獣の数の多さに術が阻害され、マナム達へのサポートが追い付かなかった。
サブターナ:いずれ魔神も住めるエデンを作った時に、人類の祖となるために育てられている少女。朱緋眼保有者。
アナン:サブターナの教師。鹿と人間を混ぜたような姿をしており、裾に向けて広がるドレスを着ている。
ユニソーム:ゲル状の生き物。戦闘狂。光の粒子を体に取り込むと、人間で言うなら酔っ払ったような状態になる。「城」の中に作った空間で、東の大陸の各地で起こっている戦いに干渉していた。
カウサール:ゲル状の生き物。学者肌。戦いより「古い人類」から生まれた「人類の祖」が、正常に「新しい世界を作れるか」に興味を持っていた。
バニアリーモ:ゲル状の生き物。観察者。体中から無数の目を生やしている。第二期衝突期の間、地上を観察し続け、自分達が有利に駒を進められる要素を探していた。
ノリス:主に蜂蜘蛛の住処での間者としての仕事をしていた。オリンポスユニバーシティに魔曲「夢見が淵」の構造の変更と、その魔力的作用の逆転を確実にすると言う実験を依頼していた。
タイガ:ハウンドエッジ基地の兵士。通信兵であるが、同時に補助術師であり、回復や増幅の術が使える。
フィン・マーヴェル:ファルコン清掃局の局員。アーヴィング領の鉱山を襲った異変を、アン達と一緒に終息させた経験がある。
カオン・ギブソン:愛称「霊媒」。まだ高濃度の邪気を放っていた世代の蜂蜘蛛の女王に魅入られ、従僕として働いていた女性。元ハウンドエッジ基地の兵士。
アンナイト:ガルムが操縦する、交信人格を持った兵器。聞き取りやすい音声を発するために女性の声をしている。初期の頃より場に適応した言葉を使い、滑らかにしゃべるようになった。
ノックス:ハウンドエッジ基地の兵士。ガルムのルームメイト。偵察兵。
エニーズ・タイプスリー:ユニソームが作った、岩石質の肌を持った巨大な赤子の姿の魔獣。霊体に対して食欲を抱く。そして、霊体を食べないと恐ろしい事が起こると言う妄念を抱いている。
アーニーズ:エニーズをサポートするために作られた女性の姿の魔獣。アンとそっくりな容姿と魔力を持つ。




