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ストリングトーンの虹へ向けて  作者: 夜霧ランプ
第六章~哲学者のうたた寝~
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第六章 登場人物紹介

 カーラ:女性。十五歳~十六歳。褐色の肌と黒い髪、青い目を持つ。七歳の頃から色んな親戚の間を行き来して暮らしてきた。願祷洛(ウィディシュ)出身。十二歳の頃にハンナ・マーヴェルに引き取られる。一人で色々考えこむタイプ。


 ネィア:女性。カーラの妹。


 ハンナ・マーヴェル:女性。二十代~三十代。オレンジを含む金髪と青い目を持つ。祖母の残した「館」で暮らしている。カーラを引き取り、大陸から西の島国明識洛(クオリムファルン)へ連れてくる。カーラに魔力文化圏の事を教えた人。


 ジェームス・マーヴェル:男性。ハンナの弟。カーラより五歳年上。生まれて間もなく「猫化症(びょうかしょう)」と言う邪気侵食による病にかかっていた。


 ジーク:男性。人型の龍族。メリュジーヌの側近。体中に歪な形状の機械を装着している。両手の人差し指と親指、それから顎だけは機械から皮膚が露出している。茶髪を部分的に緑に染めているが、どうやって染めているかは本人しか知らない。


 アン・セリスティア:女性。昏睡状態の本体(肉体)を放っておいて、霊体になってからも情報を集める事に専念していた働き者。龍族と守護幻覚達の協力を得て、大陸規模の術を組もうとしている。キャットフードの美味しさに目覚めてしまった。


 メリュジーヌ:女性。人間の姿と龍の姿を変化(へんげ)できる龍族。主に北の海で、海賊や魔獣を相手に戦っている。「楽しい一晩」と引き換えに、龍族やその眷属達を集めて協力するくらい、アンに熱烈な思い入れを抱いている。


 ミュウミュウ:雌。ジークが適当に選んでアンの霊体を押し込めた猫。毛並みの手足は靴下を履いたように白く、残りの部分は黒。呼ばれ方は「ミュウミュウ」だが、どちらかと言うと「なーん」と鳴く。


 ホッド:男性。アンが肉体に居た時に存在した「意識の町」の映画館に、上映フィルムを持って来ていた役員。配給会社オータムシティフィルムが何処にあるか知っている。営業スマイルとハキハキした営業口調だが、列記とした幽霊。


 ヤイロ・センド:女性。七十代。社会的には男性として地位を築いている。声から女性であることを察されないために、人前では滅多に喋らない。サクヤとササヤの養父。東の島国、倭仁洛(ヤハトルーア)に住む。


 サクヤ・センド:女性。十三歳。ヤイロに見いだされて養女として引き取られた女の子。守護幻覚・ササヤとは双子として育って来た。倭仁洛(ヤハトルーア)で、養父の研究を手伝いながら共に暮らしている。


 キーナ:女性。カーラとうり二つの少女。動作や表情の動かし方が大きく、あんまり考えこまないでよく喋る。


 マナム:男性。六歳児。肩につく振り分け髪。黒い髪と瞳を持ち、薄いオレンジ色の肌をしている。四歳から神社の稚児として神仕えしていた。「よりまし」として使えなくなる七歳前の年、新しい仕事を任されかける。


 マコト:女性。六歳児。顎のラインでサイドと後ろの髪を切られている。それ以外はマナムとそっくり。四歳の頃のマナムを見つけて、姉になる事を申し出る。マナムの身の危険を察して、旅に出ることを決意する。


 イズモ:男性。黒い髪と灰色の瞳、褐色の肌を持つ。マナムとマコトに、外の国に行く旅をしないかと持ち掛けた術師。神主の服装をしていたが、正確には大陸で道士(仙人)の修業を積んだ人物。俗界を捨ててないのに術が使える。


 ガルム・セリスティア:男性。ハウンドエッジ基地に所属する兵士。アンの実弟。偵察隊としての任務に就くため、日頃から体を鍛えている。中身の入っていないアルミ缶が丸まるくらいまで握力で握りつぶせる。シスコン。


 ノックス:ガルムのルームメイトであり同僚。偵察兵として任に着いた回数はガルムより多い。病院で昏睡状態になっているアンを見て、「イイ女」と判断してから、ガルムを巻き込み「アンねーちゃんオハヨウゴザイマスの会」を勝手に発足する。


 アンバー:女性。茶色の瞳と黒い髪を持つ。とある人の守護幻覚。幼い霊体に戻っていた頃のアンとやり取りをしていた。


 アンナイト:ガルムが操縦する兵器。空間にエネルギーを照射する事で、照射箇所に神気体(神気で出来た霊体の様なもの)を発生させられる。その神気体は、霊的、魔力的、物質的作用を起こせる。操縦者の生命力と魔力を大量に消費するため、宇宙空間への照射は出来ない。やろうと思えばできるが、その後の数日間、ガルムが意識不明で寝込むことになる。


 大地の赤子:星の核を食らって、テラそのものに成り代わろうとしている巨大な赤子。体内に残っている魔力量によって大きさが変わる。瞼は閉じられたまま凹んでいて、眼球が存在しない。


 エニーズ:魔神達が、対・大地の赤子のために作った、歯の生えた赤子の姿の魔獣。岩石質の肌を持つ。大地の赤子と比べると蟻のように小さいが、数の力としつこい食欲で、大地の赤子を怯えさせる。


 アーニーズ:魔神達が、対・大地の赤子のために作った、アン・セリスティアをモデルにした魔獣。アンの魔力的レプリカ。エニーズの活動を補佐し、エニーズ達を保護するために居る。命令によってエニーズが消滅する事に葛藤を持って居る。

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